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論文

Development of blue diode laser for additive manufacturing

東野 律子*; 佐藤 雄二*; 升野 振一郎*; 菖蒲 敬久; 舟田 義則*; 阿部 信行*; 塚本 雅裕*

Laser 3D Manufacturing VII (Proceedings of SPIE Vol.11271), p.1127114_1 - 1127114_7, 2020/05

 被引用回数:5 パーセンタイル:95.37

We developed several blue diode lasers and applied laser metal deposition one of the additive manufacturing technologies. In order to investigate the amount of powder supplied and formation process of the copper layer, the process of forming a pure copper layer on SUS304 was observed using synchrotron X-ray. At 80 mg/s, it can be seen that a thicker pure copper layer is formed. It was confirmed that the pure copper thickness depended on the powder feed rate. It can be seen that the thickest layer is formed at a powder feed rate of 80 mg/s at a layer thickness at 40 ms. Based on the results obtained from copper layer, pure copper was stacked upward (direction Z) to form a pure copper wire. And since a thin molten pool was formed only in a limited area, it was observed that the molten pool was piled up with thin molten layer. It was melted to form a rod with 50 mm length for 25 second. It was confirmed that there were no pore in pure copper rod.

論文

In situ X-ray observations of pure-copper layer formation with blue direct diode lasers

佐藤 雄二*; 塚本 雅裕*; 菖蒲 敬久; 舟田 義則*; 山下 順広*; 原 崇裕*; 仙石 正則*; 左近 祐*; 大久保 友政*; 吉田 実*; et al.

Applied Surface Science, 480, p.861 - 867, 2019/06

 被引用回数:24 パーセンタイル:81.84(Chemistry, Physical)

A blue direct diode laser metal deposition system, which uses multiple lasers, was developed to realize a high-quality coating layer with a dense, fine structure and high purity. To clarify the formation mechanism of the pure copper layer, the formation process using a blue direct diode laser system was observed using in situ X-ray observations. The stainless steel 304 substrate melts, generating bubbles in the molten pool at a laser power density of 7.2 $$times$$ 10$$^{3}$$ W/cm$$^{2}$$ and a scanning speed of 3.0 mm/s. At a laser scanning speed of 9.0 mm/s, the bubbles disappear because only a slightly molten pool is formed on the surface of the substrate. The bubble amount and penetration depth depend on the laser input energy with a blue direct diode laser. By controlling the amount of input energy, a copper coating is produced minutely without a weld penetration.

報告書

「環境データ管理システム」の構築

立邊 和明; 鈴木 百合奈; 白土 清一; 佐藤 義則

JAEA-Data/Code 2011-024, 84 Pages, 2012/02

JAEA-Data-Code-2011-024.pdf:2.87MB

昨今の環境に配慮した企業活動の要求は官民を問わず高まっており、法律においても「環境配慮促進法」によって一定規模以上の企業に対して環境配慮活動の結果を公表することが義務付けられている。また「省エネルギー法」ではエネルギー使用量の結果を定期報告として報告し、中長期の計画を、「温対法」では温室効果ガスの放出量の報告を行わなければならない。それ以外にも水質汚濁防止法や廃棄物関連法などさまざまな法律,条令等によって、環境に配慮した活動が企業に求められている。これらのさまざまな環境配慮活動の結果をとりまとめ、原子力機構全体の状況を把握し、情報発信していくことが国民や地域社会との信頼関係を築く観点からも極めて重要である。こうした背景から、原子力機構の環境配慮活動について、全拠点等の情報を集計し、法律に基づいた報告書の作成や「環境報告書」を作成し公表するためのデータベースとして、また、原子力機構における環境配慮活動の取組を推進する手段として、「環境データ管理システム」を構築した。本報告書は、「環境データ管理システム」の構造や収集データ,集計形態などを取りまとめたものである。

報告書

安全研究成果の概要(平成16年度-核燃料サイクル分野)

