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大木 繁夫; Massimo Ma*; Peter Smit*; Robert Jac*; Roland Sou*
Proceedings of European Nuclear Conference (ENC'98), Vol.2, 0 Pages, 1998/00
高速炉はプルトニウム(以下Pu)を用いることによる最大エネルギー生産の鍵となるとともに、保管物質の潜在的な毒性の削減による環境に対する負荷軽減の性能を有している。CAPRA酸化物燃料レファレンス炉心は上記目的を達成するために設計され、開発の第一段階として大量のPuの消費が目標としてあげられている。これよりPu燃焼を効率よく行うための高いPu富化度(35%)が本炉心の重要な特徴となっている。本論文ではCEAカダラッシュの臨界集合体MASURCAを用いて行われたPu燃焼炉のための臨界実験(CIRANO実験計画)の中で、Pu富化度を段階的に増加させた一連の実験に関する解析結果について述べる。本実験解析によって、新しい高速炉設計のための核データ及び解析コードの妥当性の確認が行われるとともに、CAPRA酸化物燃料レファレンス炉心における許容マージンに関する情報が与えられた。