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本田 裕*; 鹿島 貞光; 高信 修*; 今井 忠光*; 雪 隆司*; 五十嵐 敏広*; 落合 洋二*; 鈴木 隆平*
PNC TN843 80-14, 26 Pages, 1980/03
高速炉原型炉"文珠"型燃料の燃料-被覆管の両立性,および核分裂生成分,特にCsの移動機構を調査する目的で,JMTR-77F照射試験が計画され,その燃料を製造した。燃料は密度85%TDの30%PuO/SUB2-UO/SUB2,および32%EUO/SUB2で,製造はピン4本分である。ペレット製造の原料としては,直接脱硝実験(マイクロ波加熱法)で得られた粉末を使用し,ペレット密度のコントロールには球状ノニオンを使用した。
小泉 益通; 鹿島 貞光; 加納 清道*; 五十嵐 敏広*; 今井 忠光*; 高信 修*; 成田 大祐*; 鈴木 隆平*
PNC TN841 78-16, 44 Pages, 1978/02
高速増殖炉原型炉「もんじゅ」を対象に冷却材事故時,及び過出力事故時における燃料ピンの安全性確認のため実験が計画された。ここでは,この実験に供される燃料ペレットの製造について記述する。(Pu 0.3,U 0.7)O2,60%濃縮ウラン密度85%T・Dのペレットを燃料ピンにして24本分製造した。60%濃縮ウランは手持ちが無かったので90%Euと天然ウランを混合して調整した。密度の調整はポリエチレン粉末を添加して行なった。予備試験の結果1.5w/oポリエチレン添加で所定の密度に調整し得たが,径が幾分か大きめであったのでセンタレス研磨を行なった。ところが,研磨面にポリエチレンが原因したクラックが無数認められ好ましくない結果となったので,焼結あがりで仕様を満たす方法を取った。結果として取扱いロット数が増えたが,本プロジェクトを通し密度降下剤としてのポリエチレン使用について有益な知見を得たことは今後の研究に役立つと思われる。