Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
松延 廣幸*; 奥 岳史*; 飯島 俊吾*; 内藤 俶孝; 増川 史洋; 中嶋 龍三*
JAERI 1324, 260 Pages, 1992/01
使用済燃料の貯蔵・輸送及び取扱いに係わる遮蔽安全性の解析に非常に重要な(,n)反応及び自発核分裂による中性子収率データを収集し、評価して推奨値を得るとともにその精度を評価した。(,n)反応による中性子収率は主に実測データに基づくもので、データ間の不一致については、NakasimaやHeaton等による評価を参考に検討した。実測されていない中性子収率については(,n)励起関数の理論値及びZieglerの阻止能の評価式を用いて計算した。自発核分裂による中性子収率については、S.Ramanによる推奨値を採用した。また中性子エネルギースペクトルも収集した。これらのデータは、このデータ・ブックに理論説明とともに収録してある。このデータ集を用いることにより、種々の構成物質からなる体系の中性子生成データが得られる。
田坂 完二*; 片倉 純一; 吉田 正*; 加藤 敏郎*; 中嶋 龍三*
JAERI-M 91-034, 97 Pages, 1991/03
核分裂生成物による崩壊熱の推奨値を五つの核分裂系(U-235,-238,Pu-239,-240およびPu-241)に対して与えてある。これらの推奨値は1990年に公開となったJNDCによる核分裂生成物の核データライブラリー第二版を用いた総和計算に基づいたものである。推奨値は二種類の方法で現わされている。一つは表形式であり、もう一つは33項の指数関数表示である。本報告書には、また、FPによる崩壊熱への中性子吸収効果の補正因子、ガンマ線エネルギースペクトルも与えられている。本報告書の内容は核データ委員会の崩壊熱評価ワーキンググループおよび原子力学会の「原子炉崩壊熱基準」研究専門委員会の成果に基づいている。
田坂 完二; 片倉 純一; 井原 均; 吉田 正*; 飯島 俊吾*; 中嶋 龍三*; 中川 庸雄; 高野 秀機
JAERI 1320, 253 Pages, 1990/09
JNDCのFP核データライブラリー第2版が整備された。崩壊熱の計算に大きな影響を及ぼす各核種の崩壊エネルギーを最新の測定データ及び理論計算値をもとに全面滴に見直し、改定をおこなった。その結果、崩壊熱の最新の測定結果との一致度が千秒以上の冷却時間範囲で顕著に向上した。核分裂収率も20種類の核分裂タイプに対して与えられており、第1版の10種類と比較して大幅に拡大している。第2版をもとに20の核分裂タイプの崩壊熱を計算し、その結果を33項の指数関数を使うことにより精度よくフィッティングを行った。フィッティング結果を使うことにより軽水炉のLOCAでの崩壊熱の計算その他に容易に適用することが可能である。
片倉 純一; 中嶋 龍三*
Proc. Specialists Meeting on Data for Decay Heat Predictions, p.141 - 152, 1988/00
原子炉停止後の崩壊熱を精度良く評価するには、核分裂生成物の崩壊データを充分に把握する必要がある。特に短寿命核では実験データも乏しく理論計算に頼らざるを得ない。JNDCファイルは理論計算を取り入れ非常に成功を収めたが、理論値の採用と実験値の採用との間にあいまいさが残っていた。JNDCファイル第2版では、このあいまいさを取り除き、理論値の採用に指針を与えた。この指針に基づく崩壊エネルギーの評価と、測定データとの比較を通し、核分裂生成物の崩壊データの現状について論ずる。
片倉 純一; 中嶋 龍三*
JAERI-M 86-041, 23 Pages, 1986/03
崩壊熱評価のために、シグマ委員会で作成したJNDC FP Decay Date Fileの崩壊データを評価し直した。異性体も含め全部で126核種の崩壊データを修正した。新しいデータに基づく崩壊熱総和計算は、以前のFileに基づく計算と比べ、測定値との一致がかなり改善された。特に以前から問題となっていた数百秒の冷却期間における測定値との不一致が改善され、冷却期間の広い範囲において、約5%以内の精度で測定値と一致するようになった。
片倉 純一; 秋山 雅胤*; 吉田 正*; 松本 純一郎; 中嶋 龍三*
JAERI-M 84-117, 42 Pages, 1984/06
JNDCによる核分裂生成物崩壊データ・ファイル(JNDCファイル)を改訂するために、数核種について崩壊形式を検討した。その結果、RbとLaについては、JNDCファイルで採用すべきであることが分った。RbとLaの平均エネルギーを修正したファイルを用いた崩壊熱の計算は、数1000秒以降の冷却期間において、実験値により一致するようになった。ただし、数100秒から1500秒に見られた不一致を改善するには至らず、今後に残された課題である。
田坂 完二; 井原 均; 秋山 雅胤*; 吉田 正; 松本 純一郎; 中嶋 龍三*
JAERI 1287, 218 Pages, 1983/10
