Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
G.Ferro-Flores*; 守屋 孝; 三浦 文徳; 松岡 弘充; 保泉 澄*
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, Letters, 175(3), p.219 - 228, 1993/00
C標識カルボン酸を合成するための短時間合成法の検討を、装置の設計・製作および[1-C]安息香酸の合成を通して行った。この結果、化学的、放射化学的収率および化学的、放射化学的純度は満足できる値で、全操作に要した時間は20分以内であったことから、本法はC標識カルボン酸の合成に適用できることが示された。
源河 次雄; 小林 勝利; 竹内 紀男; 石川 勇; 保泉 澄
Radioisotopes, 37(3), p.155 - 158, 1988/00
主として純放射体測定用として、保守管理が容易で高感度高安定な熱量計を開発した。試料セルは、0.5mm厚のアルミニューム製で、内寸が46.5mm54.0mmの大きさを持ち、左右対称に2個セットされている。 各セルには化合物半導体の感熱素子が3個宛取りつけられ、試料からの熱は、これらを通ってアルミニウ恒温体に流れる。本装置により約3.7GBq(100mCi)のトリチウム水を測定し液体シンチレーション計数法と比較し5%以内での一致をみた。
石川 勇; 棚瀬 正和; 加藤 岑生; 保泉 澄; 四方 英治
Appl.Radiat.Isot., 37(5), p.443 - 444, 1986/00
Li-Al合金を原子炉照射し、核融合炉燃料であるトリチウムの製造技術の開発の際、ターゲット処理前におけるトリチウム量の生成量評価は、工程管理上および安全上重要なことである。ここでは、ターゲット中のトリチウムの生成量を非破壊測定により求める簡便な方法として、ターゲット母材中に含まれている不純物であるCoをモニターとして活用することにより照射中の熱中性子束を評価する方法を試みた。乾式法によりターゲットの一部を処理し、トリチウムを分析した結果と事前評価の結果とを比較したところ、トリチウム生成量評価の方法として十分利用できる結果が得られた。
小林 勝利; 保泉 澄
JAERI-M 85-042, 21 Pages, 1985/03
炭酸〔C〕製品の放射能を液体シンチレーション計数法により測定する技術を確立した。炭酸〔C〕バリウムの酸分解で発生させた二酸化炭素〔C〕をモノエタノールアミン式は水酸化ナトリウムに吸収させたのち液体シンチレーション計数法で放射能測定を行う二通りの方法について検討を行い良好な結果を得た。両方法による測定結果を比較したところ測定誤差の範囲内で一致し、約一週間安定した計数地を示すことを確認した。これらの方法はいずれも定常検定に適用できるものあるが、モノエタノールアミンを用いる有機溶媒体による方法は放射能廃液処理の上で大きな難点のあるのに対し、水酸化ナトリウムを用いる方法は廃液の処理・処分が容易であるという利点を有している。
櫛田 浩平; 竹内 紀男; 保泉 澄
Radioisotopes, 34(1), p.1 - 6, 1985/00
トリチウム水を炭化アルミニウムと約470Cで反応させることにより合成したトリチウム標識メタンを用いて、放射能検出器校正用トリチウム標準ガスを作製した。得られたガスの放射能値の絶対測定は、長径路比例計数管を用いて行なった。この計数管により10Bq以下のトリチウム化ガスを、3.5%以内の誤差で値付けすることができる。最終的に、ボンベ型およびアンプル型の二種類の標準ガスを作製した。特に後者は校正用ガスとして簡便に使用することができる。
守屋 孝; 茂木 照十三; 松岡 弘充; 保泉 澄
JAERI-M 8071, 17 Pages, 1979/01
多種の塩化ビフェニル異性体によって構成されているカネクロール(KC)は、塩素含有率の差によりいくつかのタイプに分類されている。本報では四タイプのカネクロール、すなわちKC-300、KC-400、KC-500、およびKC-600C標識体の合成法を述べる。カネクロールはビフェニルを触媒(FeCl)の存在下で直接塩素化して得られる。そこでまず目標とするタイプのカネクロール標準品の組成をガスクロマトグラフィーと質量分析法により十分調らべ、よく一致する組成をもつ生成物が得られる合成条件を求めた。主成分については構造既知の塩化ビフェニル単一化合物を用いてGC保持時間を比較することにより化学構造の同定を試みた。以上の実験結果を基にC標識カネクロールを合成した。製品の放射化学的純度はラジオガスクロマトグラフイーにより調らべ十分利用し得るものであることを確認した。
上沖 寛; 保泉 澄
JAERI-M 8070, 16 Pages, 1979/01
