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Kolbasov, B. N.*; El-Guebaly, L.*; Khripunov, V. I.*; 染谷 洋二; 飛田 健次; Zucchetti, M.*
Fusion Engineering and Design, 89(9-10), p.2013 - 2017, 2014/10
被引用回数:9 パーセンタイル:54.79(Nuclear Science & Technology)環境安全性経済性執行委員会(IEA: International Energy Agency)の枠組みの中で核融合廃棄物を材料サイクルの観点で検討を進めている。本研究では、放射化した機器に対してクリアランスを妨げる核種を特定し、不純物制御の影響を評価した。論文では、特に重要核種であるC-14について、IAEAのクリアランスレベルに関する考察とC-14を生成する不純物である窒素濃度について検討した結果を報告する。
Zucchetti, M.*; El-Guebaly, L. A.*; Forrest, R. A.*; Marshall, T. D.*; Taylor, N. P.*; 飛田 健次
Journal of Nuclear Materials, 367-370(2), p.1355 - 1360, 2007/08
被引用回数:20 パーセンタイル:77.15(Materials Science, Multidisciplinary)核融合炉から発生する放射性物質のリサイクル及びクリアランスに関する日米欧の研究成果を整理し、今後の研究の方向性や見通しを提示した。クリアランスに関しては、IAEA文書や各国のクリアランス法案には包括されないが、クリアランスの判定上重要と考えられる核融合特有の放射性核種があり、これらクリアランス決定核種の抽出を行った。クリアランスに分類できない放射性物質については管理下でのリサイクルが可能である。各極の評価から、クリアランス及びリサイクルの導入により、核融合からの廃棄物のうち4分の3は何らかの形で資源として利用できるという結論を得た。核融合特有の問題として廃棄物中にトリチウムが含まれるという問題があり、これは廃棄物の輸送という観点で大きな制約となりうる。この問題に対処するため、廃棄物中トリチウム濃度管理の重要性を指摘した。
El-Guebaly, L. A.*; Forrest, R. A.*; Marshall, T. D.*; Taylor, N. P.*; 飛田 健次; Zucchetti, M.*
UWFDM-1285, 17 Pages, 2005/11
核融合炉の環境適合性向上は、運転中及び廃炉後に発生する放射性廃棄物に十分配慮した設計によってのみ実現されるものである。このような放射性廃棄物の発生を最小化又は低減化するためには、貯蔵管理の後(最長100年)、クリアランス廃棄物としてスクラップ市場に放出すること、及び、このような処理ができない放射性廃棄物については原子力関連施設においてリサイクルすることが必要になる。放射線リスクのほとんどない物質をクリアランス処分するため、米国核規制委員会,欧州委員会,日本の原子力安全委員会及びIAEAではクリアランスレベルの設定や改訂を行っているところである。本稿では、各国の核融合炉設計研究で明らかになってきた、従来のクリアランスレベル評価において欠落している核融合特有の核種やそれらのクリアランスレベルをまとめた。また、放射性物質を原子力関連施設においてリサイクルするための条件,トリチウム含有廃棄物の処理の考え方等に関する最近の研究をレビューした。