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下村 祐介; 佐藤 拓也; 福井 康太; 工藤 健治; 吉岡 龍司
JAEA-Review 2018-023, 220 Pages, 2019/01
平成27年9月11日、日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター廃棄物管理施設の固体集積保管場IIにおいて、アスファルト固化体封入ドラム缶(アスファルトドラム缶)4缶からアスファルトの漏えい跡が確認された。また、その後の点検において、平成27年11月10日にアスファルトドラム缶1缶からアスファルトの漏えい跡が発見された。さらに、平成27年12月2日には、アスファルトドラム缶1缶に、アスファルトの漏えい跡は無いが上蓋の腐食が激しいものが確認された。アスファルトドラム缶からのアスファルトの漏えい跡について、原因の調査と対策を検討するため、「ドラム缶からの漏えい跡原因調査及び対策に係る検討作業部会」を設置し、対応が進められた。具体的な検討事項は、(1)アスファルトドラム缶からのアスファルトの漏えい原因の特定、(2)アスファルトドラム缶の腐食(錆)発生原因の特定、(3)アスファルトドラム缶のアスファルト漏えい及び腐食(錆)の再発防止対策である。本報告書は、当該作業部会でまとめられた報告書「ドラム缶からの漏えい跡原因調査及び対策に係る報告書」を基に、その後の書類調査によって明らかになった内容を含めて再構成したものである。
濱 克宏; 笹尾 英嗣; 岩月 輝希; 尾上 博則; 佐藤 稔紀; 藤田 朝雄; 笹本 広; 松岡 稔幸; 武田 匡樹; 青柳 和平; et al.
JAEA-Review 2016-014, 274 Pages, 2016/08
日本原子力研究開発機構は、高レベル放射性廃棄物の地層処分の実現に向けた国の第2期中期目標(平成2226年度)に基づき中期計画を策定し、処分事業と国による安全規制の両面を支える技術基盤を整備するため、地層処分研究開発と深地層の科学的研究の2つの領域において研究開発を進めている。今般、本中期計画期間における深地層の科学的研究分野(超深地層研究所計画、幌延深地層研究計画、地質環境の長期安定性に関する研究)の成果を取りまとめるにあたり、処分事業におけるサイト選定から処分開始に関する意思決定ポイントまでに必要な技術情報を事業者・規制機関が活用しやすい形式で体系化し、所期の目標の精密調査(前半)の段階に必要となる技術基盤として整備した。
濱 克宏; 水野 崇; 笹尾 英嗣; 岩月 輝希; 三枝 博光; 佐藤 稔紀; 藤田 朝雄; 笹本 広; 松岡 稔幸; 横田 秀晴; et al.
JAEA-Research 2015-007, 269 Pages, 2015/08
日本原子力研究開発機構の第2期中期計画期間(平成2226年度)における、超深地層研究所計画および幌延深地層研究計画、地質環境の長期安定性に関する研究の成果を取りまとめた。研究成果については、地層処分事業におけるサイト選定から処分開始に関する意思決定ポイントまでに必要な技術情報を、事業者・規制機関が活用可能な形式で体系化し、所期の目標としていた精密調査(前半)の段階に必要となる技術基盤として整備した。
佐藤 治夫; 新里 忠史; 天野 健治; 田中 真悟; 青木 和弘
Materials Research Society Symposium Proceedings, Vol.1518, p.277 - 282, 2013/10
平成23年3月11日に発生した東北太平洋沖地震によって東京電力福島第一原子力発電所の事故が発生した。4月初旬までにCsで1.2-1.510Bq、I-131で1.5-1.610Bq放出されたと推定されており、それらは福島県を中心に土壌表面や森林などに沈着した。本調査は文部科学省が進める放射線量率や放射性物質によって汚染された土壌の分布マップを作成するための調査の1つとして実施したもので、事故から3か月後の深度方向の分布状況についてジオスライサー調査を実施した。調査は、二本松,川俣町,浪江町の11地点で行った。Cs, Cs, Te, Agが検出され、CsとCsはすべての調査地点で、TeとAgは空間線量率が高いエリアで検出された。地表面土壌については多くの地点で沈着量の99%以上は表層10cm以内に存在した。一方、元農地と推定される土壌は地表面土壌よりも深い位置まで検出される傾向であるものの、沈着量の99%以上は表層14cm以内であった。表層付近の濃度分布から求めた見掛けの拡散係数Dは、すべての核種について元農地と推定される土壌(D=0.1-1.510m/s)の方が地表面土壌(D=0.65-4.410m/s)よりも大きく、多くの拡散係数はD=10(m/s)付近であった。バッチ法によりCsとIに対する分配係数Kdも取得しており、KとDとの関係を総合すると、濃度分布の形成は雨が降った際の移流による分散の効果が支配的であったと考えられる。
岩月 輝希; 佐藤 治夫; 野原 壯; 棚井 憲治; 杉田 裕; 天野 健治; 藪内 聡; 大山 卓也; 天野 由記; 横田 秀晴; et al.
