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口頭

放射線計測・防護に関する研究開発

内田 真弘; 土子 泰弘*; 須藤 雄大*; 星 勝也

no journal, , 

放射線計測及び防護に関する研究開発として以下の3研究を実施した。(1)立方体ファントムに用いる放射線入射方向の識別方法の検討実環境において、個人線量計の指示精度を考えるとき、放射線のエネルギーのみならず、入射方向も重要になる。本研究では、ファントムと個人線量計を用いて入射方向を簡易に特定できる方法を検討した。(2)3.7MBq $$^{252}$$Cf線源の周りの線量率分布測定校正用$$^{252}$$Cfは、等方的に中性子を放出する点線源として一般に認識される。一方、ISOにて線源の非等方的放出にかかる換算係数が定義されている。本研究では、校正用線源において適用可能か、また、非等方的放射の要因となりうる自発核分裂による$$gamma$$線の影響を考慮し、校正用線源の線量率分布を精密に測定した。(3)全面マスクによる$$beta$$線遮蔽性能実環境において、全面マスクを装着して作業を実施するとき、マスクの放射線遮蔽性能を知っておくことは重要である。本研究では、種々の全面マスクの$$beta$$線遮蔽性能を比較するとともに、プラスチックシンチレータから得られたスペクトルから、70$$mu$$m線量当量を評価する。

口頭

厚いプラスチックシンチレータを用いた$$beta$$線吸収線量率の深さ分布測定

星 勝也; 内田 真弘; 辻村 憲雄; 百瀬 琢麿

no journal, , 

薄窓形電離箱式サーベイメータを用いて、任意深さの$$beta$$線吸収線量を評価しようとする場合、深さに応じたフィルタ等を用意する必要があるため、汎用的ではない。本研究では、厚いプラスチックシンチレータを用いて測定された$$beta$$線スペクトルデータとフルエンス-吸収線量の換算係数を組み合わせた数値計算的手法により、任意深さの$$beta$$線吸収線量率を求める。

口頭

VARSKIN 6.0を用いた皮膚汚染の表面密度-線量率換算係数の計算

内田 真弘; 星 勝也; 山崎 巧; 辻村 憲雄; 高田 千恵

no journal, , 

放射性物質により皮膚汚染が生じたとき、測定した表面密度(Bq/cm$$^{2}$$)に換算係数(Gy/h per Bq/cm$$^{2}$$)を乗じることで皮膚の被ばく線量率を算出する。この換算係数には算出条件及び値が異なるものが複数存在する。今回我々は、代表的な核種について、算出条件が明らかで精緻な計算手法によって裏付けられた皮膚線量評価の計算コードVARSKIN6.0により求めた換算係数と他の換算係数を比較した。その結果、値に大きな差異はなかったことから、今後評価手順を標準化するうえで、VARSKIN6.0により求めた換算係数を用いることは妥当であると考えられる。本報告では、種々の換算係数の比較結果を考察し報告する。

口頭

皮膚線量評価計算コードVARSKIN6.2における衣服による遮蔽効果の検証

内田 真弘; 星 勝也; 山崎 巧; 辻村 憲雄; 高田 千恵

no journal, , 

放射性物質により皮膚汚染が生じたとき、汚染の表面密度と換算係数を用いることで皮膚の被ばく線量を算出できる。VARSKIN6.2で計算した換算係数は、皮膚汚染に対する評価に適している。一方、衣服上の汚染のとき、VARSKIN6.2で計算した換算係数では、衣服の遮蔽効果を過大評価し被ばく線量を過小評価してしまう、と報告があった。そこで、モンテカルロ計算結果、VARSKIN6.2において衣服の遮蔽係数を考慮した被ばく線量、VARSKIN6.2ではない衣服の遮蔽係数を考慮した被ばく線量について比較することで、VARSKIN6.2における衣服の遮蔽効果の影響を検証した。

口頭

MOX燃料施設における水晶体及び末端部の中性子線・$$gamma$$線被ばく評価

大津 彩織; 坪田 陽一; 内田 真弘

no journal, , 

組織反応に関するICRP声明を受けて国内法令の見直しが検討され、水晶体の線量限度が実効線量と同じ「5年間で100mSvかつ年間最大50mSv」に引き下げられる見込みである。核燃料サイクル工学研究所における現在の水晶体についての管理方法は、不均等被ばく管理の一環で首近傍に着ける線量計で評価しているが、今後の線量限度引き下げに対して現在の管理方法を適用できるかを検討する必要がある。本研究では水晶体付近(頭部)と頸部・胸部の$$gamma$$線及び中性子線量の実測による比較、並びに不均等被ばくの一環として末端部(手部)の$$gamma$$線及び中性子線量を実測した。その結果、作業者を模擬したファントムを用いて末端部(手部)の$$gamma$$線及び中性子線による被ばく状況を実測し、体幹部との比を求めることができた。また、中性子被ばく線量は頭部(水晶体部とみなした場合)の値と胸部の値はほぼ同じであった。$$gamma$$線被ばく線量は頭部$$leq$$胸部$$<$$頸部であり、今回の試験では胸部の値を超えることはなかった。

