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小嶋 拓治; 森下 憲雄; 伊藤 久義; S.Biramontri*
Applied Radiation and Isotopes, 47(4), p.457 - 459, 1996/00
被引用回数:4 パーセンタイル:39.42(Chemistry, Inorganic & Nuclear)冷凍食品照射における工程管理や超電導磁石使用の大型加速器施設で用いられている材料・機器部品等の劣化診断を目的とした線量測定、またレファレンス線量計としての信頼性確保のため、アラニン線量計の多様な条件下における特性を明らかにすることが望まれている。そこで、アラニン-ポリスチレン線量計のガンマ線応答について、線量5kGy照射温度-196~+30C、及び線量範囲0.1~10kGy、ESR測定温度0~+50Cの条件下の特性を調べた。照射温度依存性については、すでに報告した温度係数+0.24%/C(0~+70C)が-15Cまで適用できることが確認されたが、-78C及び-196Cではこの係数を用いた補正値より実際の応答は約8%低い値となった。また、ESR信号強度は測定温度にボルツマン定数に基づく絶対温度の逆数の関数で依存し、線量に依らず0~+50Cの測定温度範囲で平均-0.25%/Cの係数をもつことがわかった。
S.Biramontri*; 羽田 徳之; 橘 宏行; 小嶋 拓治
Radiation Physics and Chemistry, 48(1), p.105 - 109, 1996/00
被引用回数:16 パーセンタイル:77.77(Chemistry, Physical)生鮮及び冷凍食品の放射線加工処理における線量測定を目的として、透明及び着色ポリメチルメタクリレート(PMMA)線量計の線応答に及ぼす照射温度の影響を、線量2及び25kGy、温度範囲-196C~+45Cについて調べた。線量25kGyでは、Radix RN15は-15C以下及び以上の温度で、それぞれ+0.15%/C及び+0.25%/Cの係数をもつ直線的依存性を示した。またこの線量で、Red4043は-196C及び-78Cでやや高い応答を示したが、Amber3042とともにこの温度範囲でRadixより小さい依存性を示した。線量2kGyでは、Amber3042の応答は-78C以上で温度に正比例して増加しその係数は約+0.5%/Cであった。gammachrome YRの応答は、-78Cにおいて20Cと比べ約30%高く、またこれ以上の温度では温度が高くなるにしたがい、-0.3%/Cの係数をもって直線的に減少した。