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論文

Collective excitations of $$Lambda$$ hypernuclei

萩野 浩一*; Yao, J. M.*; 湊 太志; Li, Z. P.*; Thi Win, M.*

Nuclear Physics A, 914, p.151 - 159, 2013/09

 被引用回数:9 パーセンタイル:54.52(Physics, Nuclear)

自己無撞着平均場理論を用いたハイパー核の低エネルギー集団励起状態について研究を行った。まず最初に、sd殻領域におけるハイパー核の変形度を、相対論的平均場理論を用いて調べ、$$Lambda$$粒子を$$^{28}$$Siに導入することで、そのオブレート変形が消えることがわかった。さらに、Skyrme-Hartree-Fock法で得られた変形変数による3次元ポテンシャル面を使って、$$^{25}$$Mgの回転励起状態を調べた。その結果、$$^{25}$$Mgの変形度は$$Lambda$$粒子の存在によってわずかに小さくなり、基底回転励起バンドにおける電磁遷移確率$$B(E2)$$値が減少することを予測した。また、乱雑位相近似法をハイパー核に拡張し、その手法を用いて、コア核と$$Lambda$$粒子が逆位相で振動する新しい双極子モードが、ハイパー核に現れる可能性があることを示した。

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