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論文

原子力開発におけるモンテカルロ計算の現状と課題

桜井 淳; 中沢 正治*

シミュレーション, 22(4), p.248 - 253, 2003/12

本解説では、連続エネルギーモンテカルロコードMCNPの概要及び基礎放射線シミュレーション法,分散低減法の代表例としてウェイトウインドウ法,応用例,研究課題について記述している。計算の相対誤差は、臨界固有値問題で0.1%、一般固定線源問題で2-3%である。

論文

Numerical simulation of a nuclear pumped $$^{3}$$He-Ne-Ar gas laser for its optimization

坂佐井 馨; 角田 恒巳; 中沢 正治*

Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 37(9A), p.4806 - 4811, 1998/09

 被引用回数:2 パーセンタイル:13.55(Physics, Applied)

核励起による$$^{3}$$He-Ne-Arガスのレーザー特性を計算した。発振ラインはNeの585.3nmである。$$^{3}$$He-Ne-Arガスは、$$^{3}$$Heが3atm、Neが24Torr、Arが8Torrにて最適化され、発振のための熱中性子束は、共振器の長さが50cm、ミラーの反射率が99%のときには、3.3$$times$$10$$^{14}$$n/cm$$^{2}$$/sとなった。一方、この場合レーザーのエネルギー効率は0.33%を越えないこともわかった。

論文

Quantitative evaluation of the quantum efficiency of a superconducting tunnel junction with the multiple scattering process model of primary photoelectrons

浮辺 雅宏*; 岸本 牧; 片桐 政樹; 倉門 雅彦*; 中村 龍也*; 中沢 正治*

Japanese Journal of Applied Physics, 37(SUPPL.37-2), p.46 - 51, 1998/00

 被引用回数:11 パーセンタイル:48.9(Physics, Applied)

超伝導トンネル接合素子のエネルギー分解能や検出効率を改善するには、素子内でのX線信号生成過程(光電子エスケープ、準粒子再結合、準粒子拡散、トンネリング)の研究が不可欠である。X線ピークと下部に続くプラトーからなるX線スペクトルを決定する光電子のエスケープ過程をモデル化しピーク確率を求め、放射光を用いて測定した5-18keVのX線スペクトルより得た実験結果と比較した。その結果、求めた量子効率と実験結果が一致し、モデルの妥当性が確認できた。また、このモデルを用いることにより素子構造の最適化の検証を行った。

論文

X-ray detection characteristics of Nb-based superconducting tunnel junctions

片桐 政樹; 岸本 牧; 浮辺 雅宏*; 中村 龍也*; 倉門 雅彦*; 前畑 京介*; 石橋 健二*; 中沢 正治*

Japanese Journal of Applied Physics, 37(SUPPL.37-2), p.13 - 18, 1998/00

 被引用回数:7 パーセンタイル:36.39(Physics, Applied)

Nb超伝導トンネル接合素子のエネルギー分解能の改善に不可欠な前置増幅器の最適化研究を行い、Nb系素子としてはベストデータの5.9keV・X線に対して66eVの分解能を得た。また、幅広いX線エネルギーに対して詳細な評価実験を行い、超伝導トンネル接合素子内での信号生成メカニズム及びフォノン生成メカニズムに関する研究を行った。さらに、直列接続型超伝導トンネル接合素子によるフォノンを介したX線検出実験を行い、またエネルギー分解能特性は良くないがX線検出方法として非常に優れていることを確認した。

論文

Analysis of a nuclear pumped lasing mechanism for application to nuclear radiation measurements

山中 信広*; 中沢 正治*; 坂佐井 馨; 角田 恒巳; 山岸 秀志; 片桐 政樹

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 389, p.513 - 522, 1997/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:23.14(Instruments & Instrumentation)