Mo製品中に含まれる放射性ヨウ素(I、I、I)の分析のために蒸留法による両元素の分離について検討した。酸化剤としては過酸化水素を用い、蒸留収率に与える酸化剤量、担体量の影響について検討して蒸留条件を定めた。本法の蒸留収率は99.6%、標準偏差は1.3%であった。また蒸留フラスコから捕集液へのMoの混入率は10%以下であって両元素の分離が完全であることがわかった。分析所要時間は蒸留、測定を含めて約40分である。
保泉 澄
Liquid Scintillation Counting, Incorporating Whole-Body Counting and Radioimmunoassay,5, p.50 - 55, 1977/09
軟ベータ核種の放射能測定に用いられる液体シンチレーションカウンターは極めて広い範囲の研究分野で利用されている。液体シンチレーション計数における測定効率の補正は多くの場合 Quenched Standard を用いて行われているが、実際に使用されている Quenched Standard の品質には相当のバラツキがある。この原因を探索すると、標準試料の調整方法以外に試料そのものの経時変化もあることが考えられる。この経時変化の内容を調査するためC-14およびH-3で標識したトリフェニルメタンを用いて Quenched Standard を調整し、5年余にわたって追跡観察をしてきた。この実験の結果、経時変化の起こる事実を確認できたので、追跡観察の内容について報告する。
工藤 博司; 茂木 照十三; 保泉 澄
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 47(9), p.2162 - 2165, 1974/09
被引用回数:1フローセン(CFCHClBr)のBrによる反跳標識を目的として、中性子照射したフローセン中に生ずるBr反跳原子の化学的挙動を検討した。ガスクロマトグラフ法によって生成物を分析したところ、CFCHClBrの他に20種以上のBrで標識された有機化合物が見い出された。CFCHClBrの放射化学的収率は照射時間に依存するが、最大約38%となり、4mCi-mmol程度の比放射能を有する標識化合物は十分純粋に分離精製することができると結論された。反跳標識の機構を解明するため、CFCHClBr-Br系におけるスカベンジャー効果についても検討し、CFCHClBrの高エネルギー反応収率と化学結合エネルギーとの関連についても考察した。
保泉 澄; 茂木 照十三; 工藤 博司
J.Labelled Compd., 10(3), p.437 - 449, 1974/03
フローセン(1.1.1-トリフロロ-2-クロロ-2-ブロモエタン)は麻酔薬としてよく知られ、生理学上の研究のためその標識化合物が強く求められていた。我々は反跳標識法によりフローセン-Brの合成法について検討をおこなった。中性子照射をうけたフローセン中には、20種に余るBr標識体が生成するが、ガスクロマトグラフ装置による分離によってBr標識フローセンを純粋にとり出すことができた。最適条件下での放射化学的収率は38%であった。nvt 3.410n・cmの中性子を照射したターゲット物質200lから、Brで標識されたフローセンが定量的に得られ、その放射能量は約2.7mCiであった。
保泉 澄; 守屋 孝
J.Labelled Compd., 10(3), p.499 - 508, 1974/03
被引用回数:7ビフェニル(U)-Cはベンゼン(U)-Cを出発物質とし、二段階の反応を経て、65%の収率で合成し得た。更に、ビフェニル(U)-Cを塩素ガスにより直接塩素化して、二種類のポリ塩素化ビフェニル(U)-C混合物を合成した。この場合の収率は、消費されたベンゼン(U)-Cに対して35%であった。
天野 恕; 保泉 澄; 馬場 宏
JAERI-M 5413, 67 Pages, 1973/10
本資料は昭和46年度に於ける製造技術開発および研究の進展状況を総括的に記録したものである。ホットアトム効果の研究およびC、Iの製造技術、FPよりの短寿命ラジオアイソトープの製造技術の開発は完了するに至った。これらのものはここ数年来継続された課題であり、実際のラジオアイソトープ製造に有益な情報を提供してきた。他の技術開発研究の仕事もそれぞれ進展をみせている。例えば、FPより長寿命ラジオアイソトープの系統的分離にイオン交換法が効果を示し、同時に溶媒抽出法による分離に備えて試験用セルの設計組立てがおこなわれた。また線スペクトル解析の自動化の研究も一段と進展し、すでに様々な方面で応用されている。今後、ハードウェアの面での充実に伴って一層威力を発揮することが期待される。
保泉 澄
Isotope News, 14 Pages, 1970/00
実験の段取りはとかく手間のかかるもので,あれをしながらこれもする。これをしながらまたその次の準備もするといった「ながら実験」が割合と多い。ところがこの「ながら実験」下手をするとたいへんな失敗につながるのでその方法にはよほど気を使わなければならないことは言うまでもない。我々も実験は決して嫌いではないのでどんな煩雑な操作でも厭わないつもりでいるが,単調で時間のかかる操作はどうも苦手である。その苦手の一つに水溶液の濃縮がある。