JAEA-Research 2011-009, 73 Pages, 2011/06
本計画書は、第2期中期計画期間(平成22年度平成26年度)において、幌延深地層研究センターの地下研究施設を利用して行う調査研究開発の計画を整理したものである。当該期間においては、民間活力により深度350mまでの地下施設の整備,維持管理及び研究支援に関する業務のほかさまざまな受託事業,共同研究が行われる予定であり、第2段階(坑道掘削[地下施設建設]時の調査研究段階)に加えて、第3段階(地下施設での調査研究段階)の調査研究開発が開始される。これらの調査研究開発を通して、地質環境調査技術や深地層における工学的技術,処分技術,安全評価手法を向上させるとともに、その成果を広く社会に公開することで、地層処分にかかわる諸技術の実現性を示し、信頼感を醸成していく。
花川 裕規; 佐藤 信一; 楠 秀彦; 深作 秋富; 飛田 健治
JAEA-Review 2009-044, 24 Pages, 2010/01
JMTRの電源系統は、商用電源系統と非常用電源系統に大別できる。JMTR原子炉施設にかかわる施設定期評価(初回)では、ディーゼル発電機の健全性が確保されていることを確認しており、今後の取り組みとして経時的変化に伴う機能の劣化を継続的に監視することとしている。このため、JMTR再稼動前に、非常用発電機本体について健全性調査を行い、調査結果に基づき再稼働前に必要な保守並びに再稼動後の保守計画を策定した。今回の検査から、非常用発電機に電気的劣化がなく健全であることを確認できた。再稼働前に必要な保守としては分解点検による清掃,絶縁処理及び軸受け部の観察等を行うこととした。また、再稼動後の保守計画については、現状の保守計画に加えて継続的に行う絶縁診断に基づく分解点検等の保守を行うこととした。このことから再稼働前に必要な保守と再稼動後の保守計画について策定することができた。今後も現状の保守計画を継続することにより発電機の健全性維持に努める。
海老沢 博幸; 花川 裕規; 浅野 典一; 楠 秀彦; 箭内 智博; 佐藤 信一; 宮内 優; 大戸 勤; 木村 正; 川俣 貴則; et al.
JAEA-Technology 2009-030, 165 Pages, 2009/07
2007年度から開始するJMTR原子炉施設の改修工事に先立ち、「継続使用する設備・機器」の健全性調査を実施した。調査範囲は、原子炉建家を筆頭に、排気筒,一次冷却系の塔槽類,カナルエキスパンドジョイント,UCL高架水槽,二次系冷却塔及び配管,非常用発電機等、多岐にわたった。その結果、一部補修を要する部分が確認され補修を行ったが、今後の長期保全計画に沿った保守管理を行うことで、十分な安全確保と長期使用に耐えうることが確認された。原子炉更新課は、以上の健全性調査の結果を踏まえて改修工事を進めている。
西尾 和久; 水野 崇; 大山 卓也; 中間 茂雄; 三枝 博光; 竹内 竜史; 天野 健治; 鶴田 忠彦; 濱 克宏; 弥富 洋介; et al.
JAEA-Review 2007-038, 31 Pages, 2007/12
独立行政法人・日本原子力研究開発機構(原子力機構)東濃地科学センターでは、地層処分技術に関する研究のうち深地層の科学的研究(地層科学研究)の一環として、結晶質岩(花崗岩)を対象とした超深地層研究所計画を進めている。本計画は、「第1段階;地表からの調査予測研究段階」,「第2段階;研究坑道の掘削を伴う研究段階」,「第3段階;研究坑道を利用した研究段階」の3段階からなる約20年の計画であり、現在は、第2段階である「研究坑道の掘削を伴う研究段階」を進めている。本計画書は、2002年2月に改訂した「超深地層研究所基本計画」に基づき、2007年度の超深地層研究所計画の(1)調査研究計画,(2)施設建設計画,(3)共同研究計画等を示したものである。
西尾 和久; 水野 崇; 大山 卓也; 中間 茂雄; 三枝 博光; 竹内 竜史; 天野 健治; 鶴田 忠彦; 濱 克宏; 弥富 洋介; et al.
