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報告書

「ふげん」から採取した金属配管試料の放射能分析,5

原賀 智子; 飛田 実*; 高橋 重実*; 関 晃太郎*; 出雲 沙理; 下村 祐介; 石森 健一郎; 亀尾 裕

JAEA-Data/Code 2016-017, 53 Pages, 2017/02

JAEA-Data-Code-2016-017.pdf:3.17MB

日本原子力研究開発機構原子炉廃止措置研究開発センターでは、新型転換炉原型炉「ふげん」の廃止措置が進められており、解体撤去物等のクリアランス申請や廃棄確認のためのスケーリングファクタ法の確立に向けて、解体撤去物等から採取した試料の放射能データの収集を進めている。一方、原子力科学研究部門バックエンド技術部放射性廃棄物管理技術課では、バックエンド推進部門廃棄物確認技術開発グループ(現 放射性廃棄物管理技術課)が開発した廃棄物放射能データの収集を効率よく行うための簡易・迅速分析法の実証試験を進めている。本報告では、実放射性廃棄物試料として、「ふげん」の重水系統及び炭酸ガス系統の金属配管から採取した試料を用い、これまでに報告した試料と核種組成の異なる金属配管試料に対して、開発した簡易・迅速分析法を適用できることを示すとともに、「ふげん」の金属配管試料に対する放射能データを整備した。

論文

Macroscopic Separation of Dense Fluid Phase and Liquid Phase of Phosphorus

片山 芳則; 稲村 泰弘*; 水谷 剛*; 山片 正明*; 内海 渉; 下村 理*

Science, 306(5697), p.848 - 851, 2004/10

 被引用回数:148 パーセンタイル:96.71(Multidisciplinary Sciences)

約1GPa, 1000$$^{circ}$$Cで起きるリンの二つの液体構造の間の構造変化がX線ラジオグラフィーによるその場観察によって調べられた。低圧液体が圧縮されると、暗く丸い物体がラジオグラフの中に現れた。X線回折測定によって、これらの物体は高圧液体であることが確認された。液滴は大きくなり、最後には試料空間を埋め尽くした。減圧により逆の過程が起こった。マクロスコピックな相分離はこれが一次の液体-液体相転移であることを支持する。X線吸収測定によって、転移に伴う密度の変化が高圧液体の密度の約40%であることが明らかになった。

論文

Kinetics of the graphite-diamond transformation in aqueous fluid determined by in-situ X-ray diffractions at high pressures and temperatures

岡田 卓; 内海 渉; 金子 洋*; Turkevich, V.*; 浜谷 望; 下村 理*

Physics and Chemistry of Minerals, 31(4), p.261 - 268, 2004/05

 被引用回数:12 パーセンタイル:41.33(Materials Science, Multidisciplinary)

MgOを含む水を触媒とした黒鉛からダイヤモンドへの変換過を6.6-8.9GPa, 1400-1850$$^{circ}$$Cの高温高圧条件下で、放射光を用いた時間分割X線回折の手法によりその場観察した。ダイヤモンドへの変換率の時間依存性が種々の条件下で決定され、それらがJMAK式により解析された。

論文

${it In situ}$ X-ray diffraction of graphite-diamond transformation using various catalysts under high pressures and high temperatures

内海 渉; 岡田 卓; 谷口 尚*; 舟越 賢一*; 亀卦川 卓美*; 浜谷 望; 下村 理

Journal of Physics; Condensed Matter, 16(14), p.S1017 - S1026, 2004/04

 被引用回数:14 パーセンタイル:54(Physics, Condensed Matter)

MgOの溶けた水流体相を触媒とした黒鉛-ダイヤモンド変換を6.6-8.8GPa, 1400-1835$$^{circ}$$Cの高温高圧下で、時分割X線その場観察の手法により研究した。実験は、SPring-8BL14B1ビームラインに設置されている180トンキュービックアンビルプレスを用いて行われた。得られたカイネティクスデータをアブラミ方程式で解析することにより、ダイヤモンドの核発生,結晶成長プロセスが温度圧力条件によって、大きく異なっていることが明らかになった。

論文

Congruent melting of gallium nitride at 6 GPa and its application to single-crystal growth