佐藤 義則

JNC TN1400 2005-018, 465 Pages, 2005/08

JNC-TN1400-2005-018.pdf:9.87MB

核燃料サイクル開発機構は、平成16年度の安全研究を、平成12年10月に策定(平成14年5月改定)した安全研究基本計画(平成13年度$$sim$$平成17年度)に基づき実施した。 本報告書は、核燃料サイクル分野(核燃料施設、耐震、環境放射能及び廃棄物処分分野の全課題、並びに確率論的安全評価分野のうち核燃料サイクル関連の課題)について、平成16年度の研究成果を安全研究基本計画(平成13年度$$sim$$平成17年度)の全体概要と併せて整理したものである。

報告書

第2回原研-サイクル機構合同安全研究成果報告会講演集; 2004年2月6日、東京

杉本 純*; 安濃田 良成*; 新谷 文將*; 山口 紀雄*; 佐藤 義則; 石川 敬二

JNC TN1200 2004-002, 100 Pages, 2004/07

JNC-TN1200-2004-002.pdf:5.41MB

原子力安全委員会の定める安全研究年次計画及び規制行政庁等のニーズを踏まえ、原研とサイクル機構が実施している安全研究について、原子力関係者及び一般を対象に、最近の成果を報告するとともに、統合後の新法人における安全研究の進め方に関する総合討論を行うことにより、今後、新法人が進める安全研究に資することを目的として、2004 年2 月6 日に東京で合同の研究成果報告会を開催した。本報告会には原子力関係者をはじめ規制行政庁を中心に、昨年の188 人を大幅に上回る259 人の参加があった。 本報告会は、研究成果の報告、特別講演、総合討論より構成した。まず、原研とサイクル機構の安全研究の成果の概要について、それぞれの機関より報告した。その後、原子力施設等、環境放射能、放射性廃棄物の各安全研究の成果について、原研及びサイクル機構から報告した。続いて、東原子力安全委員会委員より高レベル放射性廃棄物処分に対する防護基準の概要について特別講演があった。最後に、木村原子力安全委員会安全研究専門部会長が議長を勤め、規制行政庁、産業界、学界からのパネリストに原研及びサイクル機構からの各1名を加え、フロアからの参加も交えながら「新法人における安全研究の進め方」についての総合討論を行った。原研及びサイクル機構以外のパネリストから新法人における安全研究の進め方に関する考え方が示され、期待の大きいことが明確になった。新法人の安全研究計画の策定に際して参考となる多くの貴重な意見が得られた。本報告書は、上記合同報告会における特別講演、報告、質疑応答、総合討論及び使用された発表資料を取りまとめ、講演集としたものである。

報告書

原研-サイクル機構合同安全研究成果報告会講演集

佐藤 義則; 石川 敬二

JNC TN1200 2003-003, 119 Pages, 2003/07

JNC-TN1200-2003-003.pdf:8.82MB

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論文

高速炉炉心材料用改良オーステナイト鋼の開発

鵜飼 重治; 鹿倉 栄; 佐藤 義則; 小山 真一; 伊藤 卓志; 野村 茂雄

日本原子力学会誌, 36(5), 361 Pages, 1994/05

SUS316ステンレス鋼のJIS規格範囲を超えたオーステナイト鋼を対象、合金設計と試作評価を行い、基本成分が15Cr-20Ni-0.06C-2.5Mo-1.7Mn-0.25Ti-0.1Nb-0.028P-0.004Bである高性能な改良オーステナイト鋼PNC1520を開発した。本鋼種について、大気中での材料強度特性、Na環境効果、中性子照射効果、核分裂生成物による腐食特性を広範囲に評価した。本鋼種は原型炉「もんじゅ」用の炉心材料であるPNC316を上回る高温強度と耐照射性能を有していることを確認した。PNC1520は実証炉用炉心材料の最適候補材料であり、今後は「常陽」MK-IIIの全炉心規模での実証デーを得て、実用に供していく予定である。

論文

高速炉炉心材料用改良オーステナイト鋼の開発

鹿倉 栄; 鵜飼 重治; 佐藤 義則; 原田 誠; 小山 真一; 伊藤 卓志; 野村 茂雄; 柴原 格

日本原子力学会誌, 36(5), p.441 - 455, 1994/00

我が国における高速炉用炉心材料の開発は動燃事業団において、鉄鋼メーカ等の協力の基に、「常陽」に使用する燃料集合体の部材開発から開始し、「もんじゅ」用に本格的な開発を行い、現在実証炉用の最適化が行われている段階である。また高性能炉心材料の開発・評価の現状について解説する。