JAEA-Review 2007-037, 29 Pages, 2007/12
独立行政法人・日本原子力研究開発機構(原子力機構)東濃地科学センターでは、地層処分技術に関する研究のうち深地層の科学的研究(地層科学研究)の一環として、結晶質岩(花崗岩)を対象とした超深地層研究所計画を進めている。本計画は、「第1段階;地表からの調査予測研究段階」,「第2段階;研究坑道の掘削を伴う研究段階」,「第3段階;研究坑道を利用した研究段階」の3段階からなる約20年の計画であり、現在は、第2段階である「研究坑道の掘削を伴う研究段階」を進めている。本計画書は、2002年2月に改訂した「超深地層研究所基本計画」に基づき、2006年度の超深地層研究所計画の(1)調査研究計画,(2)施設建設計画,(3)共同研究計画等を示したものである。
三枝 博光; 瀬野 康弘; 中間 茂雄; 鶴田 忠彦; 岩月 輝希; 天野 健治; 竹内 竜史; 松岡 稔幸; 尾上 博則; 水野 崇; et al.
JAEA-Research 2007-043, 337 Pages, 2007/03
本報告書は、結晶質岩を対象として、日本原子力研究開発機構が岐阜県瑞浪市で進めている深地層の研究施設計画である超深地層研究所計画における第1段階(地表からの調査予測研究段階)の調査研究成果をまとめたものである。この報告書では、第1段階の目標に対して調査研究の成果を適切に取りまとめるとともに、課題を抽出・整理し、第2段階(研究坑道の掘削を伴う研究段階)以降の調査研究の必要性について言及した。具体的には、結晶質岩(硬岩)を対象とした調査・評価のための方法論を示すとともに、重要な調査技術や解析技術を整備した。また、処分事業の基盤技術となる技術的知見やノウハウなどを整理した。さらに、第1段階において残された課題を整理し、第2段階以降の調査研究の必要性を明確化した。ここで取りまとめる成果は、地層処分技術の知識基盤として整備されるばかりでなく、処分事業並びに安全規制の両面を支える技術基盤の強化を図っていくうえで、有効に活用されるものである。
三宅 康博*; 西山 樟生*; 河村 成肇*; 牧村 俊助*; Strasser, P.*; 下村 浩一郎*; Beveridge, J. L.*; 門野 良典*; 福地 光一*; 佐藤 伸彦*; et al.
Physica B; Condensed Matter, 374-375, p.484 - 487, 2006/03
被引用回数:6 パーセンタイル:31.27(Physics, Condensed Matter)物質生命科学実験施設の建屋の建設は2004年度の初めに開始された。2008年に加速器とビーム輸送系のコミッショニングが行われた後、2009年にはミュオンのユーザー利用が開始される。この論文ではJ-PARCミュオン科学実験施設建設の現状について述べる。
太田 久仁雄; 佐藤 稔紀; 竹内 真司; 岩月 輝希; 天野 健治; 三枝 博光; 松岡 稔幸; 尾上 博則
JNC TN7400 2005-023, 373 Pages, 2005/09
東濃地域を事例として,主として結晶質岩を対象とした地上からの調査研究をとおして,地層処分にとって重要な地質環境特性を合理的にかつ精度良く調査・評価するための技術基盤を整備するとともに,概要調査などを進める上で有益な情報になると考えられる 技術的知見やノウハウなどについて取りまとめた。具体的には,調査研究を進めるにあたり四つの空間スケール(リージョナル,ローカル,サイト,ブロック)を設定するとともに,ローカルおよびサイトスケールでは安全評価および地下施設の設計・施工への調査研究成果の反映を念頭に置いて調査研究の個別目標と課題を設定した。この個別目標と課題に向けて,繰り返しアプローチを適用して様々な調査研究を実施し,繰り返しアプローチにおける基本的な調査・解析の道すじを,地上から実施する複数の調査と組み合わせ,取得するデータの種類,データの解釈および異なる分野で得られた情報の統合などの観点から統合化データフローとして具体的に示した。また,統合化データフローにしたがって調査研究を進める過程で採用した考え方や得られた技術的知見,失敗事例やノウハウなどとともに,一連の調査研究を実施する過程で整備してきた個別の調査技術や解析技術などに関する技術的知見を取りまとめた。