口頭

VARSKINによる皮膚被ばく線量の計算・評価

内田 真弘; 山崎 巧; 高田 千恵; 辻村 憲雄

no journal, , 

皮膚線量は、皮膚汚染の測定によって得られた表面汚染密度とその密度から皮膚吸収線量率に換算する係数を利用して評価される。このとき用いられる換算係数は、出典が様々で世界的に統一されておらず、いずれも15年以上も前の文献に基づいている。本件は、これまで国内外で使用されてきた換算係数について特徴等を整理するとともに、代表的核種について、皮膚線量評価計算コードVARSKINを用いて計算した換算係数と比較し、その結果を報告する。VARSKINとは、いわゆる点積分核法を基本とする組織吸収線量の計算に、後方散乱の適切な補正を組み込んだ計算コードである。

口頭

MOX燃料施設における水晶体及び末端部の中性子線・$$gamma$$線被ばく評価

大津 彩織; 坪田 陽一; 内田 真弘; 中川 貴博; 川崎 位

no journal, , 

【1.背景・目的 】組織反応に関するICRP声明を受けて国内法令の見直しが検討され、水晶体の等価線量限度は実効線量と同じ「5年間で100mSvかつ年間最大50mSv」に引き下げられる見込みである。日本原子力研究開発機構核燃料サイクルエ学研究所における水晶体の線量は、均等被ばくの場合は胸部、不均等被ばくの場合は頸部に着けたTLDバッジで評価しているが、この線量限度引き下げに対し、現在の管理方法を適用できるかを検討する必要がある。本研究では、MOX燃料を取り扱うグローブボックスでのグローブ作業を模擬したファントムを実フィールドに設置し、水晶体付近(頭部)・頸部・胸部の$$gamma$$線及び中性子線量の実測による比較試験を行った。また、グローブ作業では末端部(手部)の管理も重要であることから併せて試験を実施した。【2.試験内容】 同研究所のMOX燃料施設において、中性子線量率の高いグローブボックス(以下、GBという。)を選定し、中性子線・$$gamma$$線の線量率分布を測定した。なお、中性子線量の測定には、小さく軽量の中性子線用サーベイメータ(以下、軽量型という。)とレムカウンタ(型式Studsvik 2202D)の2種類のサーベイメータを使用し、軽量型を用いてGB内外の線量率を測定した。この測定結果を元に次のファントムを用いた試験を実施した。頭部・胸部・末端部を模擬したファントムを図のように設置し、$$gamma$$線についてはTLD、中性子線については、TLD・固体飛跡検出器・バブル線量計をファントム上に配置して被ばく線量を実測した。【3.試験結果】 グローブ作業の環境における中性子線・$$gamma$$線の線量率分布を測定したところ、軽量型はレムカウンタと比較して測定部が小型であるため、GB内外の線量率を測定でき、ポートの内部と表面の線量率の比を把握することができた。作業者を模擬したファントムと線量計を用いて実測した末端部(手部)と体幹部の$$gamma$$線・中性子被ばく線量の比はポートの内部と表面の線量率の比と同程度であった。また、中性子被ばく線量は頭部(水晶体部とみなした場合)の値と胸部の値はほぼ同じであった。$$gamma$$線被ばく線量は頭部$$leq$$胸部$$<$$頸部であり、今回の試験では胸部の値を超えることはなかった。以上の結果から、今回の試験環境においては現在の管理方法でも水晶体の等価線量は過小評価にはならないと推測された。

口頭

核燃料サイクル工学研究所における個人被ばく管理の課題; 次期個人線量計の選定及び水晶体被ばく線量評価の検討

内田 真弘; 前田 剛; 滝本 美咲; 高田 千恵; 辻村 憲雄

no journal, , 

核燃料サイクル工学研究所でこれまで使用されていた個人線量計(TLDバッジ)の生産が終了になり、それに代わる個人線量計の選定が進められている。また、2021年4月から眼の水晶体等価線量限度が引き下げられることを受け、新しい線量限度下での被ばく管理方法の検討を進めている。それらの背景から、本研究では2つの調査を行った。一つは、次期個人線量計候補の適用性の検討のために、減速中性子校正場を用いたエネルギー依存性及び方向依存性の調査を行った。その結果、エネルギー依存性については、当研究所の作業環境場において同等の性能が期待でき、方向依存性については、次期個人線量計候補がTLDバッジに比べて大きくなる結果となった。もう一つは、水晶体の被ばく線量評価方法の検討のために、頭頚部用の線量計と水晶体用線量計DOSIRISを用いた現場着用試験を行った。その結果、両線量計の評価値はよく一致し、頭頚部用の線量計でも十分な水晶体線量評価が可能であることが分かった。なお、評価値が2倍異なる作業者(1名)が散見されたが、作業内容を調査した結果、グローブボックスの下段近くで屈んだ状態で作業するなど特殊な事例であることが確認された。

口頭

3.7MBq $$^{252}$$Cf線源における中性子及び光子の放出角度分布の測定と安全取扱いについて

辻村 憲雄; 内田 真弘; 星 勝也; 高田 千恵

no journal, , 

3.7MBq $$^{252}$$Cf線源を安全に取り扱うための基礎資料とすることを目的に、線源から放出される中性子と光子の角度分布を測定した。

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