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口頭

アジアの森林土壌有機炭素放出の温暖化影響とフィードバック効果

Liang, N.*; 高橋 善幸*; 寺本 宗正*; Zhao, X.*; 冨松 元*; 高木 健太郎*; 平野 高司*; 近藤 俊明*; 小嵐 淳; 安藤 麻里子; et al.

no journal, , 

アジアの陸域面積は全陸域面積のわずか30%を覆うにすぎないが、世界人口の60%強の生活を支えている。近年、気候変動およびそれに伴う台風と干ばつなどが、人間社会だけではなく、自然生態系にも著しく影響を与えている。また、アジア諸国における経済発展によって、この地域の陸域生態系に対する撹乱の影響も、深刻さを増している。本研究では、(1)衛星データによるアジア熱帯域における森林火災の現状把握とモデルによる気候変動下の森林火災増加と熱帯泥炭流出を評価する。(2)GOSATなどの衛星観測により気候変動によるアジア陸域生態系サービス劣化をマクロ的に評価する手法を検討する。(3)世界最大規模のチャンバー観測ネットワークを用いて、北海道の最北端から赤道付近のマレーシアまでのアジアの広域トランセクトに沿って、代表的な陸域生態系における土壌呼吸等の観測により現行の気候変動と生態系機能の変化の関係を評価するとともに、10ヶ所の森林において人工的な温暖化操作実験を行い、気候変動に対する森林土壌環境への影響や応答を評価する。(4)これらから、アジアの森林への気候変動影響を評価し、適応策を検討する。

口頭

土壌有機炭素分解に対する長期的な温暖化の影響評価

寺本 宗正*; 近藤 俊明*; Liang, N.*; Zeng, J.*; 中根 周歩*; 小嵐 淳; 安藤 麻里子; 荒巻 能史*; 冨松 元*; Zhao, X.*

no journal, , 

温暖化が土壌有機炭素分解に与える影響を長期的に評価するため、東広島のアラカシ林において自動開閉チャンバーシステムと土壌を温暖化するための赤外線ヒーターを設置して、微生物による土壌有機炭素分解に由来するCO$$_{2}$$のフラックスを連続的に観測した。温暖化によって増加したCO$$_{2}$$フラックスの割合(温暖化効果)は、同様の手法によってアジアモンスーン地域の森林において行われた報告よりも相対的に小さかった。これには、本サイトにおける土壌が夏季に乾燥影響を強く受けることが関わっているものと考えられた。しかしながら、欧米における報告とは異なり、約12年の温暖化処理を経ても温暖化効果は低減の傾向を示さなかった。

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