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亀山 高範*; 上形 知道*; 岡 芳明*; 近藤 駿介*; 都甲 泰正*
日本原子力学会誌, 30(1), 43 Pages,
高速実験炉「常陽」を対象としたパーソナルコンピュータを用いた原子炉異常診断用エキスパートシステムを開発した。このシステムは、言語としてprolog-KABAを用い定常状態からスクラムや制御棒一斉挿入につながる可能性がある事象を警報発信後診断するものである。知識ベースは、サブ知識ベースとメタ知識ベースより成っており、推論によって異常原因を同定する。プロダクシヨンルール中に事象の特徴を示す複合項目を設けて、prolog自身のパターンマッチングとバッグトラックを効率的に利用している。作成した知識ベース全体の総ルール数は約400である。本システムは実験炉「常陽」の訓練シミュレータを用いた実験により、異常診断が正しく行えることが示された。