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Kim, B. K.*; Tan, L.*; 酒瀬川 英雄; Parish, C. M.*; Zhong, W.*; 谷川 博康*; 加藤 雄大*
Journal of Nuclear Materials, 545, p.152634_1 - 152634_12, 2021/03
被引用回数:1 パーセンタイル:16.35(Materials Science, Multidisciplinary)Understanding the effects of helium on microstructures and mechanical properties of reduced-activation ferritic-martensitic steels is important to use of these steels in fusion reactor structures. 9Cr-2WVTa steels were doped with Ni and Ni isotopes at 2 weight percent to control the rate of transmutation helium generation. The samples were irradiated in the High Flux Isotope Reactor. Transmission electron microscopy revealed a variety of precipitates and the radiation-induced dislocation loops and cavities (voids or helium bubbles). Tensile tests of the irradiated samples at the irradiation temperatures showed radiation-hardening at 300C and radiation-softening at 400C. Analysis indicates that the hardening primarily originated from the loops and cavities. The Ni-doped samples had greater strengthening contributions from loops and cavities, leading to higher hardening with lower ductility than the Ni-doped samples. The greater helium production of Ni did not show pronounced reductions in ductility of the samples.
廣瀬 貴規; 野澤 貴史; Stoller, R. E.*; 濱口 大; 酒瀬川 英雄; 谷川 尚; 谷川 博康; 榎枝 幹男; 加藤 雄大*; Snead, L. L.*
Fusion Engineering and Design, 89(7-8), p.1595 - 1599, 2014/10
被引用回数:47 パーセンタイル:96.65(Nuclear Science & Technology)低放射化フェライト/マルテンサイト鋼(RAF / M)は、増殖ブランケットの最も有望な候補材料である。しかし、設計解析に用いられるRAF/Mの物性値の評価例は非常に限られている。本研究では、設計解析に使用される材料特性データについて再評価するとともに、F82Hの複数ヒートについて新たに物性値を評価した結果を報告する。これまで、F82Hの熱伝導率はIEAラウンドロビン試験の中間報告値が国内外で広く参照されてきたが、複数ヒートの測定結果と比較すると、総じて20%程度過大に評価していることが明らかとなった。また、物性への中性子照射効果の一例として、573K及び673 Kにおいて、6dpaまで中性子照射したF82Hとその溶接部における抵抗率は、最大で6%低下することを明らかにした。
菅野 光大*; 武田 聖司; 水無瀬 直史; 加藤 英雄; 木村 英雄
JAERI-Conf 2004-011, p.131 - 132, 2004/07
ウラン廃棄物及びTRU廃棄物の将来の安全かつ合理的な処理処分システムを確立するため、U-234やU-238に代表される、ラドンガスの発生や評価の長期性等の対象廃棄物の特徴を踏まえた評価手法によって、当該廃棄物にかかわる埋設処分方式別の濃度区分値、及びクリアランスレベルについて検討する必要がある。本研究では、対象廃棄物のクリアランスレベル試算を目的として、ラドンガスの発生や評価の長期性等の対象廃棄物の特徴に対応した確率論的な評価コードシステムを整備した。そして、この評価コードによる確率論的解析の結果から、評価パラメータ及び長期評価に伴うシナリオ設定の不確かさがクリアランスレベルに与える影響を検討した。