論文

「常陽」MK-II炉心燃料の照射挙動

鹿倉 栄; 丸山 忠司; 佐藤 義則; 浅賀 健男; 鵜飼 重治; 吽野 一郎

動燃技報, (86), p.20 - 33, 1993/06

「常陽」MK-II炉心燃料の照射後試験を実施し、照射挙動解析を実施してきた。取得した照射デ-タに基づき、燃料が炉内使用中に所定の性能を発揮したこと、その健全性を確保していたことが確認された。燃料の照射挙動について、燃焼度,線出力等の依存性が豊富なデータにより明らかとなった。燃料温度,材料強度,FPガス放出率,FCCI,燃料ピン外径増加等の炉内での実際の挙動は、燃料設計における評価に比べ十分安全側であり、設計の妥当性と示した。燃料の寿命には余裕があり、今後の設計手法の合理化の可能性を示唆するものであった。

論文

Evaluation of irradiation assisted stress corrosion cracking (IASCC) of type 316 stainless steel irradiated in FBR

塚田 隆; 實川 資朗; 芝 清之; 佐藤 義則*; 柴原 格*; 中島 甫

Journal of Nuclear Materials, 207, p.159 - 168, 1993/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:56.02(Materials Science, Multidisciplinary)

高速実験炉「常陽」の燃料集合体として照射されたラッパー管材の水中応力腐食割れ挙動を調べるため、水中低歪速度引張試験(SSRT)及び電気化学的再活性化(EPR)試験を行った。試料は、温度425$$^{circ}$$Cで8.3$$times$$10$$^{26}$$n/m$$^{2}$$(40dpa)まで照射された。SSRTによる結果では、200$$^{circ}$$C、300$$^{circ}$$Cの水中において破断面の一部に粒界割れが見られたが、60$$^{circ}$$C水中及び300$$^{circ}$$C大気中では延性破面となった。従って高温水中では粒界型応力腐食割れが生じたと考えられる。この材料は溶体化状態で使用に供されたものであるため、この割れ現象は照射誘起応力腐食割れ(IASCC)である。EPR試験では、再活性化挙動及び試験後の表面に選択的腐食が観察され、これらは照射により材料に誘起されたCr欠乏(照射誘起偏析)が原因であると考えられる。これらの現象について中性子スペクトル等の観点から検討を行った。

報告書

高速炉照射したステンレス鋼の電気化学的腐食挙動

芝 清之; 塚田 隆; 中島 甫; 園部 清美; 喜多川 勇; 松島 秀夫; 関野 甫; 野沢 幸男; 高橋 五志生; 糸永 文雄; et al.

JAERI-M 92-166, 27 Pages, 1992/11

JAERI-M-92-166.pdf:2.35MB

平成3年度に原研及び動燃による共同研究として開始した「中性子照射材料の破壊特性評価試験」のうち、東海研ホットラボにおいて実施した電気化学的腐食試験の結果について報告する。原研では平成元年度より炉心構造材料の照射腐食割れの研究を行っている。照射腐食割れの発生機構を研究するには、照射材の応力腐食割れ試験とともに耐食性に対する照射の影響について調べることが必要である。本研究では、高速実験炉「常陽」において7$$times$$10$$^{22}$$n/cm$$^{2}$$まで照射された燃料集合体ラッパー管材を試料として、遠隔操作型電気化学測定装置により、電気化学的再活性化(EPR)試験及び過不働態電位域において定電位電解試験を実施した。これらの試験の結果として、原子炉中性子照射に起因すると考えられる耐食性の劣化が検知された。

報告書

高速炉照射したステンレス鋼の照射腐食割れ挙動,1

塚田 隆; 芝 清之; 中島 甫; 薄井 洸; 近江 正男; 後藤 一郎; 加藤 佳明; 中川 哲也; 川又 一夫; 田山 義伸; et al.