核励起レーザーはコヒーレント光の伝達により、自己発振型の放射線センサーとなり得る。とくに、可視域での発振が可能な$$^{3}$$He/Ne/Arガスの研究が進んでいる。そのため、著者らは、シミュレーション計算と原子炉実験を通じて$$^{3}$$He/Ne/Ar核励起レーザーの発振メカニズムの解析を行った。原子炉実験では、NeIの585.2nmのライン強度が中性子束密度10$$^{12}$$n/cm$$^{2}$$・sまでの範囲で、中性子束密度に比例し、その結果、このシステムは中性子測定に有用であることがわかった。また、シミュレーション計算では、$$^{3}$$He/Ne/Ar=2000/20/2Torrの場合に最適化され、発振しきい値が5$$times$$10$$^{14}$$n/m$$^{2}$$・sであることがわかった。

論文

X-ray signal production processes in Nb-based superconducting tunnel junctions

片桐 政樹; 岸本 牧; H.Kraus*; 浮辺 雅宏*; 倉門 雅彦*; 中沢 正治*; 前畑 京介*; 石橋 健二*; 中村 龍也*

Proc. of 7th Int. Workshop on Low Temperature Detectors (LTD-7), p.39 - 44, 1997/00

SIS(超伝導-絶縁体-超伝導)構造を持つ超伝導トンネル接合素子による準粒子検出に関して、直接超伝導体内で作り出されたものと基板内でフォノンを介して作り出されたものをそれぞれ別個に測定しその特性を調べた。5.9keVX線を用いて178$$mu$$m$$times$$178$$mu$$mNb接合素子のX線に対する応答特性と接合に印加するバイアス電圧を変化させながら測定した。その結果、直接超伝導体内で作り出される準素子と基板内でフォノンを介して作り出される準粒子と基板内でフォノンを介して作り出される準粒子の接合を介しての収集特性が異なることがわかった。この原因は、準粒子とフォノンに対してトンネル接合の超伝導層内に異なったエネルギーレベルが存在するためと推測される。

論文

Development of a directional neutron detector for neutron emission profile monitor

金子 純一; 片桐 政樹; 池田 裕二郎; 荒 克之; 井口 哲夫*; 中沢 正治*

KEK-Proceedings 96-4, 0, p.259 - 263, 1996/07

一般的な中性子発生プロファイルモニターでは、巨大な中性子マルチチャンネルコリメータが必須のため、空間的制限の多い炉心近傍に十分な数の視線数・視点数を確保することが難しい。そのため中性子発生密度分布再構成結果が精度的に問題をもつことが有る。本研究では検出器自体に指向性を持たせ、積極的に中性子マルチチャンネルコリメータを省略又は大幅な小型・計量化をはかる方法を実験的に検討した。検出器を試作し、2.4-MeV、核分裂、14-MeV中性子に対する応答関数測定を行った結果、本検出器が指向性を持つことを確認した。14-MeV中性子に対してはエネルギーしきいを設けるだけですみ、2.4-MeV、核分裂中性子に対して立ち上り波形弁別により反跳陽子信号を高$$gamma$$線ノイズ中から分離出来た。

論文

Experiments for optical neutron detection using nuclear pumped laser

坂佐井 馨; 角田 恒巳; 山岸 秀志; 中沢 正治*; 山中 信広*; 井口 哲夫*

IEEE Transactions on Nuclear Science, 43(3), p.1549 - 1553, 1996/06

 被引用回数:6 パーセンタイル:50.84(Engineering, Electrical & Electronic)

核励起レーザーはその出力がレーザー光であるため、それは一種の自己出力型中性子検出器として作動する可能性がある。このため、$$^{3}$$He(1140torr)、Ne(540torr)、Ar(208torr)の混合ガスを封入したガラスセルを製作し、JRR-4炉心側壁に設置して中性子照射実験を行った。その結果、Ne原子の3p-3s遷移によると考えられる585.3mmの発光スペクトルが観測された。その他の3p-3s遷移、例えば640.2nmや703.2nmのスペクトルも観測されたがその強度は585.3nmに比べて非常に小さかった。また、585.3nmの強度は原子炉出力と良好な比例関係にあり、このシステムが光学的中性子検出に使用可能であることが示された。

