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田中 直樹; 諏訪 登志雄; 西田 直樹; 久野 剛彦; 伊波 慎一
日本保全学会第11回学術講演会要旨集, p.127 - 131, 2014/07
東海再処理施設の分析廃液を排水する放射性溶液配管の腐食部から漏えいが発生した。この腐食の原因の調査として当該配管を切出し、腐食部について分析・観察を行った。その結果、過去に使用した塩素系分析試薬の塩化物イオンが原因となり、局部腐食を起こしたことが考えられる。そのため、塩素系分析試薬の使用履歴のある配管についてフェーズドアレーによる配管の点検を行ったので結果について報告する。
石井 貴広; 清水 和幸; 酒井 克己; 伊波 慎一
第7回再処理・リサイクル部会セミナーテキスト, p.172 - 173, 2011/01
現在、東海再処理施設の自動火災報知設備は、約40の施設に感知器が約5000個設置されている。この自動火災報知設備では、2001年1月から2010年12月までの約10年間に57件の非火災報が発生しており、原因の約半数は感知器内部の結露によるものであった。この感知器の結露対策として、感知器取付け用の台座を製作し、取付けた。この台座は、天井面から感知器を離した状態におくことで、結露の水滴が感知器ベース部を伝い、感知器本体裏側に浸入するのを防止する。また、感知器裏面が配管経路の温度,湿度環境と接触するのを避け、室内と同じ温度,湿度環境におくことで、感知器内部の結露発生を防止するものである。この結果、対策を施した感知器については非火災報が発生していない。本報では、改善策とその他の非火災報の原因と対策について述べる。
福地 平; 算用子 裕孝; 八戸木 日出夫; 福有 義裕; 伊波 慎一
第7回再処理・リサイクル部会セミナーテキスト, p.170 - 171, 2011/01
東海再処理施設の換気設備には、管理区域内の放射性物質が環境に放出しないように、管理区域の排気側に高性能粒子フィルタ(HEPAフィルタ)を設置しており、このフィルタの交換基準はフィルタ差圧及び表面線量率をもとに定めている。また、交換基準に達しない場合でも、使用開始から5年を目安に定期的な交換を行ってきた。しかし、使用済みのフィルタは、低放射性固体廃棄物として取扱われることから、発生の低減化が求められる。そこで、交換実績の調査及び実際に設置されているフィルタの健全性を確認することにより、交換周期の見直しを行い、最適化を進めたのでその結果について述べる。
竹内 謙二; 算用子 裕孝; 福有 義裕; 伊波 慎一
Proceedings of 7th International Conference on NDE in relation to Structural Integrity for Nuclear and Pressurized Components (CD-ROM), p.37 - 44, 2010/00
東海再処理施設では、放射性物質等を限定された区域に閉じ込めるための負圧維持に送排風機,高放射性廃液貯槽等の冷却にポンプが用いられており、施設の安全確保に重要な役割を果たしている。したがって、これらの回転機器は安定運転が求められており、回転機器の劣化状態を把握した状態監視保全により、信頼性を向上させる必要がある。東海再処理施設の回転機器の保全データを解析した結果、約90%が軸受の不具合による故障であり、軸受故障の主原因は潤滑不良によるものであることがわかった。このため、回転機器を安定的に運転するには、軸受の潤滑や損傷の状態を把握することが重要である。これまで、軸受状態の把握には振動法が用いられており、振動法は軸受の損傷や磨耗の状態を把握することができるが、油膜厚さによる軸受の定量的な潤滑管理は困難であった。このため、軸受の油膜厚さを定量的に測定できるショックパルス法(以下、SPMという)を用いることで、軸受の油膜厚さを測定し、軸受状態の把握を試みた。SPMは、軸受の動作時に発生する圧縮波が、軸受の潤滑状態,傷の有無によって変化することを利用したものであり、この圧縮波を測定することで、軸受の油膜厚さや劣化状態を診断する。SPMにより診断された油膜や劣化状態の情報は、集中監視装置へ伝送され、回転機器の軸受状態を遠隔監視できるようにした。この結果、軸受の油膜厚さに基づいた給油を行うことで、軸受内に油膜厚さを維持し、軸受の劣化の進行を軽減することにより、回転機器の信頼性を向上させ、回転機器の安定運転に寄与することができた。