JAERI-M 92-165, 41 Pages, 1992/11

JAERI-M-92-165.pdf:4.99MB

原研及び動燃による共同研究「中性子照射材料の破壊特性評価試験」のうち、高速炉「常陽」で使用済みのラッパー管を供試材として行った、水中応力腐食割れ性評価試験の結果について報告する。原研では平成元年度より炉心構造材料の照射腐食割れ研究を行っており、一方動燃では燃料集合体の照射後水中裸貯蔵に関連して水環境下での照射後ステンレス鋼の応力腐食割れ(SCC)感受性評価が課題となっている。本研究では、照射量8$$times$$10$$^{22}$$n/cm$$^{2}$$(=約40dpa)のラッパー管より試験片を製作し、溶存酸素32ppmの純水中で60$$^{circ}$$C、200$$^{circ}$$C、300$$^{circ}$$Cにおいて低歪速度引張試験を実施した。その結果、60$$^{circ}$$Cでは完全な延性破断を確認したが、300$$^{circ}$$Cの水中では破断面の一部に粒界破面が観察された。これらの結果から、高速炉照射したステンレス鋼は、常温においてはSCC感受性を示さないが、高温水中においてはSCC感受性を持つようになると考えられる。

論文

Evaluation of irradiation assited stress corrosion cracking (IASCC) of type 316 stainless steel irradiated in FBR

佐藤 義則; 柴原 格; 中島 甫*; 実川 資郎*

Journal of Nuclear Materials, 0 Pages, 1992/00

高速実験炉「常陽」で使用されたラッパ管から採取した20%冷間加工SUS316鋼について照射誘起応力腐食割れ感受性及び照射誘起偏析挙動を評価するため空気中及び溶存酵素を含む純水中での低ひずみ速度引張(SSRT)試験及び電気化学的再活性化(EPR)試験を実施した。照射温度は425$$^{circ}C$$,中性子照射量は8.3$$times$$E(+26)n/m2(B$$>$$0.1MeV)(40dpaに相当)であった。SSRT試験では,200$$^{circ}C$$及び300$$^{circ}C$$の水中試験において粒界割れが認められたが,60$$^{circ}C$$の水中試験及び300$$^{circ}C$$の空気中試験においては粒界割れは認められなかった。このことから照射によって水中の応力腐食割れ感受性が促進されることが分かった。EPR試験によって結晶粒内腐食に加えて結晶粒界腐食も観察された。これは照射によるCrの欠乏が粒界や粒内の欠陥集合体位置で生じることを示す

論文

高速炉照射したステンレス鋼の水中応力腐食割れ性評価試験,1; 原研/動燃共同研究中間報告書

塚田 隆; 芝 清之; 中島 甫; 佐藤 義則*; 柴原 格*

PNC-TN9410 92-295, 67 Pages, 1992/00

平成3年度に原研・動燃による共同研究として開始した「中性子照射材料の破壊特性評価試験」のうち、照射済みラッパー管材料を供試材とする水環境下の応力腐食割れ性評価試験に関しては、平成4年8月までに大洗研ホットラボにおいて水中応力腐食割れ試験を、また東海研ホットラボにおいて電気化学的腐食試験を実施した。本報はその中間報告書である。本共同研究では、高速実験炉「常陽」で使用された燃料集合体から採取したラッパー管材料(照射量8$$times$$10$$^{22}$$n/cm$$^{2}$$、照射温度約400$$^{circ}$$C)を試料とし、溶存酸素32ppmの純水中で60$$^{circ}$$C、200$$^{circ}$$C、300$$^{circ}$$Cにおいて低歪速度引張(SCRT)試験を実施した。その結果、60$$^{circ}$$Cでは完全延性破断となるが300$$^{circ}$$Cでは粒界型応力腐食割れ感受性を持つようになることを見出した。また、同じ材料について遠隔操作型電気化学測定装置により電気化学的腐食試験(EPR試験及び定電位電解試験)を実施し照射によると考えられる耐食性の変化を検出した。