論文

超伝導トンネル接合型X線検出器の開発

浮辺 雅宏*; 中沢 正治*; 井口 哲夫*; 高橋 浩之*; 岸本 牧; 片桐 政樹; 倉門 雅彦*

放射線, 21(4), p.67 - 72, 1995/00

半導体検出器に比較し高分解能化が期待できる超伝導トンネル接合素子に着目し本素子を用いたX線検出器の実用化の研究を進めている。本論文では、X線検出器として実用するのに不可欠な外部からの放射線入射を可能とした外部入射型$$^{3}$$Heクライオスタットを製作し、STJ素子のX線検出特性の評価研究、信号増幅回路の最適化及び信号のデジタル処理に関する研究を行ったので報告する。主な成果は、(1)STJ素子内でのX線吸収モデルと信号生成過程でのエネルギー拡散モデルによる検出効率評価結果と実験による検出効率測定結果の比較によるモデルの妥当性の確認、(2)Nb/AlO$$_{x}$$/Nb素子としてのこれまでの最良の78eVの高分解能の達成、(3)デジタル信号処理によるフォノン信号とX線信号との分離等である。

報告書

JENDL dosimetry file

中沢 正治*; 小林 捷平*; 岩崎 信*; 井口 哲夫*; 桜井 淳; 池田 裕二郎; 中川 庸雄

JAERI 1325, 132 Pages, 1992/03

JAERI-1325.pdf:3.64MB

シグマ研究委員会ドシメトリー積分テストワーキンググループの作業として、JENDL-3の評価値を基にしたJENDLドシメトリーファイルの編集および積分テストを行った。ドシメトリーファイルに格納したデータは、61反応の断面積と誤差データ(共分散データ)である。断面積データは主にJENDL-3の評価値を、誤差データはIRDF-85のデータを採用した。データは20MeV以下のエネルギー範囲で与え、ENDF-5フォーマットでpoint-wiseファイルとgroup-wiseファイルの2種類のファイルを作成した。積分テストの結果、JENDLドシメトリーファイルのデータはIRDF-85に比較すると概ね良好な結果を与えるが、今後改良すべき問題点も見つかっている。本報告ではJENDLドシメトリーファイルの内容と積分テストの結果について述べる。

論文

評価済み核データライブラリーJENDL-3

浅見 哲夫*; 飯島 俊吾*; 五十嵐 信一; 井原 均; 川合 将義*; 菊池 康之; 小室 雄一; 柴田 恵一; 高野 秀機; 竹田 敏一*; et al.

日本原子力学会誌, 31(11), p.1190 - 1217, 1989/11

最近完成したJENDL-3に関して、原子力学会誌の特集記事に寄稿した。JENDLの評価方法とそのベンチマークテストの結果を報告した。またJENDLに密接に関係しするFP崩壊データライブラリーの紹介をし、JENDL-3以後のデータの展望を述べた。

論文

軽水炉圧力容器の健全性監視試験データの解析法に関する国際相互比較´PSF Blind Test`

関口 晃*; 中沢 正治*; 谷口 武俊*; 古平 恒夫; 佐納 次郎*; 須藤 亮*

日本原子力学会誌, 28(1), p.71 - 81, 1986/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)

原子炉容器は、放射能閉じ込めシステムの1つとして極めて重要であるが、特に軽水炉では高温高圧下で使用されるので「圧力容器」としての役割も果たし、しかも多量の中性子照射を受けるので、照射脆化を適切に評価して使用することが必要とされている。そこで、軽水炉の圧力容器では設計時の事前安全評価以外に、その併用期間中(30~40年)にも健全性さらには余寿命を確認するための「軽水炉圧力容器監視試験」を実施することが義務付けられている。これは、圧力容器材と同一の小型試験片を圧力容器内に置き、運転開始後3年、5年、10年、30年後などに少しずつ取り出して照射脆化の進み具合を調べるという方法である。