谷川 博康; 安堂 正巳; 加藤 雄大*; 広瀬 貴規*; 酒瀬川 英雄*; 實川 資朗; 香山 晃*; 岩井 岳夫*
Journal of Nuclear Materials, 297(3), p.279 - 284, 2001/09
被引用回数:34 パーセンタイル:89.95(Materials Science, Multidisciplinary)日本で開発が進められている、核融合炉構造材料の低放射化フェライト鋼: JLF-1及びF82Hについて、核融合炉環境(核変換ヘリウム生成環境)での重照射効果を調べるべく、ニッケルとヘリウムの同時イオン照射実験を最大100dpaまで723Kで行い、欠陥生成・相安定性・スウェリング特性についての評価を行った。透過型電子顕微鏡(TEM)観察を行うにあたっては、マイクロサンプリング機構付き集束イオンビーム加工装置を利用してTEM観察用薄膜試料を作製する手法を確立した。これにより、フェライト鋼の強磁性がTEM観察に及ぼす影響をほぼキャンセルすることができたため、詳細な微細組織観察が叶になったほか、従来になく高精度のクロスセクション薄膜を作製できることにより、イオン照射損傷組織の深さ方向に関する情報を高い統計的精度でもって得ることが可能となった。
加藤 克海*; 渡辺 正; 蕪木 英雄
JAERI-Tech 96-044, 36 Pages, 1996/10
スーパーコンピュータや計算サーバ用ワークステーションで実行中のシミュレーションの途中経過を、逐次、可視化用ワークステーションへ転送し、実時間可視化とビデオ録画を行うリアルタイムモニターシステムの開発と利用について記述する。本システムは可視化用ワークステーションとビデオ装置、スーパーコンピュータ上でのジョブサブミット用シェル、出力ファイルの転送用シェル、可視化ツールを軌道するための描画用シェルからなる。特殊な画像処理技術や装置を必要とせず、汎用可視化ツールAVSと通常のUNIXコマンドにより構築されているため、様々な計算機環境に応じた使用、拡張が可能である。
小泉 徳潔; 伊藤 智庸*; 小方 大成*; 高橋 良和; 杉本 誠; 中嶋 秀夫; 加藤 崇; 布谷 嘉彦; 安藤 俊就; 辻 博史; et al.
IEEE Transactions on Magnetics, 32(4), p.2236 - 2239, 1996/07
被引用回数:11 パーセンタイル:63.91(Engineering, Electrical & Electronic)NbAl超電導体は、NbAlに比して歪に対する臨界電流値の劣化が少ないという性能がある。本性能を用いることによりITER-TFコイルの巻線方式として、Recent-and-Wind法を用いることができる。これにより、製作性の信頼性の向上、および製作コストの低減がはかれる。本講演では、Recent-and-Wind法により製作し、その技術の実証をCSモデルコイル内で行うNbAlインサートの設計について報告する。
町田 昌彦*; 加藤 克海*; 蕪木 英雄
電気学会論文誌,A, 115(12), p.1171 - 1179, 1995/12
超電導体における磁束状態やそれらの運動の研究が盛んな現在、著者らは標題のように数値シミュレーション手法を使った研究方法の確立を目指しここ数年研究を続けてきた。その結果、現在では様々な形状の超電導体において任意の大きさの磁場と輸送電流の下で磁束運動のシミュレーションを行えるようになった。そこで、本論文誌の解説記事として、それらの手法を概説し、いくつかの計算結果を示す。また、超電導体の磁束状態の理解が数値シミュレーションによりどれほど進展してきたかについても既存の理論的理解と比較しながら述べる。
加藤 克海*; 渡辺 正; 町田 昌彦*; 蕪木 英雄
JAERI-Tech 95-014, 42 Pages, 1995/03
情報システムセンターでは、分散処理環境の整備作業のひとつとして画像処理環境の整備を進めている。このため画像処理サーバ用ワークステーションを導入しており、これを使用して大規模数値シミュレーション結果の可視化技術の開発・整備を行っている。今回このワークステーション上でシミュレーション結果を連続的に描画し、自動的にビデオ録画する動画像処理システムの開発を行った。本報告書では、システム構成、可視化ツールによるワークステーション上への描画、ビデオ及びワークステーションの制御方法、アニメーションビデオの作成について使用例をもとに解説した。
細野 史一*; 杉本 誠; 塚本 英雄*; 押切 雅幸*; 塙 博美*; 関 秀一*; 佐々木 知之*; 小泉 徳潔; 礒野 高明; 高橋 良和; et al.
