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論文

Orbital-selective electronic excitations in iron arsenides revealed by simulated nonresonant inelastic X-ray scattering

筒井 健二; 兼下 英司*; 遠山 貴巳*

Physical Review B, 92(19), p.195103_1 - 195103_5, 2015/11

 被引用回数:2 パーセンタイル:9.86(Materials Science, Multidisciplinary)

非共鳴非弾性X線散乱(NIXS)は電子系の電荷励起を検知する手段としての可能性をもっている。さらに、X線の大きな運動量変化領域における多極子遷移によって、多軌道系遍歴3d電子系の軌道選択された電子励起を決められる可能性が生まれた。その例として鉄砒素系化合物の反強磁性状態を挙げ、NIXSの適切な運動量変化を選ぶことにより、軌道が選択された励起を検知できることを理論的に明らかにする。多軌道系遍歴電子系における軌道励起の本質を理解する上で、NIXSと共鳴非弾性X線散乱がいかにお互いに補い合うかを示す。

論文

Optical conductivity of antiferromagnetic metallic chromium; Mean-field calculation for the multi-orbital Hubbard model

杉本 高大*; 遠山 貴己*; 兼下 英司*; 筒井 健二

Journal of the Korean Physical Society, 63(3), p.632 - 635, 2013/08

 被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Multidisciplinary)

クロム金属は代表的な多軌道反強磁性金属である。われわれは多軌道ハバード模型の平均刃近似により整合反強磁性クロムのバンド構造と状態密度を数値的に求め、その結果をもとに光学伝導度を計算した。得られた結果は実験データと対応することがわかり、このことからわれわれの模型化が妥当であることがわかった。

論文

Spin dynamics and resonant inelastic X-ray scattering in chromium with commensurate spin-density wave order

杉本 高大*; Li, Z.*; 兼下 英司*; 筒井 健二; 遠山 貴己*

Physical Review B, 87(13), p.134418_1 - 134418_8, 2013/04

 被引用回数:7 パーセンタイル:33.36(Materials Science, Multidisciplinary)

多軌道系反強磁性金属であるクロム金属のスピン励起スペクトルと共鳴非弾性X線散乱スペクトルを理論的に予見した。スペクトルの計算に際し、多軌道ハバード模型に対する平均場近似及び乱雑位相近似を行い、またX線散乱プロセスに対して高速衝突近似を行った。その結果、スピン励起に関しては、0.6eV以上で集団励起であるマグノン励起がほとんど強度を持たず、代わりに個別励起のエネルギー的に広がったスペクトルが支配的になることがわかった。

論文

Analysis of resonant inelastic X-ray scattering in stripe-ordered nickelate

野村 拓司; 兼下 英司*

Journal of the Physical Society of Japan, 81(2), p.024707_1 - 024707_11, 2012/02

 被引用回数:2 パーセンタイル:19.28(Physics, Multidisciplinary)

ストライプ秩序を起こしたニッケル酸化物La$$_{2-x}$$Sr$$_x$$NiO$$_4$$($$x$$=1/3)におけるニッケルK吸収端の共鳴非弾性X線散乱(RIXS)を理論的に解析する。RIXSスペクトルの計算においては、Ni 3$$dgamma$$とO 2$$p_{x,y}$$軌道を考慮した現実的な模型を用いて、ストライプ秩序した基底状態をハートレーフォック近似の範囲で記述し、電子相関の効果を乱雑位相近似の範囲で考慮する。計算したRIXSスペクトルは、光子の運動量変化がストライプベクトル$${bf Q}$$に等しい時に、低エネルギー領域にウェイトを示し、最近の実験と整合している。RIXSスペクトルのこの異常な運動量依存性の起源について微視的に議論する。

口頭

ニッケル酸化物のストライプ状態における共鳴非弾性X線散乱の理論的研究

野村 拓司; 兼下 英司*

no journal, , 

ストライプ状態のニッケル酸化物におけるニッケル$$K$$吸収端共鳴非弾性X線散乱(RIXS)を理論的に解析する。RIXSスペクトルの計算において、ストライプ秩序した基底状態を現実的な電子構造の模型を用いてハートレー-フォック近似で記述し、励起過程における電子相関の効果を乱雑位相近似で考慮する。計算されたスペクトルは、光子の波数変化がストライプベクトルに等しい時に低エネルギー領域に向かってテイルを示し、最近の実験結果と整合する。この異常な波数依存性の起源を微視的に議論する。

口頭

反強磁性Crのスピン・電荷励起とL端共鳴非弾性X線散乱,2

杉本 高大*; 兼下 英司*; 筒井 健二; 遠山 貴己*

no journal, , 

多軌道反強磁性物質の励起構造を調べるため、代表的な多軌道反強磁性金属のクロムを取り上げる。多軌道ハバード模型に対する平均場近似により電子状態を求め、L端共鳴非弾性X線散乱スペクトルを、高速衝突近似を用いて計算し、その特徴を議論する。

口頭

Spin dynamics and resonant inelastic X-ray scattering in chromium with commensurate spin-density wave order

杉本 高大*; Zhi, L.*; 兼下 英司*; 筒井 健二; 遠山 貴己*

no journal, , 

多軌道反強磁性金属の典型であるクロム金属のスピン励起スペクトルと共鳴非弾性X線散乱スペクトルを、多軌道ハバード模型に対する平均場近似,乱雑位相近似、及び高速衝突近似により求め、それらスペクトルを予見した。

口頭

鉄系超伝導体母物質における非弾性X線散乱による電子励起の理論的研究

筒井 健二; 兼下 英司*; 遠山 貴己*

no journal, , 

鉄系超伝導母物質における非共鳴非弾性X線散乱による電子励起を理論的に議論する。特に多極子遷移による効果によるこの系の非共鳴散乱スペクトルの特徴を議論する。

口頭

鉄系超伝導体母物質のストライプ反強磁性状態における電子励起スペクトル

兼下 英司*; 筒井 健二; 遠山 貴己*

no journal, , 

鉄砒素系超伝導体母物質の反強磁性状態及び励起状態に関して多軌道ハバード模型の平均場近似の計算により議論する。特に励起構造における11系のダブルストライプ状態と122系のストライプ状態との比較を理論的に行った。

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