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佐藤 聡; 高津 英幸; 関 泰; 内海 稔尚*; 山田 光文*; 飯田 浩正; Plenteda, R.*; Santoro, R. T.*; Valenza, D.*; 小原 祥裕; et al.
Fusion Technology, 34(3), p.1002 - 1007, 1998/11
3次元モンテカルロ及び2次元S解析により、ITER/NBIポート周辺の遮蔽解析を行った。ITERトーラス全体の1/4(90分)を詳細にモデル化し、MCNP及びDOTを用いて解析を行った。NBIポート周辺の超電導コイルの核的応答を評価すると共に、2次元解析においては、運転中の中性子及び線輸送解析に加えて、放射化解析及び停止後の線輸送解析も併せて行い、停止後生体線量率の評価も行った。これらの核的応答の評価に加えて、詳細な3次元モンテカルロ解析により、2次元S解析に対する誤差評価も行った。モデル化の詳細な概要及び解析結果等を、本発表において報告する。
佐藤 聡; 高津 英幸; 内海 稔尚*; 飯田 浩正; 森 清治*; R.Santoro*
Fusion Engineering and Design, 42, p.213 - 219, 1998/00
被引用回数:1 パーセンタイル:15.03(Nuclear Science & Technology)ITERメンテナンス及びテストモジュールポートに対する2次元遮蔽解析を行った。これらのポート周辺のトロイダル及びポロイダルコイルの核的応答を計算した。これらのポートには遮蔽プラグが設置されており、遮蔽プラグ(あるいはテストモジュール)とブランケットとの間には、数10mmのギャップが存在する。20mm幅のギャップに対して、設計目標値を満足させる為には、メンテナンスポートの場合には540mm厚さの遮蔽プラグが、テストモジュール(500mm厚さのテストモジュールを仮定)ポートの場合には150mm厚さの遮蔽プラグが要求される。また50mmギャップの場合には、各々、750mm及び390mm厚さの遮蔽プラグが必要であることが判った。
佐藤 聡; 高津 英幸; 真木 紘一*; 内海 稔尚*; 飯田 浩正; R.Santoro*
Fusion Technology 1996, 0, p.1587 - 1590, 1997/00
ITERトカマク本体の核特性を、トーラス軸を回転軸としたポロイダル断面モデルを用いての、2次元S遮蔽解析により評価した。遮蔽ブランケット、真空容器、上部ポート、水平ポート、下部ポート、ダイバータカセット、トロイダルコイル、ポロイダルコイル、クライオスタット、及び生体遮蔽体を含む解析モデルに対して、中性子及びガンマ線輸送解析を行い、コイル等の核的応答を評価した。開口部に遮蔽プラグを有する水平ポートと、有さない水平ポート(NBIポートを想定)の各々の断面に対して、解析を行った。その結果、トロイダルコイルの核的応答は、絶縁材の吸収線量等のピーク値は、設計基準値を満足したものの、コイル全体の核発熱量は、基準値を上回った。今後、ポート近傍等の遮蔽構造の見直しが必要である。
佐藤 聡; 高津 英幸; 関 泰; 内海 稔尚*
J. Fusion Eng. Des., 30(3), p.1129 - 1133, 1996/12
ITERブランケットモジュール間の幅20mmのギャップを透過する放射線を考慮した、ブランケットや真空容器のヘリウム生成率、トロイダルコイル(TFC)の核的応答(絶縁材の吸収線量等)を、2次元S放射線輸送解析コードDOT3.5及び3次元モンテカルロコードMCNP4.2を用いて評価した。その結果、TFCの核的応答は、設計目標値を充分下回った。真空容器表面(プラズマ側)のヘリウム生成率は、ギャップの中心線上においては、設計目標値の1appmを約2倍上回った。但し、中心線上から40mm以上離れた位置でのヘリウム生成率は、目標値を下回ることが判った。モジュール間のギャップの幅を変えた場合に関しても、同様の解析を行った。その結果、ギャップ幅が50mmの場合には、中心線上から、約130mm以上離れていれば、真空容器のヘリウム生成率は、目標値を下回った。
内海 稔尚*; 榎本 雅己*
PNC TJ9582 96-003, 292 Pages, 1996/01
本報告書は,格納系安全解析コードCONTAIN/LMRに内蔵されているVANESA(デブリからのFP放出解析モデル)を高速炉解析に適用するための準備作業として実施したパラメータ計算及びプログラム調査に関して記したものである。パラメータ計算は,高速炉メルトスルー事象時における原子炉容器貫通落下デブリの上にナトリウムプールが存在する体系を仮定し,VANESAモデルとCORCON(デブリーコンクリート相互作用解析モデル)を結合させて実施した。パラメータは,ナトリウムプール温度,ナトリウムプール液深,デブリ温度および崩壊熱とし,合計で5ケースの計算を行った。また,プログラム調査においては,現在のモデルで考慮している化学反応,各化学反応の優先順位の決定方法,FP/エアロゾル放出量に対するナトリウムプールの影響,およびCORCONとVANESAやその他のエアロゾル挙動解析モデル間におけるデータの授受方法などについて重点的に調査した。主な結果を以下に示す。・デブリ初期温度を上昇させた場合,デブリーコンクリート相互作用によるFP/エアロゾル発生量は増大する。一方,崩壊熱を減少させると,FP/エアロゾル発生量は減少する。・初期のナトリウムプール温度を高くした場合,デブリの冷却が遅くなるためデブリーコンクリート相互作用が促進されると予想されたが,計算ではそのような結果は見られなかった。この理由は,CONTAINコードの内部計算において,デブリとナトリウムプール間の温度差が減少するものの,これを相殺するような形でデブリとナトリウムプール間の熱伝達率が上昇するため,結果としてデブリの除熱量がほとんど変わらないからである。・上記の理由により,初期条件としてナトリウムプール温度や液深を変更しても,デブリーコンクリート相互作用によるFP/エアゾル発生量はほとんど変化しなかった。・VANESAでは,デブリ構成物質(Fe,Cr,Ni,UO2,PuO2等)とCORCONから計算される発生気体(CO,CO2,H2,H2Oの4種類)との化学反応のみを考慮しており,デブリ構成物質とナトリウムプールとの化学反応は考慮していない。・VANASAで計算された放出FP/エアゾルとナトリウムプールとの化学反応は考慮していない。今後は,これらの課題を解決しつつ,CORCON/VANESAモデルを高速炉解析に適用すべく