IEEE Transactions on Applied Superconductivity, 3(1), p.535 - 538, 1993/03
被引用回数:1 パーセンタイル:23.77(Engineering, Electrical & Electronic)TMPは、ITER/FER用トロイダル磁場コイルへの適用を目指して開発が進められた。トロイダル磁場コイルは、CSコイルと同様にプラズマディスラプションの観点からACロスを低減することが重要な課題となる。TMPは、ホロー型強制冷凍導体が用いられ、素線は、フィラメント径4mのブロンズ泡NbSmを用いた。これは、ヒステリシス損失を低減することを目的としている。また、安定化材は、渦電流損失を低減するために、12分割した。ただし、この導体の場合、カップリングロスは大きいことが予想されるので、十分な調査が必要となる。TMPのACロス測定及び解析の結果、有効フィラメント径4m(フィラメント径と等しい値)及び損失時定数~1secであることが分った。この損失時定数は、バンドル導体のものと比較して大きな値である。
高橋 知之; 加藤 和男; 木村 英雄; 松鶴 秀夫
JAERI-M 91-216, 31 Pages, 1992/01
本報告書は、「放射性廃棄物浅地層処分施設の安全評価」に関するIAEA協力研究プログラムで提案された最初の標準問題、テストケース1に関する解析結果を取りまとめたものである。なお、ここで使用した解析手法、並びに侵入シナリオの概念についても記述した。テストケース1では、2種類の異なる処分方式、即ちトレンチ処分及びコンクリートピット処分が定義され、2種類のシナリオ、即ち地下水シナリオ及び侵入シナリオが定義されている。本研究では、トレンチ処分方式を対象に、施設からの放射性核種の放出、不飽和層における放射性核種の垂直方向移行、飽和層における放射性核種の水平方向移行、飲料水経路による人間への被曝線量、建設及び居住・農耕サブシナリオによる侵入者への被曝線量について解析を行った。解析結果は、テストケース1においてIAEAにより指定された標準形式に基づいて示した。
大野 英雄; 杉本 昌義; 加藤 義夫; 野田 健治; 近藤 達男
日本原子力学会誌, 34(1), p.33 - 40, 1992/01
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)材料の中性子照射研究の新展開による基盤の強化と核融合炉材料開発の進展とを念頭に、重陽子加速器をベースとするエネルギー選択型中性子照射試験施設(ESNIT:Energy Selective Neutron Irradiation Test Facility)の構想と技術検討の現状を要約した。本稿では、ESNITの概念、重陽子加速器システムならびに液体金属Liターゲットシステムの技術的検討、ESNITを用いる材料研究とその特徴などについてまとめた。
野田 健治; 杉本 昌義; 加藤 義夫; 松尾 秀人; 渡辺 勝利; 菊池 輝男; 薄井 洸; 大山 幸夫; 大野 英雄; 近藤 達男
Journal of Nuclear Materials, 191-194, p.1367 - 1371, 1992/00
被引用回数:9 パーセンタイル:65.13(Materials Science, Multidisciplinary)重陽子加速器をベースとするエネルギー選択型中性子照射実験装置(ESNIT)は高中性子エネルギー・高中性子束の照射場での材料試験が可能な施設であり、しかもこの中性子源がつくる照射場における中性子エネルギースペクトルが約5~15MeVの間でピーク性とピークエネルギーの選択性とを有している。このエネルギー領域の中性子による材料重照射試験が核融合炉材料開発にとって必須の手段として期待され、現在の要素技術検討が進められている。本稿ではESNITを用いる核融合炉材料研究とその特徴、ESNITの技術的検討の現状についてのべる。
野田 健治; 松尾 秀人; 渡辺 勝利; 杉本 昌義; 加藤 義夫; 酒井 陽之; 菊池 輝男; 大山 幸夫; 大野 英雄; 近藤 達男
Journal of Nuclear Materials, 179-181, p.1147 - 1150, 1991/00
被引用回数:9 パーセンタイル:69.46(Materials Science, Multidisciplinary)D-Liストリッピング反応を利用したエネルギー選択型中性子源(ESNIT)とモジュール型照射後試験施設(MODULAB)を中心とした新しい原子力材料研究施設構想についてまとめたものである。本論文では主に下記の点について述べる。1.材料照射研究のための中性子源の要件,2.ESNITを用いた研究項目,3.ESNITによる核融合炉材料研究,4.スポレーション中性子源とESNITの比較,5.高エネルギー中性子(14MeV以上)が与える材料照射損傷への効果
