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関 健史; 長縄 明大*; 岡 潔; 佐藤 憲康*; 芳野 純治*
no journal, ,
近年、ダブルバルーン内視鏡やカプセル内視鏡の開発によって、小腸内全域検査が可能になりつつある。しかしながら、小腸に癒着や閉塞がある患者に対するこれらの内視鏡の適用は困難となる。そこで著者らは、イレウスチューブと光ファイバスコープを組合せた新しい小腸内視鏡を開発した。本研究では、本内視鏡を体内から抜去する際に、チューブ先端にあるバルーンの内圧を一定値に高精度制御することにより、小腸内を隈なく観察することができるシステムを開発し、その基礎性能試験を行った結果を本論文で述べる。本研究で取り扱っている小腸の内径は、プラントや発電施設で用いられる配管の内径に近いことから、本研究で開発した制御システムを応用することにより、配管内検査保全技術へ適用できる可能性がある。