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下村 浩一郎*; 幸田 章宏*; Pant, A. D.*; 名取 寛顕*; 藤森 寛*; 梅垣 いづみ*; 中村 惇平*; 反保 元伸*; 河村 成肇*; 手島 菜月*; et al.
Journal of Physics; Conference Series, 2462, p.012033_1 - 012033_5, 2023/03
At J-PARC MUSE, since the SR2017 conference and up to FY2022, there have been several new developments at the facility, including the completion of a new experimental area S2 at the surface muon beamline S-line and the first muon beam extraction to the H1 area in the H-line, mainly to carry out high-statistics fundamental physics experiments. Several new studies are also underway, such as applying negative muon non-destructive elemental analysis to the analysis of samples returned from the asteroid Ryugu in the D2 area of the D-line. This paper reports on the latest status of MUSE.
草野 完也*; 一本 潔*; 石井 守*; 三好 由純*; 余田 成男*; 秋吉 英治*; 浅井 歩*; 海老原 祐輔*; 藤原 均*; 後藤 忠徳*; et al.
Earth, Planets and Space (Internet), 73(1), p.159_1 - 159_29, 2021/12
被引用回数:6 パーセンタイル:52.8(Geosciences, Multidisciplinary)PSTEPとは、2015年4月から2020年3月まで日本国内の太陽・地球惑星圏に携わる研究者が協力して実施した科研費新学術領域研究である。この研究枠組みから500以上の査読付き論文が発表され、様々なセミナーやサマースクールが実施された。本論文では、その成果をまとめて報告する。
藤浪 俊*; 武田 喜代子*; 小野寺 威文*; 佐藤 勝也; 清水 哲*; 若林 佑*; 鳴海 一成*; 中村 顕*; 伊藤 政博*
Genome Announcements (Internet), 3(5), p.e01005-15_1 - e01005-15_2, 2015/09
sp. ME121 was isolated from soil as a mixed single colony with sp. 32K during our screening of L-glucose-utilizing microorganisms, and its growth was enhanced by coculture. It was expected that genomic analysis of this bacterium would provide novel information on coculture-dependent growth enhancement. The genomic information of symbiotic bacteria could be of use for studying the molecular mechanisms underlying microbial symbiosis. The draft genome sequence of sp. ME121 is 7,096,979 bp in total length and comprises 197 large contigs ( 500 bp) that was deposited at DDBJ/EMBL/GenBank under the accession number BBUX00000000. The draft genome sequence shows that sp. ME121 has some genes that encode putative methanol/ethanol family PQQ-dependent dehydrogenases involved in methylotrophy. Some unknown factor provided by the coculture may contribute to increase the growth of sp. ME121.
小嶋 素志; 東 侍郎; 川口 浩一; 杉山 顕寿; 中村 詔司; 森本 恭一; 佐々木 紀樹
PNC TN8410 94-049, 368 Pages, 1993/07
本報告書は核燃料技術開発部平成4年度入社職員の1年間の成果をまとめたものである。本報告書では以下の件について報告する。・湿式顆粒製造・有用同位元素のレーザー同位体分離・UF6クラスター形成・強レーザーによる原子核励起・有用金属の分離・利用・C60クラスター研究・消滅処理研究・Pu・Npのレーザー溶液化学これらについての内容,進渉状況を報告する。
苫米地 顕; 飯田 浩正; 本多 力*; 関 泰; 岡崎 士朗*; 菊池 康之; 竹下 英文; 渡辺 斉; 森 清治*; 山崎 誠一郎*; et al.