渡邊 正; 天野 健治; 池田 幸喜; 岩月 輝希; 三枝 博光; 佐藤 稔紀; 竹内 真司
JNC TN7400 2005-027, 161 Pages, 2005/08
超深地層研究所計画では,代表的な結晶質岩である花崗岩を対象に,「深部地質環境の調査・解析・評価技術の基盤の整備」および「深地層における工学技術の基盤の整備」を全体目標とした調査・試験研究を実施している。本計画は,岐阜県瑞浪市明世町にある核燃料サイクル開発機構の正馬様用地おいて,1996年度より実施してきた。その後,2001年度より,瑞浪市明世町の市有地(瑞浪超深地層研究所用地,以下,研究所用地)での調査・試験研究を開始した。2004年度は,研究所用地において,掘削長1,300mの深層ボーリング孔の掘削調査を継続し,掘削終了後に物理探査,力学試験,水理試験および地下水長期モニタリング装置の設置を行った。また,浅層ボーリング孔では間隙水圧や地下水のモニタリングを継続した。これらの調査・研究によって取得した情報に基づき,研究坑道掘削前の深部地質環境の状態を把握するとともに,研究所用地およびその周辺地質環境のモデル化・解析を行った。研究坑道の掘削を伴う研究としては,研究坑道の壁面調査,逆VSP探査,立坑湧水量の計測および坑内水の分析を行った。さらに,深地層における工学技術の調査・研究も継続した。正馬様用地では,間隙水圧モニタリングならびに表層水理観測を継続した。また,調査技術・調査機器の開発も継続実施した。
持田 裕之; 太田 久仁雄; 天野 健治; 三枝 博光; 佐藤 稔紀; 岩月 輝希; 鶴田 忠彦
JNC TN7410 2005-001, 32 Pages, 2005/05
超深地層研究所計画における瑞浪超深地層研究所用地及び正馬様用地において平成17年度に実施する地質環境特性の研究、深地層の工学技術の基礎の開発、施設建設工事の平成17年度の実施計画書
中間 茂雄; 竹内 真司; 天野 健治; 三枝 博光; 岩月 輝希; 佐藤 稔紀; 池田 幸喜; 藪内 聡; 小出 馨
JNC TN7400 2005-002, 90 Pages, 2004/12
超深地層研究所計画では,代表的な結晶質岩である花崗岩を対象に,「深部地質環境の調査・解析・評価技術の基盤の整備」および「深地層における工学技術の基盤の整備」を目標にした調査・試験研究を実施している。本計画は,瑞浪市明世町にある核燃料サイクル開発機構の正馬様用地において,平成8年度より実施してきた。その後,平成14年1月に瑞浪市と瑞浪市明世町の市有地(瑞浪超深地層研究所用地,以下,研究所用地という)の賃貸借契約を締結し,超深地層研究所の研究坑道および関連施設を設置することとなった。これを受けて,平成13年度より,研究所用地での調査研究を開始した。 平成15年度は,研究所用地において,掘削長約1,350mの深層ボーリング孔の掘削調査を継続実施した。これらの調査・研究によって取得した情報に基づき,研究坑道掘削前の深部地質環境の状態の把握を目的に,研究所用地およびその周辺の地質環境モデルの構築を行った。また,平成14年度に掘削した浅層ボーリング孔において間隙水圧や地下水のモニタリングを実施した。さらに,深地層における工学技術の調査・研究として,研究坑道の設計や施工計画の見直しおよび突発事象対策や安全を確保する技術の整備を行った。 正馬様用地では,過去に実施された地下水流動解析に基づき,不確実性要因についての分析を実施した。また,間隙水圧モニタリングならびに表層水理観測を継続した。
中野 勝志; 天野 健治; 竹内 真司; 池田 幸喜; 三枝 博光; 濱 克宏; 熊崎 直樹; 岩月 輝希; 藪内 聡; 佐藤 稔紀
JNC TN7400 2002-008, 77 Pages, 2003/03
None
