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福原 昌志*; 井崎 隆*; 戸根 弘人; 近藤 欣也*
FAPIG, (69), p.2 - 7, 1973/00
多目的高温ガス冷却炉の開発の一環としてOGL-1が日本原子力研究所材料試験炉(JMTR)に設置され高温、高圧、高中性子束下での燃料および材料の照射、構造材料の強度試験、核分裂放射性物質の挙動など、炉外高温ヘリウムガス・ループなどでは得られない核熱特性を含む種々の試験を行なうことになっている。本試験は高温ガス炉に要求されるガス純度と同等以上のものを得るためのヘリウムガス精製に関する設計データを求めるために行なうもので、OGL-1の設計、製作に反映される。現在、すでに予備試験を含む実験を開始し貴重な経験を得ているが、本稿では試験の必要性、試験計画の概要、装置の紹介をする。
野村 末雄; 大内 信平; 井崎 隆*; 中井 保夫*
FAPIG, (64), p.233 - 241, 1972/00
OGL-1は大洗ガスループ1号の略で日本原子力研究所大洗研究所の材料試験炉(JMTR)に設置される予定の炉内高温ヘリウムガスループであり,多目的高温ガス炉に関する燃料,材料の照射試験および冷却材の化学試験などの実施を目的とした試験施設である.
佐川 直貴; 小田野 隆之*; 森藤 将之; 井崎 賢二; 水庭 春美
no journal, ,
現在MOX燃料製造施設の放射線管理で用いられているARGは、測定対象物が限られ、廃棄物が発生し、今後ポラロイドフィルムの入手も困難になることから代替技術としてデジタルカメラを用いたARGを検討した。Pu試料の露光は、ISOの感度を高くすることや露光時間を長くすることで感光を強くすることができるが、暗電流ノイズや長時間ノイズ,高感度ノイズなどのノイズも多く発生してしまうため、Pu試料の光点とノイズを区別することが難しくなる。今回試したシンチレータのうち、最も発光が良好であったのは、厚さ5m,密度10mg/cmのものであった。また、ISOの設定としてはノイズの発生が少なく、Pu試料の発光が十分に確認できるものとしてISO3200が良好であった。Pu試料とシンチレータの間に空間が発生すると発光量が低下するため、Pu試料とシンチレータの間に空間ができないよう密着させた状態で露光する必要がある。