JAERI-M 85-082, 352 Pages, 1985/07
この報告書はIAEA主催のINTORワークショップ、フューズIIA パート2の日本のナショナル・レポートの第X章に相当するものである。INTORのニュークリア技術のデー夕べースを評価したもので次の4つの分野に着目している。すなわち、ブランケット、遮蔽、トリチウム及び安全性である。これらの分野で現在進められているR&Dプログラムをレヴューしまた新たに必要とされるプログラムについて検討した。
中村 顕*; 小野瀬 晃由*; 北原 一正*; 正木 春彦*; 鳴海 一成; 星野 貴行*
no journal, ,
Gcp was first identified in as an extracellular -sialoglycoprotein endopeptidase. Genome comparison revealed that all the free-living organisms, from bacteria to humans, possess its orthologues in an evolutionary-conserved manner. Moreover, the orthologues are highly essential in bacteria, including , and yeast, indicating that Gcp has other function(s) related to essentiality of life. The orthologues of and were deleted by replacement with antibiotic-resistant genes. Although both deletion mutants showed a little slower growth in rich media, successful gene disruption indicates that the orthologues are not essential in these bacteria. In this work we showed that orthologues of and were not essential, but the mutants showed different phenotypes, osmosensitivity and sensitivity to DNA-damaging agents, respectively.
北原 一正*; 小野寺 威文; 星野 貴行*; 鳴海 一成; 中村 顕*
no journal, ,
O-sialoglycoprotein endopeptidase(Gcp)は、糖タンパク質を特異的に分解する分泌型プロテアーゼとして、最初に動物病原菌で発見された。Gcpのオルソログは、真核生物・古細菌・バクテリアを問わず、ゲノム配列が決定されたほとんどすべての生物で高度に保存されている。さらに興味深いことに、同遺伝子は大腸菌や枯草菌,酵母といったモデル微生物では生育に必須であることが明らかになっている。われわれは高度好熱菌 HB27株のGcpオルソログをコードするTTC0888()遺伝子破壊株と、放射線抵抗性細菌 R1株のGcpオルソログをコードするDR0382()の取得に成功した。遺伝子破壊株は、過酸化水素とDNAアルキル化剤であるニトロソグアニジンに対して感受性を示した。一方、遺伝子破壊株はUVやDNAに架橋を形成するマイトマイシンCに対して感受性を示した。とはいずれもGcpオルソログを破壊でき、その表現型は異なる部分があるが、いずれもDNA修復系との関与が示唆された。今後は、各酵素の活性や相互作用について詳細な解析を行っていく予定である。
中村 顕*; 北原 一正*; 小野寺 威文; 星野 貴行*; 鳴海 一成
no journal, ,
O-sialoglycoprotein endopeptidase(Gcp)とアノテートされている遺伝子は、そのオルソログが真核生物・古細菌・バクテリアを問わず、ゲノム配列が決定されたほとんどすべての生物で見いだされ、高い相同性を示す。この遺伝子は大腸菌や枯草菌などのモデルバクテリア、並びにモデル真核生物の酵母で必須遺伝子に分類されており、Gcpは重要な生命現象を担っていることが考えられる。大腸菌のGcpオルソログが別の必須タンパク質(YeaZ)と複合体を形成するという報告もなされている。今回、()及び()を用いて、Gcpオルソログ及びYeaZオルソログの遺伝子破壊株の示す表現型について検討したところ、破壊株は破壊株と同様に高塩濃度に対して感受性を示したが、破壊株は破壊株とは異なり、高塩濃度感受性を示さなかった。また、破壊株,破壊株ともに、DNA損傷剤であるmitomycin Cに対して強い感受性を示したが、破壊株は示さなかった。一方、破壊株は酸化剤であるHOに対して顕著な感受性を示した。