内海 渉; 齋藤 寛之; 金子 洋*; 綿貫 徹; 青木 勝敏; 下村 理

Nature Materials, 2(11), p.735 - 738, 2003/11

 被引用回数:146 パーセンタイル:96.51(Chemistry, Physical)

現在、GaN系デバイスはサファイアなどの異種結晶基板上に成膜されているために、多くの転位が発生しその性能向上を阻害している。ホモエピタキシャル成長を可能とするGaN基板が切望されているが、その要請を満たす単結晶GaNを得ることは非常に難しい。高温でGaNがGaとN$$_{2}$$に分解してしまうため、融液の徐冷による標準的な単結晶育成法が利用できないためである。われわれは、放射光を用いた高温高圧下その場観察実験によって、GaNがある6万気圧以上の高圧下では分解することなく、一致溶融(congruent melting)し、その融液は温度を下げることによって可逆的にGaN結晶に戻ることを明らかにした。この事実は、高圧下でGaN組成の融液を徐冷することによって単結晶GaNを得ることができることを意味する。実際に、この手法により透明なGaN単結晶が得られ、ラマン散乱や単結晶X線振動写真などのキャラクタリゼーションの結果、非常に結晶性の良い試料であることが示唆された。

論文

${it In situ}$ X-ray observations of the diamond formation process in the C-H$$_{2}$$O-MgO system

岡田 卓; 内海 渉; 下村 理

Journal of Physics; Condensed Matter, 14(44), p.11331 - 11335, 2002/11

 被引用回数:4 パーセンタイル:20.6(Physics, Condensed Matter)

地球内部起源天然ダイヤモンドの生成メカニズムを解明するために、本研究ではMg(OH)$$_{2}$$ブルーサイトとグラファイトの混合粉末を出発物質とし、H$$_{2}$$Oフルイド中でのダイヤモンド生成過程をX線その場観察した。圧力増加とともにフルイド中のMgO成分溶解量が増大することを示唆する結果が得られた。しかし炭素溶解量は劇的には上昇しておらず、ダイヤモンド生成にはフルイド生成後さらに温度上昇、あるいは高温保持時間が必要であった。これは放射光を用いた、黒鉛-ダイヤモンド変換の初のカイネティクス実験である。

論文

In situ X-ray observations of the decomposition of brucite and the graphite-diamond conversion in aqueous fluid at high pressure and temperature

岡田 卓; 内海 渉; 金子 洋*; 山片 正明*; 下村 理

Physics and Chemistry of Minerals, 29(7), p.439 - 445, 2002/08

 被引用回数:18 パーセンタイル:53.64(Materials Science, Multidisciplinary)

本研究では、マントル流体相候補物質を触媒として用いたダイヤモンド生成過程の高温高圧その場直接観察実験技術をはじめて確立した。ブルーサイト(Mg(OH)$$_{2}$$)と黒鉛を出発物質として、その場放射光X線回折実験を行った。3.6GPa・1050$$^{circ}C$$においてブルーサイトはペリクレース(MgO)とH$$_{2}$$Oに分解したが、6.2GPa・1150$$^{circ}C$$においてはブルーサイト分解後にペリクレースは生成されなかった。これはH$$_{2}$$O中のMgO成分溶解量が圧力増加とともに増大していることを示す。H$$_{2}$$O流体相中での黒鉛-ダイヤモンド変換は、7.7GPa・1835$$^{circ}C$$において観察された。さらに、この変換過程のX線回折プロファイル時間依存データが得られた。

論文

High-pressure X-ray diffraction of icosahedral Zr-Al-Ni-Cu-Ag quasicrystals

Jiang, J.*; Saksl, K.*; Rasmussen, H.*; 綿貫 徹; 石松 直樹; 下村 理

Applied Physics Letters, 79(8), p.1112 - 1114, 2001/08

 被引用回数:15 パーセンタイル:55.02(Physics, Applied)