原子炉の安全性、遮蔽、核燃料サイクルなど広い利用分野で、崩壊熱のより精度の高い評価が要求されている。シグマ委員会崩壊熱評価ワーキング、グループでは、1000を越える核分裂生成物(FP)の崩壊データ、核分裂収率データを評価し、さらに実験のない短寿命領域の核種については理論的評価を求めて崩壊熱総和計算用ライブラリーを作った。そして崩壊熱実験値と比較、そのいずれの原因を検討して、最終的には短寿命のデータの良くない約90核種と実験的評価値から理論的評価値に置換えることにより、Pu、Puなどほとんどの場合に良い結果に導びくライブラリーを完成した。本報告書は、このライブラリー(第1版)の総合報告と云うべきものである。含まれる個々のデータと評価の方法、核分裂エネルギー、崩壊熱実験データとの比較検証、そして利用者のための指数関数タイプのフィッテング式などを含んでいる。
中嶋 龍三*
JAERI-M 82-117, 66 Pages, 1982/09
シグマ委員会の燃料サイクル核データ・ワーキンググループの要求に応えることを目的として、厚いターゲットに10MeV以下の粒子を衝撃した際に放出される中性子の収量を、それらの反応断面積を使って計算した。原子番号が14以下の元素については、利用できる既存の中性子収量計算値および測定値との比較をした。より大きな原子番号の元素に対しては、実験データのあるものについて計算値あるいは測定結果の外挿値を示した。
井原 均; 松本 純一郎; 田坂 完二; 中嶋 龍三*; 秋山 雅胤*; 吉田 正*
JAERI-M 9714, 132 Pages, 1981/10
核分裂生成物の生成崩壊を解析するコードDCHAIN、FPGSの核分裂収率データ作成、核データ・ライブラリーの編集、検索、データの修正の機能を持つ計算機コード、PROFP-Yの内容の報告書である。このコードを用いて、シグマ委員会;崩壊熱評価ワーキング・グループにおいて作られた崩壊データ・ファイル(JNDC FP Decay Data File:JAERI-M9357)とRinder-Meekにより整備された核分裂収率を基に崩壊熱計算用ライブラリーが作成された。現在実験データとの比較検討、それによるファイルの改善がなされつつあり、大変に良い結果を得ている。このコードはデータの修正や置換えが容易に行なえるように工夫されており、崩壊熱の感度解析などに大変有用である。
井原 均; 松本 純一郎; 田坂 完二; 秋山 雅胤*; 吉田 正*; 中嶋 龍三*
JAERI-M 9715, 117 Pages, 1981/09
崩壊熱の総和計算に用いられる、1172の核分裂生成物核種にたいする崩壊データと収率データを、崩壊連鎖図と表を用いて、データ・ブック的な見易い形にまとめた。このデータの内容は、シグマ委員会、崩壊熱評価ワーキング・グループによる評価結果からなり、最近崩壊熱実験データの説明に注目すべき成果を上げている。なお80核種にたいする中性子捕獲断面積も表示されている。核分裂生成物の質量数は66から172までの範囲にわたってとられている。
山本 徹*; 秋山 雅胤*; 松本 純一郎; 中嶋 龍三*
JAERI-M 9357, 80 Pages, 1981/02
核分裂生成物の崩壊熱の問題は、原子炉の実用化に伴う安全性の問題と関連して、最近とみに重要視されてきている。シグマ委員会・崩壊熱評価ワーキング・グループでは、個々の核分裂生成物の崩壊データを基に、総和計算によって崩壊熱を評価する作業をほぼ終了した。本報告書は、その評価作業のまとめの一部で、ベーター、ガンマ線の崩壊構造データから、計算コードPROFPを用いて平均崩壊エネルギーおよびその誤差を計算した方法と結果、および崩壊データの得られない核種についてはその評価値(理論的な推定評価の詳細は別の報告書を予定)を、半減期、Q値、崩壊様式と分岐比などと共に、合計1172核種について表示したものである。
宝珠山 健*; 田坂 完二; 松本 純一郎; 中嶋 龍三*
JAERI-M 6846, 52 Pages, 1976/12
シグマ研究委員会の崩壊熱ワーキンググループにおいて作成された核構造データファイル(NDFILE)のフォーマット及びNDFILEから必要な情報のみを選択して取り出すプログラムABEGについて述べる。本ファイル及びABEGプログラムは崩壊熱の評価のみならず、中性子断面積の評価、核燃料の計量などのためにも有用であり、幅広い利用が期待される。
五十嵐 信一; 飯島 俊吾*; 川合 将義*; 中川 庸夫; 松延 広幸*; 中嶋 龍三*
JAERI-M 5752, 139 Pages, 1974/07
シグマ研究委員会の高速炉用FP核データ評価ワーキンググループが行っている重要28核種の核データ評価の中間報告である。高速増殖炉の燃焼特性にとって最も影響が大きいと考えられる28核種について100eVから15MeVまでの全断面積、弾性散乱断面積、非弾性散乱断面積および中性子捕獲断面積を評価計算して求めた。計算は核の光学模型と統計模型を使って行った。光学模型ポテンシャルパラメータを測定値のある核種についてその全面積が30%の誤差範囲で再現出来るようにした。また核の準位パラメータやおよびDの系統性を調べて計算に用いた。求めた結果はENDF/B型のフォーマットで磁気テープに収納してある。