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V.M.Maslov*; Y.V.Porodzinskij*; 長谷川 明; 柴田 恵一
JAERI-Research 98-040, 64 Pages, 1998/08
Uの中性子核データの評価を共鳴領域より上のエネルギー範囲で行った。評価には、Hauser-Feshbach-Moldauer理論、チャンネル結合模型及び二山核分裂障壁模型等による理論計算が用いられた。非弾性散乱の直接過程成分の計算には、soft-rotator及びrigid-rotator模型が用いられている。全断面積、弾性・非弾性散乱断面積、中性子捕獲断面積、(n,2n),(n,3n),(n,4n)反応断面積、核分裂断面積及び放出中性子スペクトルの評価値が得られた。
V.M.Maslov*; Y.V.Porodzinskij*
JAERI-Research 98-038, 42 Pages, 1998/08
アクチニド核種の中性子共鳴間隔の実験データを解析することにより、トリウムからカリフォルニウムまでの26核種の準位密度パラメータを求めた。求められたパラメータは元素毎に系統性を示しており、評価のための理論計算には有益である。
V.M.Maslov*; 菊池 康之
JAERI-Research 96-030, 68 Pages, 1996/06
アクチニド核の10keV~20MeVの中性子核反応の計算に統計模型を用いた。主要アクチニドの利用可能な実験値は、マイナーアクチニド核種の矛盾ない評価の理論的ツールの開発に活用した。(n,nf)反応閾値以下での評価手法はHauser-Feshbach理論、準位密度の現象論的模型、ガンマ線放出の巨大共鳴模型、結合チャネル光学模型に基づいた。平衡状態及び核分裂の鞍部点における準位密度に対して、対効果、集団運動効果、殻効果を考慮した。準位密度の集団運動効果を入れることは、内側鞍部点の変形の非対称性に基づく核分裂障壁パラメータの値に大きな影響を与える。(n,nf)反応閾値以上の核分裂断面積を矛盾なくフィットするには殻効果を減じなければならないことが判明した。捕獲断面積は(n,n')、(n,f)反応を考慮して計算された。
V.M.Maslov*; 菊池 康之
Nuclear Science and Engineering, 124(3), p.492 - 497, 1996/00
被引用回数:7 パーセンタイル:54.43(Nuclear Science & Technology)Uの核分裂断面積を、3keV~7.4MeVにわたり、統計模型で計算した。1MeV以下の断面積で閾値がないUの特徴は、核分裂の二山障壁模型で説明できた。Uの場合には、殻模型の補正により内側障壁が外側障壁により1MeV位低くなるからである。