メタリックガラス物質であるZr$$_{65}$$Al$$_{7.5}$$Ni$$_{10}$$Cu$$_{7.5}$$Ag$$_{10}$$の過冷却領域で形成される準結晶Zr-Al-Ni-Cu-Ag合金正二十面体相の高圧下における構造安定性を調べるために、放射光を用いた角度分散型高圧下粉末X線回折実験を行った。その結果、正二十面体型の構造は最高圧力(28GPa)に至るまで保たれ、また、脱圧後も元の状態に戻ることが明らかとなった。常圧における体積弾性率及びその微分係数はそれぞれ99.10$$pm$$1.26GPa及び4.25$$pm$$0.16であることが明らかとなった。異なる反射面の圧縮の様子が互いに一致すること及びそれらの反射ピークの半値幅の圧力依存性が見られなかったことから、この準結晶物質は高圧をかけることによって非等法的化あるいは欠陥の増大が引き起こされないことが明らかとなった。

論文

${it In situ}$ X-ray observation of cubic BC$$_{2}$$N formation under high pressures and temperatures

内海 渉; 岡田 卓; 舟越 賢一*; 下村 理

Proceeding of the 8th NIRIM International Symposium on Advanced Materials (ISAM 2001), p.39 - 40, 2001/03

新しい超硬質材料として、立方晶BC$$_{2}$$Nが注目されている。本研究では、黒鉛型BC$$_{2}$$Nから立方晶BC$$_{2}$$Nへの高温高圧下への変換過程を放射光を用いて、X線その場観察し、ほぼ単相の立方晶BC$$_{2}$$Nを常圧下に回収することに成功した。固さの指標である体積弾性率の測定の結果、350GPaという非常に高い値を示すことが明らかになった。

論文

Construction of laser-heated diamond anvil cell system for ${it in situ}$ X-ray diffraction study at SPring-8

綿貫 徹; 下村 理; 八木 健彦*; 近藤 忠*; 一色 麻衣子*

Review of Scientific Instruments, 72(2), p.1289 - 1292, 2001/02

 被引用回数:82 パーセンタイル:93.94(Instruments & Instrumentation)

SPring-8の共用ビームラインBL10XUにおいて、ダイヤモンドアンビルセルレーザー加熱システムの立ち上げを行い、高温高圧下における物質の構造を角度分解型放射光X線回折法によりその場観察することを可能とした。また、独自に開発した温度測定法により、試料各点の温度の同時測定が可能となった。また、このシステムを用いて、オリビンの温度2000K及び圧力20GPa付近の高温高圧下における相転移を再現することに成功した。同時にこのような高温高圧下においても短時間で統計精度及び分解能の高いデータの取得が可能であることを示した。

論文

Laser heated diamond anvil apparatus at the Photon Factory and SPring-8; Problems and improvements

八木 健彦*; 近藤 忠*; 綿貫 徹; 下村 理; 亀卦川 卓美*

Review of Scientific Instruments, 72(2), p.1293 - 1297, 2001/02

 被引用回数:28 パーセンタイル:78.2(Instruments & Instrumentation)

高温高圧下その場観察型X線回折計システムの立上げをPhoton FacotryとSPring-8の2つの放射光ビームラインにおいて行った。加熱方式は何れもダイアモンドアンビルセル内の試料に直接レーザーを照射して加熱する方式であり、レーザーにはYAGレーザー或いはCO$$_{2}$$レーザーを用いた。また、両システムとも、検出器にイメージングプレートを用いた角度分散型粉末回折実験用に構築している。本システムを用いて、種々のレーザー加熱実験をしたところ、以下のことが確認できた。タイプIIのダイアモンドアンビルを用いると、アンビルに変形が生じること。CO$$_{2}$$レーザーを用いた場合はYAGレーザーを用いた場合に比べて加熱を安定かつ一様に行うことができること。しかし、YAGレーザーを用いた場合の方がより高温高圧条件を達成できること、などである。

論文

X-ray diffraction study on structural change in liquid selenium under high pressure

片山 芳則; 水谷 剛; 内海 渉; 下村 理; 辻 和彦*

Physica Status Solidi (B), 223(2), p.401 - 404, 2001/01

 被引用回数:18 パーセンタイル:66.81(Physics, Condensed Matter)

液体セレンは常圧では鎖状分子からなる半導体である。以前の高圧下でのX線回折実験によって、8.4GPaでの液体セレンの構造は常圧での液体テルルの構造に似ていることがわかった。液体テルルは金属であることから、この結果は液体セレンが高圧下で金属になることを示唆している。事実、液体セレンの電気伝導度が高圧下で急激に下がることが最近報告された。この半導体金属転移と構造変化の関係を調べるために、転移の境界線付近でのX線回折実験をSPring-8の原研材料科学ビームラインを用いて行った。その結果、液体セレンの2.2GPaでの構造因子は常圧のものと似ているが、3.5GPa以上では第1ピークと第2ピークの強度比が逆転していくことがわかった。この強度比の逆転は約4GPaで温度を上げたときにも観察された。これらの結果は、半導体金属転移が構造の変化を伴うことを示している。

