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論文

自然地震動を利用した機器免震確証試験計画

蛯沢 勝三; 安藤 和博*; 柴田 勝之; 穂高 志郎*; 長屋 雅文*; 伊東 守*; 亀岡 裕行*; 加治木 茂明*

第24回地震工学研究発表会講演論文集, 1, p.309 - 312, 1997/07

著者等は、確率論的手法に基づく機器免震の有効性評価手法及び評価コードを開発した。安全上重要な碍管付き起動変圧器の免震設計を行い、免震化の有効性を評価した結果、免震度が非常に大きいことが分かった。更に、実際の性能を確認するため、鹿島灘に面した原研大洗研究所敷地内で自然地震動を利用した機器免震確証試験を平成8年度から開始している。鹿島灘は、我が国有数の有感地震動の発生地域であるとともに、周波数特性の異なる地震動の震源域でもある。試験では、水平用免震装置を取り付けた試験体と、水平・鉛直両用免震装置を取り付けた試験体をテストベットに設置し、両者の振動挙動を比較する。そして、ロッキング及びねじれ振動に伴う免震装置の3次元振動挙動や水平及び鉛直それぞれの免震効果を確認する。

論文

Influence of soil properties on response of seismic base isolation of nuclear equipments

蛯沢 勝三; 亀岡 裕行*; 安藤 和博*; 柴田 勝之

Proc. of 14th Int. Conf. on Structural Mechanics in Reactor Technology, 7, p.475 - 482, 1997/00

機器免震設計基準を確立するために、2つの研究を行っている。1つは、機器免震の有効性評価法と評価コードを開発することである。有効性評価法については、確率論的手法や地震PSA手法を応用し開発した。また、同手法に基づき評価コードEBISAも開発した。2番目の研究は、機器免震設計基準の概念を確立することである。建屋内の機器においては、建屋応答の機器応答への影響評価が重要である。そのため、機器応答の入力となる原子炉建屋床応答スペクトの挙動について検討を行っている。一方、建屋外の機器においては、地盤物性の機器応答への影響評価が重要である。そのため、安全上重要な機器として挙げられている碍管付き起動変圧器を対象として、地盤物性を表すせん断波速度(Vs)を150から1500m/sの範囲で変えた場合の非免震・免震機器応答への影響評価を行った。その結果、地盤のせん断波速度の非免震機器応答への影響は大きいが、免震機器応答への影響はないことが分かった。これらから、建屋外機器の免震設計基準の概念を確立する場合、地盤物性を考慮する必要がないことが分かった。

論文

機器免震設計の考え方

蛯沢 勝三; 安藤 和博*; 柴田 勝之; 穂高 志郎*; 長屋 雅文*; 亀岡 裕行*; 加治木 茂明*

第1回免震・制震コロキウム講演論文集, 0, p.447 - 454, 1996/11

著者等は、安全上重要な機器を免震化した場合の有効性と経済性の評価法を提案すると共に、安全上重要な碍管付起動変圧器の有効性と経済性を評価した。これらの評価では、機器免震設計法が確立されていないので、設計法が確立されている建屋及び床免震を参考とし設計を行うと共に、機器免震設計の考え方について検討を行った。その結果、免震装置の仕様が、対象機器の設置環境(設置場所が建屋内か外か、建屋内の場合免震建屋か非免震建屋か、建屋外の場合地盤が堅いか柔らかいか等)や重量・構造の違いによって影響を受けるので、対象機器によって設計を多様化する必要がある等の有用な知見を得た。

論文

Influence of various parameters on effectiveness of seismic base isolation of nuclear equipments

蛯沢 勝三; 亀岡 裕行*; 竹内 勇*; 加治木 茂明*

Transactions of the 13th Int. Conf. on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT),Vol. 3, 0, p.591 - 596, 1995/00

安全上重要で耐震対策の難しい機器を免震構造化した場合の有効性を評価する手法を提案すると共に、評価用コードEBISAを開発した。このコードを用いて、機器免震構造化の有効性に係わる要因の影響評価を行った。対象とした機器は、過去の地震PSAで安全上重要な機器の1つとして挙げられている碍管付き起動変圧器である。対象とした要因は、免震装置の有無、免震装置のタイプの違い、免震装置の使用温度の違い、入力地震動の周波数特性の違い、入力地震動の水平及び鉛直成分の違いである。評価の結果、機能喪失の発生頻度が免震装置の有無によって約3桁違い、免震効果が高いこと、長周期成分の卓越した地震動より、短周期成分の卓越したものに対し、免震効果が高いこと、入力地震動の成分の違いによって有効性が影響を受けること等が分かった。

論文

機器免震における免震装置の選択基準

蛯沢 勝三; 亀岡 裕行*; 竹ノ内 勇*; 加治木 茂明*

第9回日本地震工学シンポジウム (1994)論文集,第1分冊, 0, p.1771 - 1776, 1994/00

著者はこれまでに、安全上重要で地震動抵抗力の小さく、耐震対策の難しい機器を免震構造化した場合の有効性を確率論的手法を用いて評価する手法を開発した。この手法では、各種免震装置を対象として機器免震の有効性を評価するが、使用すべき免震装置を選択する基準を定量的に示していない。免震装置の選択基準は機器免震の設計の考え方に依存するが、その考え方は確立に至っていない。そのため、機器免震の設計の考え方を示し、この考え方に沿って免震装置の限界負荷荷重に着目した選択基準を考案した。更に、この基準を用いて、各種免震装置の限界負荷荷重を求めた。その結果、免震装置を選択する場合には、負荷荷重の観点で検討することは重要であるが、機器免震の有効性、メンテナンス等の観点も考慮して総合的に判断する必要もあることが明らかになった。

論文

碍管付き起動変圧器の免震応答性能

亀岡 裕行*; 蛯沢 勝三; 宇賀 文雄*

第22回地震工学研究発表会論文集, p.819 - 822, 1993/00

免震技術の原子力機器への応用が検討されており、機器を免震構造化した場合の有効性を確率論的手法を用いて評価する手法の開発が行われている。免震装置として、構造の異なる積層ゴムタイプやコイルバネダンパータイプ等が提案されており、同一タイプでも力学特性が異なる。従って、用いる免震装置や力学特性の違いによって、機器免震の有効性が変り得る。上述の研究の一環として、免震装置を変えた場合での機器免震構造系の応答の違いを評価するために、275kV碍管付き起動変圧器を高減衰積層ゴムとベアリング支承コイルバネ粘性ダンパーの各免震装置で構造化した場合の多質点系モデルを作成した。そして、それぞれの応答を評価し、これらの応答値と非免震のもとを比較したところ、前者では約1/6、後者では約1/20程度の応答低減効果があった。

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