報告書

1983年核データ研究会報告

菊地 康之; 浅見 哲夫; 中沢 正治*; 飯島 俊吾*; 山室 信弘*; 関 泰; 中島 豊; 長谷川 明

JAERI-M 84-010, 426 Pages, 1984/03

JAERI-M-84-010.pdf:11.04MB

シグマ研究委員会主催の核データ研究会が1983年11月30日、12月1日の2日間、日本原子力研究所の東海研究所において開催された。今年度の研究会の主題は、(1)核データ評価者のための断面積測定法の解説、(2)JENDL-2の検証、(3)感度解析とその応用、(4)JENDL-3の評価、(5)トピックスであった。又、主題(1)に関連してポスター発表「国内における断面積の微分測定法及び積分実験の紹介」が実施された。このポスター発表は当研究会としては初めての試みであったが、19件もの発表があり極めて盛況であった。本報告書は、これらの報文集をまとめたものである。なお、ポスター発表の内容は第2分用にまとめた。

報告書

高速炉ドジメトリー手法に関する研究

関口 晃*; 中沢 正治*; 谷口 武俊*; 植田 伸幸*

PNC TJ960 84-01, 56 Pages, 1984/01

PNC-TJ960-84-01.pdf:1.38MB

本研究報告書は、動力炉核燃料開発事業団の受託研究(昭和57、58年度)を中心にして、高速実験炉「常陽」の炉内中性子ドシメトリーの確立を目標にして行なった研究・調査結果の成果報告書である。高速実験炉「常陽」はMARK-I炉心からMARK-II炉心100MW運転への移行も無事終了し、今後は主として燃料・材料の照射試験に供される予定になっており、この様な照射研究に対応する高速中性子ドシメトリー技術の確立を目標にしたものである。本研究は、東京大学・工学部の弥生炉におけるドシメトリー研究を発展させる形で、既に5年間、常陽担当部門の方々と強力して継続してきているものであり、アンフォールディングコード・NEUPACはその開発成果であった。これを用いて、日米の高速炉ドシメトリーに関する技術的な相互比較研究が常陽とBER-IIを対象にPNC-DOE/HEDLの間で成功裏に実施された。今回は、これらの経験を基に、より利用し易いコードにするための入出力部の改良及びドシメトリー断面積の整備を実施し、NEUPAC-83としてまとめたものである。又、新しいドシメトリー法としては、長半減期且低エネルギーに闘値を有する93Nb(n,n`)93mNbドシメトリー研究状況及びDamageモニターについての調査研究を行なった。これらは、現在研究段階にあると言え一部国外にて先行的に実用化されているので、常陽においても実用研究を開始することが望ましいと考えられるものである。なお、HAFM(Helium Accumul-ation Fluence Monitor)のレビューについては、別途、行なう予定にしているが、これも材料照射実験のドシメトリーに極めて有効と考えられるので今後の実用化研究が期待される。

論文

Verification experiment of threshold detector $$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$Ag(n,n')$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$$$^{m}$$Ag on YAYOI standard neutron field

桜井 淳; 近藤 育朗; 中沢 正治*

Journal of Nuclear Science and Technology, 18(12), p.949 - 956, 1981/00

材料試験炉の中性子スペクトル評価実験において、しきい値が0.1MeVのしきい検出器$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$Ag(n,n')$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$$$^{m}$$Agを導入し、実用化実験を行なってきたが、本実験はこのしきい検出器の信頼性の実証実験である。 今回の実験を通していくつかの重要な点が明確にできた。すなわち、弥生炉標準場で$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$Agを含む14種のしきい検出器を照射し、その実験的に決定した反応率と計算で決定した反応率の差は、すべての反応に対して10%以下であり、このことは今回導入したしきい検出器$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$Ag(n,n')$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$$$^{m}$$Agの信頼性を実証したことになる。また、$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$Ag(n,n')$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$$$^{m}$$Ag反応と同時に$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$Ag(n,2n)$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{6}$$Ag反応や$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$Ag(n,p)$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$$$^{P}$$d反応なども起こるが、これらの反応により生成された放射能は、$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$Ag(n,n')で生成された$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$$$^{m}$$Agの放射能測定には影響しない。$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{7}$$$$^{m}$$Agの半減期は44.3secであるが、半減期が短いことが決定的な欠点にはならず、0.1MeV以上の中性子スペクトルを測定する上で有用なしきい検出器となる

