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Toshinsky, V.
JNC TN9400 2004-004, 49 Pages, 2004/03
この研究の目的は、負の温度反応度フィードバックを高めた長寿命小型鉛ビスマス冷却炉心の概念を構築することである。制御棒を用いず、流量変更による負荷追従が達成されるようなフィードバック特性を実現する。
Toshinsky, V.; 林 秀行
Proceedings of International Conference on the New Frontiers of Nuclear Technology; Reactor Physics, Safety and High-Performance Computing (PHYSOR 2002) (CD-ROM), 10 Pages, 2002/00
長寿命小型鉛ビスマス冷却炉心について、LOF時の受動的安全性のみならず、流量変更のみによる負荷追従運転を可能とする炉心概念の構築についての初年度の検討結果を報告する。報告では、東工大・関本等が進めているLSPR炉心を対象として、その炉心反応度特性をレビューすると共に、流量減少時のフィードバック反応度因子毎の被覆管最高温度に対する感度解析の結果を明らかにし、負荷追従のためには、更に大きなフィードバック因子が必要であること、また、発熱体付き反射体が有効であることを示した。
Toshinsky, V.; 林 秀行
IYNC2002, 158 Pages, 2001/00
流量喪失スクラム失敗事象(ULOF)は受動的安全性の強化を考える上で最も重要な事象である。本論文では、長寿命小型ビスマス冷却炉心について、ULOF時の負のフィ-ドバック反応度を強化するために、鉛ビスマス反射体の下部に発熱源として短尺燃料ピンを設置する概念を取り上げ、当該反射体によるフィ-ドバック反応度効果と短尺燃料ピンへのPuインベントリ-の観点からの最適化結果について述べる。