報告書

B$$_{4}$$C中性子吸収材の照射挙動; 「常陽」AMIR照射試験結果

木村 好男; 皆藤 威二; 小野瀬 庄二; 佐藤 義則; 柴原 格

PNC TN9410 91-171, 17 Pages, 1991/04

PNC-TN9410-91-171.pdf:0.66MB

B$$_{4}$$C中性子吸収材は、中性子吸収能力が高いなど多くの利点を有しているが、照射に伴うHeの放出やスエリングが原因で制御棒の寿命が決定づけられており、これらB$$_{4}$$C中性子吸収材の挙動を明らかにすることが今後の制御棒の長寿命化および信頼性向上に有効である。本報告では、「常陽」AMIR照射によって得られた最近の試験結果から、B$$_{4}$$Cの照射挙動に影響を与える因子について検討し、今後の課題と改善策を再確認することを目的とした、得られた結論は以下とのとおりである。1)B$$_{4}$$CペレットからのHe放出は、燃焼度100$$times$$10$$^{20}$$cap/cm$$^{3}$$以上で加速されるため、従来「もんじゅ」で用いられてきた設計式の高燃焼度側への適用には限界があり、シール型吸収ピンの長寿命化を目指す場合には、高燃焼度側のHe放出データをさらに充実させる必要がある。2)He放出挙動には、濃縮度および結晶粒度依存性が認められた、これらペレット因子に着目して、He放出量評価値の合理化ができる可能性はあるが、このためには濃縮度と粒径のペレットスエリングへの影響評価が必要である。3)ペレットのスエリングに起因する被覆管との機械的相互作用(ACMI)はペレットの割れとその破片の移動・再配置(リロケーション)によって促進され、吸収ピン寿命を決定する。リロケーションの程度は、ペレットと被覆管の間のギャップが大きい場合に助長されるが、この挙動は多分に偶発的であり、定量的な予測は困難である。この改善策としては、シュラウド型吸収ピンが有効であると考えられる。4)ペレットの熱伝導度の照射による低下は、照射によって生じたマイクロクラックを含むミクロな損傷が支配因子である。この改善策としてはB$$_{4}$$Cのサーメット化がある。

報告書

高速実験炉「常陽」無停電電源装置喪失時の処置方法; 1.交流無停電電源設備(6C,6Dインバータ)故障 2.直流無停電電源設備(7C,7D整流装置)故障

佐藤 聡*; 神田 一郎*; 甲高 義則; 大和田 敏雄*; 飛田 茂治; 則次 明広*; 寺門 嗣夫

PNC TN9520 89-024, 208 Pages, 1989/03

PNC-TN9520-89-024.pdf:4.1MB

高速実験炉「常陽」における無停電電源喪失事故時の処置方法について,異常時処理マニュアルを作成した。昭和61年11月に提出された実験炉部原子炉第一課「EPO改訂に関する最終答甲書」を参考として,昭和63年度から作成を開始し,無停電電源喪失事故のうち,最も起こりうる可能性の高い内容について,昭和63年度分として完成した。作成した項目は以下に示すものである。1.交流無停電電源設備(6C,6Dインバータ)故障 2.直流無停電電源設備(7C,7D整流装置)故障 本報告書は,作成にあたっての基本的な考え方,方向付,作成手順を含めた結果と,それに基づいて作成した異常時処置マニュアルの操作概要についてまとめたものである。なお本報告書の参考資料として「無停電電源設備の負荷リスト」を添付した。

報告書

高速実験炉「常陽」運転経験報告書; 電源設備運転経験

佐藤 聡*; 甲高 義則; 飛田 茂治; 則次 明広*; 寺門 嗣夫; 川部 浩康*; 陣内 政典*

PNC TN9410 89-038, 75 Pages, 1989/03

PNC-TN9410-89-038.pdf:2.93MB

本報告書は、昭和52年4月初臨界を達成して以来、順調に運転を継続している高速実験炉「常陽」の電源設備の運転経験についてまとめたものであり、昭和63年12月31日までに得られた主な結果は下記のとおりである。(1)「常陽」建設以来の昭和48年10月から昭和63年12月31日までに使用した電力量は、371,290,600kWHである。(2)原子炉の状態別による平均電力は、次のとおりである。1.原子炉運転中約4,460kW 2.原子炉停止中約3,350kW 3.原子炉定検中約3,000kW(3)外部商用電源喪失は計10回あった。その内訳は、原子炉運転中に8回、原子炉停止中、定検中各1回である。

