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高橋 啓三; 永田 敬; 内藤 明礼
Proceedings of 3rd International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-3), p.1871 - 1984, 1995/00
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神永 雅紀; 谷本 政隆; 大岡 誠; 石原 正博; 楠 剛; 内藤 明礼; 荒木 政則
no journal, ,
日本原子力研究開発機構(JAEA)の材料試験炉(JMTR)は、出力50MWの軽水冷却タンク型原子炉である。1968年3月の初臨界以来、JMTRは発電用軽水炉、HTGR、核融合炉の燃料/材料照射試験やRI生産に用いられてきた。2006年8月にJMTRは、再稼働のための外部及び内部委員会によるチェック&レビューのため、一旦運転を停止した。議論の結果、JMTRは必要な更新作業の後に運転を再開することが最終的に決定された。更新は、2007年度から開始され、一次冷却系と二次冷却のポンプモーター、核計装システム、プロセス計装システム、安全保護系などが更新された。更新は計画通り2011年3月に終了した。不運にも、2011年3月11日に、東北地方太平洋沖地震が発生した。このため、冷却系統、原子炉制御系など、JMTR再稼働前の機能テストは、地震の影響により遅れを生じた。その後、規制当局の指示の下、3.11地震後のJMTRの健全性評価を実施した。その結果、JMTRの原子炉施設は、健全であることを確認し、2012年9月7日に規制当局に報告書を提出した。現在、報告書については規制当局の確認中である。一方、試験研究炉に対する新規制基準が2013年12月に施行予定で、JMTRの再稼働は、新規制基準への適合性を確認した後に行われる。更新されたJMTRは、2030年度ごろまでの約20年間運転される予定である。