小野寺 威文; 北原 一正*; 中村 顕*; 佐藤 勝也; 太田 敏博*; 鳴海 一成
no journal, ,
-sialoglycoprotein endopeptidase (Gcp)とアノテートされている遺伝子は、大腸菌や出芽酵母などでは必須遺伝子に分類され、や sp. PCC6803では、必須遺伝子ではないことが明らかとなっている。その機能として、出芽酵母ではミトコンドリアのオルソログ()変異株は、ゲノムDNAが消失することやにおいては、その遺伝子破壊株は高塩濃度下では生育が抑制されることが報告されており、現在のところ、生物間におけるオルソログの役割について相互の関連性は見いだされていない。そこでわれわれは、放射線抵抗性細菌を用いてGcpオルソログをコードする遺伝子(,以下、), YeaZオルソログをコードする遺伝子(,以下、)と、のGcpオルソログをコードする遺伝子(,以下、), YeaZオルソログをコードする遺伝子(,以下、)の機能的役割について遺伝学的解析を行った。
北原 一正*; 鳴海 一成; 星野 貴行*; 中村 顕*
no journal, ,
のオルソログはゲノム配列が公開されたほとんどすべての生物に保存されており、さらに多くのモデルバクテリア及び酵母では必須遺伝子に分類される。また、大腸菌や出芽酵母のオルソログはゲノムの維持に関与する可能性が示唆されている。さらに大腸菌ではオルソログ()が、やはり必須遺伝子である機能未知の及びとの間で複合体を形成することが示されている。われわれは今までに高度好熱菌のオルソログ()が必須ではなく、その破壊株は高塩濃度感受性を示すことを明らかにした。今回、高度好熱菌における, のオルソログ(, )をマーカー遺伝子の挿入による破壊を行ったところ、破壊株を取得することができたので、高度好熱菌ではこれらの遺伝子も必須ではないことが明らかになった。破壊株の示す表現型について検討したところ、, , 破壊株のいずれもが高塩濃度感受性及びHOやメナジオンによる酸化ストレス感受性を示した。このことから、高度好熱菌ではこれら3種の遺伝子が同一の細胞プロセスにかかわることが示唆された。
鳴海 一成; 小野寺 威文; 佐藤 勝也; 太田 敏博*; 中村 顕*
no journal, ,
としてアノテートされている遺伝子は、真正細菌,古細菌及び真核生物間で広く保存されており、大腸菌のオルソログ()や枯草菌のオルソログ()は、必須遺伝子に分類されている。また、大腸菌や出芽酵母のオルソログはゲノムの維持に関与する可能性が示唆されている。今回われわれは、放射線抵抗性細菌のオルソログ()と、のパラログであるについて遺伝子破壊解析を行った。その結果、破壊株,破壊株、両遺伝子の二重破壊株について、完全な破壊株が取得でき、両遺伝子はでは必須遺伝子ではないことがわかった。これらの破壊株を、線,紫外線,mitomycin-C (MMC)で処理して、生存率を測定したところ、すべての破壊株が、野生株と比べMMCに対して高い感受性を示した。紫外線と線に対しては、MMCほどではないが感受性を示した。このことから、当該遺伝子は、MMCがおもに誘発するDNA架橋損傷の修復に大きくかかわっていることが示唆された。
小野寺 威文; 中村 顕*; 佐藤 勝也; 太田 敏博*; 鳴海 一成
no journal, ,
/遺伝子ファミリーは、真正細菌,古細菌,真核生物などの多くの生物種間で広く保存されている機能未知遺伝子の一群である。われわれは、/遺伝子に共通する機能の解析の第一歩として、大腸菌及び遺伝子のにおけるオルソログである及び遺伝子の遺伝子破壊株を作製した。その結果、遺伝子破壊株は、野生株と比べUV,線に対してはわずかに感受性を示したが、マイトマイシンCに対しては著しい感受性を示すことが明らかとなった。これより、及び遺伝子は、マイトマイシンCに誘起されるDNA架橋損傷の修復に大きくかかわっていることが示唆された。