報告書

「常陽」MK-I炉心燃料(PPJDOB、PPJXB)の照射後試験; 被覆管の強度試験

佐藤 義則*; 野村 茂雄*; 吉持 宏*; 吉沼 明彦*; 大原 清海*; 中嶋 元治*; 柚原 俊一*

PNC TN9410 88-198, 95 Pages, 1988/04

PNC-TN9410-88-198.pdf:7.53MB

高速実験炉「常陽」MK-I炉心で75MW出力期間のみで使用された燃料集合体PPJDOB(最大中性子照射量4.8$$times$$10$$^{22}$$n/cm$$^{2}$$, E$$>$$0.1MeV)及び「常陽」MK-I炉心で全期間使用された燃料集合体PPJX13(同、6.4$$times$$10$$^{22}$$n/cm$$^{2}$$, E$$>$$0.1MeV)の燃料被覆管について、外観検査、引張試験等を実施した。その結果を従来得られている結果と合わせて検討した。主な結果を以下に示す。(1)照射による外径変化は、K、S材で最高0.1%、R材で最高0.4%程度であった。(2)試験温度400$$^{circ}C$$、450$$^{circ}C$$の引張試験の結果、照射材の引張強さ及び0.2%耐力は非照射材より増加し、伸びは減少した。(3)試験温度500$$^{circ}C$$における引張試験の結果、被覆管内面に接する試験雰囲気が引張特性に大きく影響することが分った。(4)急速加熱バースト試験の結果、照射材の破損温度は非照射材より若干低い傾向を示した。(5)1000$$^{circ}C$$における照射後の高温内圧クリープ試験による破断寿命は、非照射材より若干短くなった。(6)擦り痕による被覆管強度の低下は見られなかった。

報告書

「常陽」MK-I炉心燃料(PPJX12)の照射後試験(3); ラッパ管の強度及び金相試験

坂田 智明*; 中嶋 元治*; 柚原 俊一*; 大原 清海*; 佐藤 義則*

PNC TN9410 88-187, 37 Pages, 1988/01

PNC-TN9410-88-187.pdf:2.79MB

高速実験炉「常陽」MK-I炉心燃料集合体PPJX12のラッパ管(最大中性子照射量6.4$$times$$10E22n/†、E$$>$$0.1MeV)について、材料の健全性を評価することを目的とし外観検査、引張試験、密度測定、硬さ測定、金属組織観察を実施した。主な結果は以下のとおりである。(1)400$$^{circ}C$$及び450$$^{circ}C$$での引張試験の結果、0.2%耐力、引張強さは共に非照射材より増加し、一様伸び、破断伸びは共に減少した。(2)密度測定の結果、密度は非照射材より減少し、スエリング量は体積変化で最大0.6%であった。(3)硬さは、照射により最大Hv90程度増加した。(4)金属組織観察の結果、主に結晶粒界に炭化物の析出が見られた。以上の結果から、PPJX12の材料健全性が確認できた。

報告書

高速実験炉「常陽」第5回定期点検報告書; 電源設備定期点検時のプラント操作

甲高 義則; 小林 三郎*; 星野 勝明*; 繩手 政伸*; 寺門 嗣夫; 佐藤 聡*; 磯崎 和則*

PNC TN9410 87-201, 405 Pages, 1987/08

PNC-TN9410-87-201.pdf:85.02MB

本報告書は、高速実験炉「常陽」第5回定期点検期間中の昭和60年5月21日から6月4日にかけて実施した電源設備定期点検時のプラントの操作、経験及び今後の点検時に反映すべき項目についてまとめたものである。今回の電源設備点検は、受諾設備(常陽変電所)、一般系電源設備A系、非常系電源設備C系、無停電電源設備の整流装置・インバータ及び補助電源設備について行った。電源設備の点検は、これまでの点検時と異なり、1次・2次主冷却系にナトリウムを充填したまま、炉心崩壊熱を主冷却系で除熱する状態で実施した。点検前後のプラント操作及び電源操作は運転直が行い、電源操作については、運転管理グループ及び点検担当者が立会う体制で実施した。1次・2次主冷却系を運転した状態で定期点検を行った結果、前回の点検に比べ、機器の停止・起動の頻度は増えたが、ナトリウムの重点・ドレン操作を行わないことにより工程が短縮された。今回の電源設備定期点検のプラント操作を通して、2次主循環ポンプのトリップ、1次純化系電磁ポンプの起動不良、電源設備のモータ駆動NFBの動作不良等を経験した。しかしプラントへ影響を及ぼすような大きなトラブルもなく予定通りに無事終了した。

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