論文

Second-order phase transition of FeS under high pressure and temperature

草場 啓治*; 内海 渉; 山片 正明*; 下村 理; 庄野 安彦*

Journal of Physics and Chemistry of Solids, 61(9), p.1483 - 1487, 2000/09

 被引用回数:7 パーセンタイル:41.12(Chemistry, Multidisciplinary)

硫化鉄における2次構造相転移を4.6GPa付近で観測した。NiAs構造が500$$^{circ}C$$では安定であるが、420$$^{circ}C$$への冷却過程で、超格子構造をもつ六方晶相へ構造転移した。c軸の異常な温度変化がこの圧力領域での極端に小さい体積膨張率をもたらす。この現象は六方面のc軸にそっての反発が緩和されるのが原因であると説明できる。

論文

原研ビームライン(BL14B1)における高温高圧下X線回折実験

内海 渉; 片山 芳則; 水谷 剛; 下村 理; 山片 正明*; 東 正樹*; 斎藤 高志*

日本結晶学会誌, 42(1), p.59 - 67, 2000/02

SPring-8における原研ビームラインのひとつであるBL14B1偏向電磁石ビームラインで行われている高温高圧下でのX線回折実験についてその概要を説明する。本ビームラインにおいては、光学系の切り替えによって白色・単色を目的によって切り替えることができ、エネルギー分散型、角度分散型X線回折実験、並びにXAFS実験が行えるようになっている。高圧装置として、DIA型のキュービックアンビル装置が設置されており、超硬合金製のアンビルを用いて、約10GPa、1500$$^{circ}C$$程度までの圧力温度範囲での実験が可能である。これまで行われてきた実験のうち、セレン、リンなどの液体における圧力誘起相転移、スピンギャップ化合物(VO$$_{2}$$)P$$_{2}$$O$$_{7}$$における高圧相転移の例を紹介する。

論文

A First-order liquid-liquid phase transition in phosphorus

片山 芳則; 水谷 剛*; 内海 渉; 下村 理; 山片 正明*; 舟越 賢一*

Nature, 403(6766), p.170 - 173, 2000/01

 被引用回数:738 パーセンタイル:98.15(Multidisciplinary Sciences)

純粋な物質における一次の液体・液体相転移の可能性が、最近いくつかの物質について議論されているが、構造研究による完全な確認はなされていない。ここで我々は、その場観察X線回折法によって見出されたリンの2つの特徴的な液体相間の急激な構造変化について報告する。これまで知られていたP$$_{4}$$分子からなる分子性液体相に加え、我々は重合化が起きた液体相を1GPa以上の圧力で見出した。圧力を変えることにより、低圧分子相は高圧重合相へ、あるいは逆に高圧相から低圧相へと変化する。この変化は驚くほど鋭くかつ速い。それは0.02GPa以下の圧力範囲で、数分のうちに完了してしまう。この変化の間、2つの液体相は共存する。観測された特徴は、この変化が液体中での一次の相転移であることを強く支持する。

論文

A New cubic anvil press with radial slit system at the SPring-8

山片 正明*; 水谷 剛; 内海 渉; 片山 芳則; 下村 理

Science and Technology of High Pressure (Proceedings of AIRAPT-17), p.1109 - 1112, 2000/00

DIA型の180トンキュービックアンビルプレスがSPring-8ビームラインに設置された。このプレスは、放射光を用いて、エネルギー分散ならびに角度分散法による回折実験、及びXAFS実験が行えるように設計されたものである。特に角度分散実験において必須となる放射型スリットのパフォーマンスについて発表する。

論文

Anomaly in the melting curve of black phosphorus associated with a liquid-liquid transition

水谷 剛; 片山 芳則; 内海 渉; 舟越 賢一*; 山片 正明*; 下村 理

Science and Technology of High Pressure (Proceedings of AIRAPT-17), p.525 - 528, 2000/00