報告書

「常陽」炉内中性子線量測定の概要; S54年度の成果報告会配布資料

佐々木 誠; 鈴木 惣十*; 宮川 俊一; 大竹 俊英*; 関口 善之*; 中沢 正治*; 井口 哲夫*

PNC TN941 80-116, 84 Pages, 1980/07

PNC-TN941-80-116.pdf:15.44MB

本報告書は、S54年度に実施したドシメトリ計画の成果をまとめ、その業務内容と成果を高速実験炉部内で紹介した際に配布した資料を、まとめたものである。内容として、「常陽」ドシメトリーの計画、米国DOEとの情報交換、ドシメトリーの測定装置の準備、解析手法の確立等について、述べている。S54年度ドシメトリー作業計画は順調に進み、ドシメトリーの測定装置、解析手法はほぼ確立し、S55年度には本格的にドシメトリー試験が実施される。

報告書

遮蔽ベンチマーク問題,2

田中 俊一; 笹本 宣雄; 岡 芳明*; 秦 和夫*; 多田 恵子*; 中沢 正治*; 中村 尚司*; 播磨 良子*; 平山 英夫*; 古田 悠; et al.

JAERI-M 8686, 170 Pages, 1980/02

JAERI-M-8686.pdf:4.96MB

本報告書にはDiscrete Ordinates輸送計算コードやモンテカルロ計算コードの計算手法や計算精度を評価したり、あるいは核定数を評価したりするために14種類の遮蔽ベンチマーク問題が集録されている。これらのベンチマーク問題は既に提案されている21種類のベンチマーク問題に新たに追加されたもので、中性子、ガンマ線の後方散乱、2次元、3次元形状のストリーミングに関する問題を中心にまとめられている。

報告書

遮蔽ベンチマーク問題

田中 俊一; 笹本 宣雄; 岡 芳明*; 川合 将義*; 中沢 正治*; 中村 尚司*; 播磨 良子*; 平山 英夫*; 古田 悠; 三浦 俊正*; et al.

JAERI-M 7843, 219 Pages, 1978/09

JAERI-M-7843.pdf:19.05MB

本報告は、日本原子力学会「遮蔽設計法」研究専門委員会の遮蔽実験評価ワーキンググループにおいて、作成された遮蔽ベンチマーク問題を原研、遮蔽研究所において編纂したものである。本報告書には、discrete ordinate輸送計算コードとモンテカルロコードの計算手法や計算精度を評価したり、あるいは核定数を評価したりするため、中性子およびガンマ線の各種線源に対する21種類のベンチマーク問題が集録されている。

論文

炉中性子スペクトル研究の進歩

金子 義彦; 飯島 勉; 瑞穂 満; 布施 卓嘉*; 藤田 薫顕*; 中沢 正治*; 関口 晃*; 木村 逸郎*

日本原子力学会誌, 18(2), p.77 - 88, 1976/02

炉中性子スペクトル研究の現状に関して、次の分野の各々についてレビューを行い、世界的な動向を明らかにすると同時に、最近、国内で行われた主な実験や計算を紹介した。 (1)炉心の中性子スペクトル (2)照射場の中性子スペクトル (3)遮蔽工学における中性子スペクトル (4)時間に依存したスペクトル (5)高速中性子スペクトルの測定技術 また、今後の課題について、総括を行ったが、なかでも、高速中性子スペクトルの測定技術を、今後さらに改良する必要があることを指摘した。

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