安尾 清志; 瀬戸 信彦; 綿引 誠一; 岩崎 省悟; 伊波 慎一
日本保全学会第6回学術講演会要旨集, p.506 - 509, 2009/08
東海再処理施設では、放射性溶液の液位及び密度の測定にエアパージ計測法を用いている。エアパージ計測法では、硝酸塩を含む放射性溶液からの塩の析出により、計測導圧管先端部に詰まりが生じる。塩が析出する原因は、エアパージ計測に乾燥した空気を用いていることが考えられる。そこで、塩が析出する可能性のある計測導圧管に加湿した空気を送ることで詰まりを予防する実験を行い、その効果を確認した。
石井 貴広; 清水 和幸; 酒井 克己; 伊波 慎一
日本保全学会第6回学術講演会要旨集, p.289 - 293, 2009/08
現在、東海再処理施設の自動火災報知設備は、約40の施設に感知器が約5000個設置されている。この自動火災報知設備では、2001年1月から2009年5月までの約8年間に51件の非火災報が発生しており、原因の約半数は感知器内部の結露が原因であった。この感知器の結露対策として、感知器取付け用の台座を製作し、取付けた。この台座は、天井面から感知器を離した状態におくことで、結露の水滴が感知器ベース部を伝い、感知器本体裏側に浸入することを防止するとともに、感知器裏面が配管経路の温度,湿度環境と接触するのを避け、室内と同じ温度,湿度環境におくことで、感知器内部の結露発生を防止するものである。この結果、対策を施した感知器については非火災報が発生していない。本報では、改善策とその他の非火災報の原因と対策について述べる。
西田 恭輔; 檜山 久夫; 柴田 里見; 岩崎 省悟; 伊波 慎一
日本保全学会第6回学術講演会要旨集, p.294 - 297, 2009/08
再処理施設の負荷の中には、使用済核燃料物質を処理する施設の特質として、放射線管理上重要な臨界モニタや放射線管理機器等、給電の中断が許されないものがあり、これらの機器は無停電電源装置を介して給電を行っている。本報告では、重要設備である無停電電源装置の機能を維持するために実施している定期的な点検,部品交換,装置更新等の状況について述べる。
三浦 信之; 大谷 吉邦; 伊波 慎一; 飛田 祐夫
JNC TN8450 2001-013, 24 Pages, 2002/03
東海再処理施設では、使用済燃料の再処理やガラス固化処理等の処理運転を行っている期間中においても、定型的な機器・設備の点検や清掃、フィルタの交換等の保守作業を実施している。運転状況に関する情報公開時の対外説明等に資するため、これら処理運転期間中における保守作業の実績やこの実績から今後実施することが想定される保守作業の中で、再処理やガラス固化処理等における各処理工程が短期間停止するもの等を摘出し、これを各工程毎に定型的な保守作業として取り纏め、2001年9月に『東海再処理施設における定型的な保守作業』(JNC TN8450 2001- 006)を作成した。本資料は、『東海再処理施設における定型的な保守作業』(JNC TN8450 2001-006)を補遺するものである。
山口 俊哉; 伊波 慎一
Proceedings of 6th International Conference on Probabilistic Safety Assessment and Management (PSAM-6), 409- Pages, 2002/00
再処理施設の設備に対する点検・補修等の保全作業をデータベース化するために、コンピュータによる管理システム(TORMASS)を開発してきた。本件は、TORMASSの概要を紹介するとともに、TORMASSに蓄積されているデータの解析結果について報告する。
三浦 信之; 大谷 吉邦; 伊波 慎一; 飛田 祐夫
JNC TN8450 2001-006, 861 Pages, 2001/09