花室 孝広; 天野 健治; 三枝 博光; 佐藤 稔紀; 竹内 真司; 中間 茂雄; 濱 克宏
JNC TN7400 2002-004, 90 Pages, 2002/08
超深地層研究所計画では、結晶質岩の1つである花崗岩を対象に、「深部地質環境の調査・解析・評価技術の基盤の整備」および「深地層における工学技術の基盤の整備」を目標とした調査・試験研究を実施している。本計画は、瑞浪市明世町にある核燃料サイクル開発機構の正馬様用地において、平成8年度より実施してきた。その後、平成14年1月に瑞浪市と瑞浪市明世町の市有地(瑞浪超深地層研究所用地、以下、研究所用地)の賃貸借契約を締結し、超深地層研究所の研究坑道および関連施設を設置することとなった。これを受けて、平成13年度より、研究所用地での調査・研究を開始した。平成13年度は、平成14年度から研究所用地において作業を開始する地上物理探査および浅層試錐調査の計画・準備を行った。また、本計画や広域地下水流動研究でこれまで行われてきた調査・研究の成果に基づき、研究所用地の地質環境の情報を整理した。正馬様用地においては、平成12年度から開始したMIU-4号孔の試錐調査を継続し、地質・地質構造、地下水の水理、地下水の地球化学、岩盤力学に関するデータが得られている。また、MIU-4号孔にモニタリング装置を設置した後、地質構造要素の水理学的な連続性を把握することを目的し、MIU-2号孔を揚水孔とした長期揚水試験を実施した。さらに、これまでの調査結果に基づき、地下水流動解析の解析領域(約46km)において、水理地質構造モデルを構築し、地下水流動解析を実施した。くわえて、研究坑道建設による坑道周辺岩盤の変形挙動などの予備解析を行った。
大澤 英昭; 中野 勝志; 竹内 真司; 濱 克宏; 天野 健治; 佐藤 稔紀; 茂田 直孝
JNC TN7410 2002-005, 38 Pages, 2002/07
None
加藤 茂*; 吉牟田 秀治*; 羽角 孝*; 佐藤 健治*; 沢 和弘; 鈴木 修一*; 茂木 春義; 塩沢 周策; 田中 利幸
FAPIG, (154), p.47 - 51, 2000/03
原研が建設した高温工学試験研究炉(HTTR)の初装荷燃料は、原子燃料工業(株)にて1995年から開始し、約2年間で計4770本の燃料棒を製造した。HTTR初装荷燃料の生産技術は、過去30年間にわたる照射試験燃料の製造経験等をもとに確立したものである。特に、燃料核工程の振動滴下技術、被覆燃料粒子工程の4層連続被覆法及び燃料コンパクト工程における全自動燃料コンパクト成型システムの開発により、高品質かつ高効率の生産が可能となった。HTTR初装荷燃料の品質は、設計仕様を十分満足しており、燃料コンパクトの露出ウラン率及びSiC層破損率の平均値は、それぞれ210及び810であった。
佐藤 治夫; 舘 幸男; 澁谷 朝紀; 油井 三和; 太田 久仁雄; 天野 健治
Nuclear Technology, 127(2), p.199 - 211, 1999/08
被引用回数:28 パーセンタイル:86.67(Nuclear Science & Technology)本研究では、釜石鉱山において見られる単一割れ目から岩石のマトリックス方向への間隙特性と核種の拡散挙動との関係を実験的に調べた。釜石鉱山亀裂部より採取した岩石(未変質部(花崗閃緑岩)、変質部、割れ目充填鉱物部)の間隙率、細孔径分布、間隙内比表面積、密度を測定すると共に、拡散実験を行い、Cs、Na、HTO、Cl、Seの実効拡散係数、見掛けの拡散係数、分配係数を取得した。Cs、Na、HTO、Clは大気下にて測定し、Seのみ雰囲気制御グローブボックス(O21ppm)で行った。また、バッチ法によりCs及びSeの分配係数を測定した。間隙率および密度は、水中飽和法により測定し、間隙率、細孔径分布、間隙内比表面積、密度は、水銀圧入法により測定した。間隙率は、両測定結果とも、割れ目充填鉱物部変質部未変質部の順となった。細孔径分布は、未変質部および変質部で100A0.2mmの範囲であった。一方、割れ