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尾崎 裕介; 石橋 正祐紀; 松下 智昭*; 升元 一彦*; 今里 武彦*
Proceedings of 13th SEGJ International Symposium (USB Flash Drive), 4 Pages, 2018/11
瑞浪超深地層研究所では、坑道閉塞後の地質環境変化の把握を目的とした再冠水試験を実施している。再冠水試験において、坑道閉塞前後に2次元比抵抗探査を3度にわたり実施した。1回目は坑道閉塞前に、2回目と3回目は坑道から排水後に探査を実施した。これら探査において、低比抵抗体と高比抵抗体からなる二層構造を検知することができた。これら二層は各々吹き付けコンクリートと母岩部に相当する。また、坑道排水後に実施した探査では、母岩部に相当する高比抵抗体の上部の比抵抗の減少が確認された。この比抵抗変化は、母岩部の亀裂部に存在する不飽和層が冠水試験により飽和した過程を捉えたものと考えられる。
尾崎 裕介; 松下 智明*; 升元 一彦*; 今里 武彦*
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瑞浪超深地層研究所では、深度500mにおいて坑道の一部を自然の地下水で閉鎖し、坑道周辺の地質環境の変化を把握することを目的とした再冠水試験を実施している。坑道壁面近傍の物性値の変化を捉えるため、坑道閉塞前後において計3回の2次元比抵抗探査を実施した。比抵抗探査の結果からは、坑道壁面近傍の飽和過程による比抵抗変化と考えられる変化が示唆されている。そこで本研究では、飽和度の変化の度合いを把握するために、比抵抗値から飽和度の変換を行い、飽和度の推定結果から、坑道閉塞に伴う飽和度の大幅な上昇および坑道解放後の飽和度の低下を捉えることができた。