東海再処理施設では、使用済燃料の再処理やガラス固化処理等の処理運転を行っている期間中においても、定型的な機器・設備の点検や清掃、フィルタの交換等の保守作業を実施している。本資料は、運転状況に関する情報公開時の対外説明等に資するため、これら処理運転期間中における保守作業の実績やこの実績から今後実施することが想定される保守作業の中で、再処理やガラス固化処理等における各処理工程が短期間停止するもの等を摘出し、これを各工程毎に定型的な保守作業として取り纏めたものである。また、本資料の冒頭には、東海再処理施設の主要な工程について、工程図を用いて概要の説明を加えている。なお、本資料は、新規施設の建設、既存施設の改造、及び運転経験等をふまえて、適宜見直しを行うこととする。
菊池 孝; 大谷 吉邦; 伊波 慎一; 飛田 祐夫*
JNC TN8450 2000-009, 160 Pages, 2000/12
本資料は、再処理センター全体の連帯感の醸成、意識の共有化等を目的として、平成12年10月4日に東海再処理施設事業所展示館にて開催した「第1回 再処理センターキャンペーン報告会」の予稿集及び口頭発表OHPを資料集としてまとめたものである。
菊池 孝; 大谷 吉邦; 伊波 慎一; 飛田 祐夫
JNC TN8450 2000-006, 700 Pages, 2000/09
東海再処理施設では、使用済燃料の再処理やガラス固化処理等の処理運転を行っている期間中においても、定型的な機器・設備の点検や清掃、フィルタの交換等の保守作業を実施している。本資料は、運転状況に関する情報公開時の対外説明等に資するため、これら処理運転期間中における保守作業の実績やこの実績から今後実施することが想定される保守作業の中で、再処理やガラス固化処理等における各処理工程が短期間停止するもの等を摘出し、これを各工程毎に定型的な保守作業として取り纏めたものである。なお、本資料の冒頭には、東海再処理施設の主要な工程について、工程図を用いて概要の説明を加え、また、各工程毎の保守作業の資料の後段には、資料の中で用いている用語を解説として加えている。
青嶋 厚; 伊波 慎一; 小坂 哲生; 川野辺 俊夫; 堀越 義紀; 上野 勤; 高橋 敏; 寺門 茂; 大森 建彦
動燃技報, (107), p.77 - 93, 1998/09
アスファルト固化処理施設は、平成9年3月11日に火災爆発事故発生以来、閉じこめ等の機能回復の応急措置並びに事故発生に係わる原因究明の作業がすすめられている。応急措置は、始めに「安全確保に係わる作業」としてアスファルト充てん室(R152)からの排気を行うI系統の仮設換気設備、建家外壁の開口部の閉口措置等により建家外への放射性物質の漏洩防止措置を行い、次に「安全管理に係わる作業」として仮設換気設備にグリーン/アンバーエリアからの排気系統の増設、既設換気設備の修復による仮復旧運転、グリーン/アンバーエリア等の除染及び施設内監視として放管モニタ等の仮復旧並びにR152内の充てんドラムの搬出をすすめてきた。今後はエクストルーダからのアスファルト混合物の抜き取りを行うことにより、応急の措置を終え、以降施設の復旧を向けた作業を行っていく予定である。
上野 勤; 伊波 慎一; 青嶋 厚; 石橋 隆; 川口 昭夫
デコミッショニング技報, (19), p.23 - 50, 1998/00
平成9年3月11日10時6分頃東海事業所アスファルト固化処理施設において火災が発生し、更に、同日20時4分頃爆発が発生した。この爆発により建具類、換気設備等が破損するとともに、施設内全域が汚染した。
伊波 慎一; 青嶋 厚; 石橋 隆; 川口 昭夫
SPECTRUM '98, 0 Pages, 1998/00
1997年3月11日に東海再処理施設アスファルト固化処理施設で火災・爆発が起きた。この火災・爆発により施設内部及び外部に面した窓・扉・シャッタの破損、換気設備の停止により、建家の閉じ込め機能が喪失すると同時に施設内外が汚染された。この事故の応急の措置として、始めに建家外への放射性物質の漏洩を防止するため、破損窓・扉・シャッタの閉止措置と仮設換気(R152からの排気)I系統の設置を行った。次に建家内の放射性物質の漏洩防止として、仮設換気にG/A系統の追加運転、既設換気の修復、仮復旧、施設内除染、R152内のドラム搬出、エクストルーダからのアスファルト混合体抜き出し、モニタ類の仮復旧等を行なってきた。これらの作業終了に伴なって、1998年9月始めに、施設は閉じ込め機能を回復して、事故以前の状態になった。これによりアスファルト固化処理施設は安全が確保された状態となった。