小野寺 威文; 中村 顕*; 佐藤 勝也; 太田 敏博*; 鳴海 一成
no journal, ,
/遺伝子ファミリーは、原核生物や真核生物,古細菌などの多くの生物種間で広く保存されている機能未知遺伝子の一群である。近年、当該遺伝子の機能解析の結果が相次いで報告されており、DNAに関連する何らかの機能が推測されるものの、生物間での機能的相関性は見られていないのが現状である。そこでわれわれは、及び遺伝子の機能解明を行うために、放射線抵抗性細菌と、その近縁種である高度好熱菌をモデル生物として、分子遺伝学的解析を行った。放射線抵抗性細菌のオルソログである及びの遺伝子破壊株と高度好熱菌のオルソログである及びの遺伝子破壊株を用いて、紫外線,マイトマイシンC,メチルメタンスルホン酸,ニトロソグアニジン,線及び過酸化水素に対する生存率を測定した。その結果、放射線抵抗性細菌と高度好熱菌の各遺伝子破壊株は、マイトマイシンCに対して著しい感受性を示した。これより、放射線抵抗性細菌及び高度好熱菌の, オルソログは、DNA架橋損傷の修復機構に大きく関与していることが示唆された。
小野寺 威文; 中村 顕*; 佐藤 勝也; 太田 敏博*; 鳴海 一成
no journal, ,
/遺伝子ファミリーは、真正細菌や真核生物,古細菌などの多くの生物種間で広く保存されている機能未知遺伝子の一群である。今回、放射線抵抗性細菌の及びオルソログの遺伝子破壊株と、その近縁種である高度好熱菌の及びオルソログの遺伝子破壊株を用いて、さまざまなDNA変異原で処理し、DNA損傷と遺伝子機能との関連性について分子遺伝学的解析を行った。その結果、及びの及びオルソログは、マイトマイシンCに誘起されるDNA架橋損傷の修復に大きくかかわっていることが示唆された。
小野寺 威文; 中村 顕*; 佐藤 勝也; 太田 敏博*; 鳴海 一成
no journal, ,
DNAに対する及び遺伝子の持つ機能を調べるために、放射線抵抗性細菌の, オルソログである及びの遺伝子破壊株と、DrYgjDあるいはDrYeaZタンパク質発現プラスミドを遺伝子破壊株に導入した株を作製した。遺伝子破壊効果を調べるために、各遺伝子破壊株をさまざまな変異原で処理し、DNA損傷と当該遺伝子の関連性について分子遺伝学的解析を行った。その結果、及び遺伝子破壊株は、DNA鎖間架橋剤であるマイトマイシンCに対して著しい感受性を示した。また、遺伝子相補試験の結果、野生型のあるいはを導入した遺伝子破壊株は、マイトマイシンCに対する感受性が野生株と同程度に回復した。このことから、当該遺伝子はマイトマイシンCに誘起されるDNA架橋損傷の修復に大きくかかわっていることが示唆された。
小野寺 威文; 中村 顕*; 佐藤 勝也; 太田 敏博*; 鳴海 一成
no journal, ,
これまでに、放射線抵抗性細菌と高度好熱菌の,オルソログである, 及び, 遺伝子破壊株作製に成功したこと、これらの遺伝子破壊株がDNA架橋剤であるmitomycin C (MMC)に対して著しい感受性を示すことを報告してきた。当該遺伝子は、及びの増殖に必須ではなく、さらにDNA修復に関連する新規の遺伝子である可能性が見いだされた。本研究では、及び遺伝子破壊株のMMCに対する感受性が当該遺伝子の機能欠損に起因することを確かめるために、野生型の及び発現プラスミドを各遺伝子破壊株に導入して遺伝子相補試験を行った。また、, オルソログの機能は生物間で共通しているかを調べるために、と発現プラスミドを及び遺伝子破壊株に導入してMMCに対する生存率を測定することで、生物間における及びオルソログの機能共通性を解析したので報告する。
野村 輝*; 北村 直登*; 斎藤 全*; 阪本 辰顕*; 武部 博倫*; 小林 秀和; 天本 一平; 中村 洋貴*; 三田村 直樹*; 都築 達也*
no journal, ,
鉄リン酸塩ガラスは、耐水性に優れ高濃度に金属酸化物を含有可能であるため、放射性廃棄物の固化媒体候補の一つとして考えられている。本研究では、高レベル放射性廃液の鉄リン酸塩ガラス固化に関する基礎検討として、廃液に比較的多く含まれるZrOがガラスの耐水性及び構造に及ぼす影響を調べた。その結果、ZrO添加量増加に伴い耐水性が向上する傾向が認められた。ラマン分光測定に基づくガラス構造解析から、ZrO添加に伴いリン酸塩ネットワークのQ2構造の割合が減少し、Q1構造の割合が増加することで、P原子周りの酸素原子の分極性が均質になり、高分極性の水分子との相互作用が弱くなったと考えられる。