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論文

高速実験炉「常陽」MK-I炉心燃料集合体の照射挙動

井滝 俊幸; 甲野 啓一; 山内 勘; 柚原 俊一*; 柴原 格; 田地 弘勝*

日本原子力学会誌, 27(5), p.435 - 449, 1985/05

 被引用回数:4 パーセンタイル:54.56(Nuclear Science & Technology)

高速実験炉「常陽」MK-I炉心燃料集合体について、一連の照射後試験をほぼ完了し、燃料集合体の照射挙動の全容が明らかとなった。全体的に見ると、集合体の機能を損うような変形や燃料要素の破損は一切なく、MK-I炉心全期間中集合体は十分健全な状態で使用されたことが確認された。MK-I炉心での使用条件は、原型炉条件に比べると穏やかなものであり、顕著な照射挙動はまだ現れてきてはいないが、それでも高燃焼度で予測されるような照射挙動の前兆は、程度の差こそあれ、ほぼ確認された。燃料集合体の製造、照射、照射後試験にわたって、一貫したデータが集積されて、MK-I燃料設計、製造の妥当性がここに示され、次の段階への基盤を築くことができた。

論文

Determination of Melting Point of Mixed-Oxide Fuel Irradiated in Fast Breeder Reactor

立花 利道; 井滝 俊幸; 山内 勘; 大森 雄*

Journal of Nuclear Science and Technology, 22(2), p.155 - 157, 1985/00

 被引用回数:19 パーセンタイル:92.69(Nuclear Science & Technology)

「常陽」MK-I照射後燃料の融点をタングステンキャプセル封入方式によるサーマルアレスト法で遠隔測定した。今まで、0$$sim$$5万MWD/Tでの混合酸化物燃料の融点下限値は2650$$^{circ}C$$以上と報告(米国GE社によるフィラメント法での測定)されていたが、今回の測定で2720$$^{circ}C$$以上であることが分かった。また、酸化物燃料は炉内で核分裂生成物と多元系を生成するため、燃焼度の増加と共に融点は降下すると一般に云われていたが、0$$sim$$5万MWD/Tではその影響は無視しうる程度であり、融点は降下しないことが分かった。

論文

Development of a New Measurement Method for Fast Breeder Reactor Fuel Burnup Using a Shielded lon Microprobe Analyzer

水野 峰雄*; 榎戸 裕二; 吽野 一郎; 甲野 啓一; 山内 勘; 井滝 俊幸

Nuclear Technology, 69(1), p.107 - 113, 1985/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)

遮蔽型IMA(Shield Ion Microprobe Analizer)を使用した高速炉燃料の新しい燃焼度測定法を開発した。本測定法の使用により「常陽」MK-I炉心燃料(計 14試体)の燃焼度測定を行い、MK-I炉心燃料の局部最高燃焼度として 5.1%を得た。上記測定結果は表面電離型質量分析器を用いる従来法による測定値及び計算コードによる計算値と良く一致し、信頼度の高いものである事が確認された。従来法では、燃料内存在元素の化学分離を必要とする為、測定に多大な労力及び時間(3$$sim$$4日/試料)を要し、ある程度の放射線被曝も避けられなかったが、本測定法では①測定処理能力の大幅な向上(データ解析も含め0.5日/試料)、②放射線被曝の解消③微小領域の燃焼度測定、従ってペレツト半径方向の燃焼度分布測定が可能となる。

論文

炉心材料(FBR); 原子炉材料の課題と展望

井滝 俊幸

原子力工業, 30(2), P. 14, 1984/02

被覆管、ラッパ管等の高速炉・炉心材料はAISI316が母体として用いられているが、経済性見地より、高速中性子照射量の増大が見込まれる。ここにますますスエリングの小さい材料の開発が必要とされる。現在、316ステンレス鋼の改良材と更に進んだ将来材がある。将来材にはオーステナイト系の外、フェライト系も考えられている。スエリングは冷間加工による転位の形成により、また析出物及び添加元素に起因する格子歪形成によって小さくおさえることができる。また、他の課題として、被覆管の照射クリープがあり、燃料ピンの全スエリングは照射内圧クリープと被覆管のスエリングの複合結果である。その他、被覆管内面の燃料による腐食、ペレットのスエリングに起因する燃料ピンのスエリングについて紹介した。

報告書

高速実験炉「常陽」特殊試験結果報告書 : 等温反応度係数・流量係数

渡辺 昌介*; 井滝 俊幸*; 山内 勘; 樫原 英千世*; 榎戸 裕二*; 柴原 格*; 井上 裕二*

PNC TN941 82-38, 57 Pages, 1982/02

PNC-TN941-82-38.pdf:2.35MB

「常陽」増殖炉心では,等温反応度係数および流量係数に関して,50MW低出力試験中に詳細な測定を行った。以来,原子炉の50MWおよび75MW定格連転が約4年間にわたって行われた。この間,炉心燃料集合体は,初期の70体から75MW第6サイクルの79体まで拡大された。本試験は,75MW第5サイクルと第6サイクルとの間の特殊試験サイクル期間中に行ったもので,炉心の経年変化に伴って,等温反応度係数および流量係数が変化するかどうかを調べることを目的とした。得られた結果は次の通りである。〔等温反応度係数〕1)実測値は,設計値および低出力試験時の測定結果と良い一致を示した。〈実測値‥(-3.85+-0.17)$$times$$10$$times$$-3%$$Delta$$k/k/$$^{circ}C$$〉有意な経年変化や出力係数特異現象に係わる変化は,認められなかった。〔流量係数〕1)一次系ナトリウム流量を100%から20%へ変えた時の反応度変化量は,(-8.2$$sim$$-10.7)$$times$$10$$times$$3%$$Delta$$k/kであった。この値は設計値の1/10に相当し,75MW出力上昇試験前の約1/3になっていることがわかった。2)この流量係数の変化が,75MW出力上昇試験中に起った出力係数の特異現象と関連するかどうか,今後検討する必要がある。