伊波 慎一; 野上 隆雄; 槇 彰; 小形 佳昭; 竹下 健二*; 丸石 正美*; 熊谷 幹郎*
動燃技報, (98), p.32 - 42, 1996/06
東海再処理工場では、より一層のよう素放出量の低減化と同時に廃棄物減容化のため、平成元年度から耐水性に優れかつ廃棄物の減容率が高い銀添疎水性吸着材(AgP)に着目して、これらに関する研究開発を進めてきた。本研究開発では、このAgPについて吸着材の担体構造、銀分散性等の物性及びよう素吸着過程について研究を行い、よう素を吸着する最適条件を明らかにすると同時に、この条件を得るための製造方法、実用化に向けての大量製造方法、安全性及び減容化についての検討、試験を行ってきた。本報告では、これらの内容について紹介する。
Takeshita, Kenji*; 高島 洋一*; 松本 史朗*; 伊波 慎一
Journal of Nuclear Science and Technology, 32(9), p.941 - 943, 1995/00
産業創造研究所では、放射性ヨウ素除去のために多孔質のスチレンジビニルベンゼン共重体に硝酸銀を添着した疎水性吸着材を委託研究により開発してきた。これまでの研究成果の一部として多孔質担体中の硝酸銀の分散状態よヨウ化メチル吸着性能の関係が検討され、硝酸銀の高分散化によってヨウ化メチルの吸着容量、吸着速度が著しく増加することが確認された。本報告では、硝酸銀の高分散添着法と高分散化による破過特性の改善を述べる。
伊波 慎一; 小松 久人; 立原 富夫*; 大石 正美*
Proceedings of 4th International Conference on Nuclear Fuel Reprocessing and Waste Management (RECOD '94), 0 Pages, 1994/00
産業創造研究所では、放射性ヨウ素の除去のために多孔質スチレンジビニルベンゼン共重合体(SDB)に硝酸銀を添着した疎水性吸着剤を委託研究により開発している。今までの研究の結果、本吸着剤は、吸着剤の細孔構造、硝酸銀の分散状態の構造制御により、銀利用率、吸着容量とも高性能化し、しかも、0.5vol%NOx, 2vol%水蒸気存在下でもヨウ素有機ヨウ素の吸着は影響を受けなかった。また、使用後の吸着剤は、熱乾留と圧縮成形により初期体積の15%まで減容し、吸着したヨウ素はほぼ完全に成形体に固定化できた。以上の成果を報告する。
伊波 慎一; 小松 久人; 立原 富夫; 高島 洋一*; 松本 史朗*
Proceedings of 4th International Conference on Nuclear Fuel Reprocessing and Waste Management (RECOD '94), 0 Pages, 1994/00
産業創造研究所では、放射性ヨウ素除去のために、多孔質スチレン・ジビニルベンゼン共重合体(SDB)に硝酸銀を添着した疎水性吸着材を委託研究によって開発している。これまでの研究の結果、本吸着材は吸着材の細孔構造や硝酸銀の分散係数などの構造制御によって高性能化し、0.5vol% NOx、2vol% 水蒸気存在下でも、ヨウ素、有機ヨウ素の吸着は影響を受けなかった。また、使用後の吸着材は熱乾留と圧縮成形により初期体積の15%まで減容し、吸着したヨウ素はAgIとしてほぼ完全に成形体に固定化できた。以上の成果を報告する。
伊波 慎一; 大久保 俊純; 堂村 和幸
no journal, ,
東海再処理施設の設備保全管理支援システム(TORMASS)により、約30年間で蓄積された保全実績データをもとに、分離精製工場の閉じ込め機能を確保するために重要であるブロアについて、構成部品の故障履歴から偶発的故障を抽出し、信頼度解析による評価を行った。