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報告書

高速実験炉「常陽」性能試験報告書 : PT-53 廃ガス濃度測定試験

中島 裕治*; 根本 典雄*; 遠藤 清*; 引地 貴義*; 安 哲則*; 広瀬 正史*; 今泉 英之*

PNC TN941 79-161, 50 Pages, 1979/10

PNC-TN941-79-161.pdf:0.92MB

出力上昇試験期間中に,アルゴンおよび窒素廃ガス処理系の廃ガスを捕集容器にサンプリングして,廃ガスに含まれる放射性ガスの核種分析・濃度測定を,多重波高分析装置(MCA)振動容量電位計(VRE)で行った。▲MCAで得られた$$gamma$$線スペクトルでは,アルゴン41(T/1/2=183hr,E/$$gamma$$=1.29MeV,E/$$beta$$=1.20MeV)のみが確認され,VREによる減衰特性の結果では,アルゴン41の他に長半減期核種の存在も確認された。長半減期核種については,試料の分析(凝縮法+液シン)により水素3(T/1/2=12.26y,E/$$beta$$=0.018MeV)が一部混入していることが判明し,さらには諸々の条件により炭素14(T/1/2=5730y,E/$$beta$$=0.156MeV)が推定された。▲以上の核種分析の結果に基づいて廃ガス試料の濃度を評価したが,原子炉出力との相関は不明確であった。全体の傾向としては,長半減期核種の濃度($$mu$$Ci/cm$$times$$3)が,出力上昇試験期間中に10$$times$$-5から10$$times$$-5オーダーに1桁程度増加し,アルゴンおよび窒素系から,各々水素3,アルゴン41が支配的に廃ガス処理系へ到達していることが認められた。▲本試験では,核種の同定が不完全で廃ガスデータについての十分な解析結果が得られていないが,今後は実績をふまえて,プラント状態に合致させたサンプリング,連続測定の方法の検討,水素3,炭素14の定性・定量分析の可能な測定方法の導入,および廃ガス発生源の放射性ガスの核種・濃度・発生量などに関する試験の充実により総合的な解析・評価を進める。▲尚,試験期間中の廃ガスの濃度・放出率は,管理基準値を十分に満足していた。▲

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