報告書

エックス線マイクロアナリシスにおける定量補正計算用電算機プログラム

井滝 俊幸*; 去来川 汎人*; 皆川 洋治*

PNC TN841 76-44, 83 Pages, 1976/10

PNC-TN841-76-44.pdf:2.1MB

X線マイクロアナライザーによる定量分析の精度向上のために行なう定量補正計算に用いる電算機プログラムを作成した。原子番号補正にはBishop-Springerの方法、吸収補正にはPhilibertの方法、けい光補正にはReedの方法とSpringerの方法を用いた。補正計算には数多くの定数値が必要であるが、それらのインプット方法に工夫を行なうことにより、計算ごとに使用する定数の一覧表を作成する手間を省き、プログラムを使いやすいものとした。本プログラムを用いいくつかの系につき補正計算を行なったが補正後のXMA分析値は化学分析値と約1%の精度で一致した。

報告書

燃料ペレット中のポア分布の計算

小泉 益通; 井滝 俊幸*; 落合 祥治*; 去来川 汎人*; 古屋 広高

PNC TN841 76-33, 72 Pages, 1976/10

PNC-TN841-76-33.pdf:4.07MB

金相研磨面上のポア断面径分布からペレット単位体積中の真のポア分布を推定する。ペレット中に分散しているポアの三次元的分布を,ペレット研磨面上のポア断面径の個数分布から推定計算するコードPOREDIS-1,2を開発した。ポアは球と仮定し,ポア径を不連続な大きさの級間(Cell)に分け,各級間内のポアは同じ直径を持つものと考えて計算を行った。この計算コードによって,三次元空間におけるポア個数頻度分布,ポア体積分布,ポア平均径,ポア総個数,ポア総体積,ペレット密度等が計算され,従来行われなかった。定量的なポア特性の評価が可能になった。本計算コードはポアの分布のみならず,金属材料中の析出物や介在物,鉱石中のある特定成分等々の三次元的空間分布をその断面での観測結果から推定計算することにも使うことができ汎用性の大きいものである。

報告書

Non-destructive assay equipment for quantitative determination of the nuclear material in plutonium fuel fabrication facility

大西 紘一; 安久津 英男*; 井滝 俊幸*; 宮原 顕治; 所 要一*; 堤 正順*

PNC TN841 75-34, 23 Pages, 1975/09

PNC-TN841-75-34.pdf:0.41MB

None

報告書

Certificate and records of PNC fuel pins for RAPSODIE-5 irradiation program

安久津 英男*; 小泉 益通; 鹿島 貞光; 井滝 俊幸*

PNC TN841 75-15, 55 Pages, 1975/04

PNC-TN841-75-15.pdf:2.55MB

None

論文

高速実験炉「常陽」MK-I炉心燃料集合体の照射挙動

小無 健司; 柴原 格; 甲野 啓一*; 井滝 俊幸*

動燃技報, 51 Pages, 

None

論文

Fuel Pin Performance and Reliability Analysis Codes in PNC

長井 修一郎*; 水野 朋保*; 井滝 俊幸; 中江 延男*; 田中 健哉; 小松 純治

Inter.Conf.on Reliable Fuels for Liquid Metal Reactores, , 

燃料挙動解析コードCEDAR及び確率論的燃料健全性評価コードBORNFREEを用いて,高速炉燃料ピンの挙動評価を行った。CEDARコードについては,その検証結果を示し,また本コードを用いた解析結果から,燃焼ピンの製造ギャップ公差に起因する出力上昇時の燃焼中心温度の不確定性は,出力上昇方式を適当に選択することにより大幅に減少させることができること及び寿命3年の大型炉用燃料ピンのペレット密度は、92%TD程度が望ましいことを示した。 BORNFREEコードについては、その解析結果に基づき、燃料溶解防止について現状の決定論的燃料設計手法には大きな設計裕度が含まれていることを示した。

論文

Effects of Alloying Elements on Mechanical and Swelling Properties of Type 316 Stainless Steel and Advanced Materials for Fast Reactor Application

柴原 格; 窪田 博行*; 柚原 俊一*; 井滝 俊幸

International Conference on Materials for Nuclear Reactor Core Applications, , 

高速炉用炉心材料の開発について高温高強度並びに耐スエリイグ性の改善に寄与する。B,P,Ti,Nb等の合金元素の効果をPNCの照射実績に基づき紹介する。即ちSUS316相当ステンレス鋼はこれらの合金元素の最適化により,照射量1.9$$times$$10(23)n/cm2(E$$>$$0.1Mov)で外径増加43.%以下であり,かつ650$$^{circ}C$$1万時間破断強度が200MPa以上という強化の優れた性質を持つに至った。また長寿命化を目先燃料被覆管ではさらにNi量を増加させた改良型オーステナイト鋼材料の最適をベースとして2.5$$sim$$30.$$times$$10(23)n/cm2(E$$>$$0.1Mev)での実証試験を行っている。合金設計はこれまで中間結果で判断すると妥当なものといえる。一方フェライト鋼の開発についても現状と採束計画を合金設計の立場から論ずる。

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