SPring-8,BL04B1の最大荷重1500トン及びBL14B1の最大荷重180トンの2つのマルチアンビル型高圧発生装置を使用し、高圧下での液体リンの構造変化についての実験的研究を、X線回折法により初めて行った。その結果、結晶で斜方晶である圧力域でリンを融かすと、約1GPaの融点極大を境に低圧側に分子性液体,高圧側にポリマー状液体が存在することを確認した。分子性液体からポリマー状液体への転移の間(逆も)、これら2つの液体は共存し中間状態がなく、非常に急激な転移であることから、これは一次相転移と考えられる。この相境界は非常に鋭く立ち上がっており、負の傾きを持っていることが明らかになった。さらに融解曲線は融点極大で折れ曲がり、低圧側,高圧側ともに直線的で、溶融曲線と相境界の3重点も確認した。また、結晶で菱面体晶である圧力域での実験も行っているので、それらの結果と合わせて液体リンの圧力による構造変化を系統的に議論する。

論文

Optical ionization of DX center in AlGaAs:Se by inner-shell excitation

吉野 洋子; 財部 健一*; 石井 真史*; 片山 芳則; 下村 理

Physica B; Condensed Matter, 273-274, p.781 - 783, 1999/12

 被引用回数:1 パーセンタイル:8.73(Physics, Condensed Matter)

DX状態は強く局在している。この性質は、局在している電子が空になった内殻に緩和する過程を観察することによって調べることができる。われわれは、放射光を用いることによって、Al$$_{x}$$Ga$$_{1-x}$$As:Se (x=0.33,$$N_{rm Se}=5times10^{17}$$(cm$$^{-3}$$))の二つの異なった光イオン化の過程を見いだした。この二つは、以下の過程に仮に同定される。一つは、内殻電子の伝導帯(CB)への直接遷移とそれに続くDXセンターの電子の空になった内殻への捕獲であり$$({rm DX}^{-}+hnu ({rm L,} $$K-edge$$)rightarrow {rm DX}^{0}+e_{rm CB})$$、 もう一つはDXセンターの電子のCBはのオージェイオン化とそれに続く他の電子の空になった内殻への捕獲である $$({rm DX}^{-}+hnu ({rm L,} $$K-edge$$)rightarrow {rm DX}^{+}+e_{rm CB}+e_{rm vacuum})$$

論文

EXAFS study on liquid selenium and liquid tellurium under high pressure

片山 芳則; 下村 理; 辻 和彦*

Journal of Non-Crystalline Solids, 250-252(Part2), p.537 - 541, 1999/08

これまでの高圧X線回折実験によって液体セレンの構造が加圧により大きく変わることが知られている。われわれは高圧EXAFS実験を行い、常圧では強いセレン原子間の共有結合が高圧では弱くなることを明らかにした。また、液体セレンは高温高圧下のある境界で電気抵抗が大きく減少することが報告されている。われわれはこの抵抗変化と構造変化の関係を調べるためにEXAFS測定を2.5GPaで室温から950$$^{circ}$$Cまで行った。得られたEXAFS振動は融点前後ではほとんど変化せず、共有結合が融点直上で保たれていることがわかったが、抵抗が減少すると報告されている800$$^{circ}$$C付近から振動が急に減少した。これは金属化と共有結合の変化が同時に起こっていることを示している。さらに、同族のテルルについても高圧下でEXAFS実験を行ったので、その結果について報告する。

論文

In situ X-ray observation of graphite-diamond transition using carbonate catalysts under high pressures and high temperatures

内海 渉; 谷口 尚*; 水谷 剛; 西山 宣正*; 中野 智志*; 舟越 賢一*; 下村 理

Proceedings of the 6th NIRIM International symposium on Advanced Materials (ISAM99), p.67 - 68, 1999/03

炭酸塩触媒を用いた黒鉛-ダイヤモンド変換プロセスを高温高圧下で放射光によりその場X線観察した。K$$_{2}$$Mg((CO$$_{3}$$)$$_{2}$$を用いた場合、触媒の融点よりもより高温でないとダイヤモンドが生成しないことが観察され、このダイヤモンド形成温度の圧力変化が求められた。一方、炭酸マグネシムを触媒に用いた場合には、触媒の融解以下の温度でダイヤモンドが形成しはじめる様子が観察された。

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