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報告書

光(レーザ)の量子化学的効果と応用に関する基礎研究(平成6年度東工大-動燃共同研究報告書)

五位渕 孝幸*; 和田 幸男; 冨安 博*; 杉山 亘*

PNC TY8607 95-002, 197 Pages, 1995/05

PNC-TY8607-95-002.pdf:22.92MB

(1)光(レーザ)溶液化学基礎実験と解析評価1.硝酸溶液中のNpの光酸化還元反応及び反応メカニズム解析・硝酸溶液中のネプツニウム(V)(Np(V))の光化学的反応挙動を、様々な実験条件下において研究した。光源は、水銀ランプと半導体レーザを用い、それらの光が石英セル中の2mlのNp硝酸溶液に照射された。その試験溶液中のNp原子価の光照射時間に対応する光化学的変化は、分光光度法により測定された。これらの光化学試験の変数は、光照射強度(0.02と1.5W/cm/SUP2)、照射光の波長範囲(紫外(250-400))、可視(400-600))と980nm)、硝酸濃度(1,3M)及び添加試薬の種類(ヒドロキシルアミン+ヒドラジンと尿素)であった。これらの試験結果から、原子価調整のための定量的なNp(V)の光酸化反応制御が、UV照射強度と添加還元剤の適切な条件を選択することにより、可能であると判断された。2.Pu、Npの光化学的原子価調整とその応用性研究・ピューレックス再処理プロセスに関係して、PuとNpの混合硝酸溶液からNpを分離するため、光化学的な方法が検討された。試験溶液中のPuとNpは光照射前にヒドロキシルアミンとヒドラジンにより、Pu(III)とNp(V)に調整され、各々の濃度は1x10-4と1x10-3であった。実験は水銀ランプ光の照射強度と硝酸濃度を変化させ実施された。これらの結果から、光化学的原子価調整法は、従来のNOx法によるPu(III)の再酸化工程技術の代替技術として、またPuとNpの分離のための調整法として可能性があることが解った。さらに定量的な量子効率の解析から、再処理工程への応用性について検討した。(2)光励起種の特異性の研究 ランタノイドのポリエーテル錯体の光励起と消光過程 大環状ポリエーテルには、Merck社製(cryp221、cryp222)、Kodak社製(DBC6)および東京化成製(BC5)の試薬を用いた。錯体の合成については、まず、無水のアセトニトリルに1mmolのランタノイド(III)硝酸塩6水和物を溶解した後、モレキュラーシーブを充填したソックスレー抽出器を用いて48時間環流し、次に、無水のアセトニトリルに等molの配位子を溶解した溶液を加えた。この溶液を減容し、ジエチルエーテルなどの非極性溶媒を大過剰加えて錯体を析出させた。この錯体の合成を、可視紫外吸収および赤外吸収スペクトルにより確認した。さらに、窒素ガスレーザーフラッシュフォトリシスにより、アセトニトリル中におけるユウロピウムポリエーテル錯体の発光寿命を決定した。

論文

Photochemical Oxidation of Neptunium(V) to Neptunium (VI) in Nitric Acid Solution Containing Reductants

和田 幸男; 森本 恭一; 五位渕 孝幸*; 冨安 博*

Journal of Nuclear Science and Technology, 32(10), p.1018 - 1026, 1995/00

硝酸溶液中のネプツニウム(Np)原子価の光化学的挙動が、プルトニウム(Pu)およびウラン(U)などの他の元素から分離、または共抽出するために研究された。光源として水銀ランプが用いられ、その光が石英製の試料セル中の約2mlのNp硝酸溶液に照射された。これらの光化学試験の変数は、光照射強度、照射光の波長範囲、硝酸濃度および添加試薬の種類であった。これらの試験から、Npの光化学的挙動が解析され、水銀ランプと少量の添加試薬を使用することにより、硝酸溶液中において、Npの原子価を完全にNp(V)またはNp(VI)に、光化学的に調整できることが判明した。これらの原子価は、Npの分離又は共抽出に必要な条件である。このような、Npの光酸化、還元挙動を、詳細な実験データをもとに解析した結果を報告する。

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