加藤 義夫; 古川 和男; 大野 英雄; 勝田 博司; 恒川 紘吉*
JAERI-M 84-090, 33 Pages, 1984/06
核融合炉ブランケット冷却材として溶融塩を用いた場合、磁場と溶融塩流との相互作用によって誘起する金属配管内の電位腐食におよぼす影響が問題となる。本報は磁場化学ループを用いて測定した管内電位分布とその解析、誘起電位におよぼす磁束密度と平均塩流速の関係、Ni電極の磁場中での分極特性等の結果を示すものであり、これらは磁場中での分極特性等の結果を示すものであり、これらは磁場中での腐食挙動を解明する基礎データとなる。管内電位分布に関しては、SUS-316:HTS(NaNO-KNO-NaNO)系において金属配管の短絡効果は無視出来、絶縁体とみなせること、管内誘起電位は、流速分布と磁束密度にのみ依存することが明らかとなった。分極特性に関しては、磁場による誘起電位によっても、外部電源によっても過電圧が+-50mV以下の範囲では同一起電力に対して同一電流が流れるとの興味ある結果が得られた。
古川 和男; 加藤 義夫; 大野 英雄; 大道 敏彦
日本化学会誌, (6), p.1092 - 1099, 1982/00
溶融弗化物は単層で、核反応媒体・熱媒体および化学処理媒体を兼ねることができる。この特長を利用して、例えば、LiF-BeF-ThF塩をターゲットおよびブランケットとする加速器溶融塩増殖炉AMSBが提案されたが、ここではその炉化学的考察を詳細に行ったものである。標準式AMSBは核反応により生ずる廃棄物の量および濃度が充分小さく、化学的に充分処理できるであろう。さらにこれに0.3~0.8mol%のOFを加えた変利得式AMSBにおいても、廃棄物の増加は僅かであって、設計可能と考えられる。しかも、これは直接溶融塩発電炉MSCRにターゲット塩を供給使用できるような、燃料サイクルを構成できるであろう。これにより、単純かつ合理的なトリウムエネルギー利用体系が構成できるであろう。
三田村 久吉; 妹尾 宗明; 石崎 寛治郎*; 田代 晋吾; 加藤 修*; 馬場 恒孝; 木村 英雄; 降矢 喬*; 野村 正之; 荒木 邦夫
JAERI-M 9191, 18 Pages, 1980/11
高レベル廃棄物固化体の衝撃破壊特性を明らかにするため、直径5cmの模擬高レベル廃棄物ホウケイ酸ガラス固化体を用いて、最高9mからの落下衝撃試験を行った。さらに、落下衝撃を受けた試料について、100C、1hの浸出試験を行い、Cs、Na浸出量と表面積との関係を調べた。この結果、単位衝撃エネルギー当たりの増加表面積として、6.210m/Eg・mという値が得られた。また、浸出については、破壊の小さい領域では、Cs、Na浸出量と表面積の間に比例関係があることが分った。
古川 和男; 安川 茂; 大野 英雄; 大道 敏彦; 加藤 義夫
日本原子力学会誌, 16(5), p.249 - 273, 1974/05
溶融塩増殖炉開発の歴史は、1947年より25年間以上におよび一貫してORNLで進められているものであり、原子力開発史の中でも最も魅力的な一頁を成すものであろう。溶融LiF-BeF-ThF-OF系塩を燃料として使用するこの炉の開発の歴史の概要、および特徴とする●を概説した。特徴の主たるものは、(1)熱中性子炉、(2)固体燃料に伴う安全性の難問がない。(3)運転中に燃料添加・再処理ができる。(4)Puも燃せる。(5)天然O必要量最小、U濃縮作業量(年間)最小、(6)安全上の問題が殆んどなく、発電燃料費最小の動力炉となりうることなどであろう。4・5年末工学的開発計画を固めつつあるMolten Salt gronp(米国)の動きを説明するとともに、溶融塩炉技術と他技術との関連(液体金属技術、高速溶融塩炉、高温炉、核融合炉等)を考察した。
大道 敏彦; 古川 和男; 加藤 義夫; 大野 英雄; 勝田 博司
JAERI-M 5181, 130 Pages, 1973/03
Oak Ridge National Laboratory でここ数年に亘って開発研究されてきた一流体溶融塩増殖炉の概念設計研究(ORNL-4541)の翻訳である。一流体溶融塩増殖炉の設計の基本的考え方、手順が核的特性、構成機器、材料、安全性等、種々の面から議論されている。この分冊はこれらのうち、炉設計の全般的概要、原子炉一次系、現時点において残された問題点とそれらの実現可能性に関する部分を紹介する。
澤口 拓磨; 武田 聖司; 小崎 完*; 関岡 靖司; 加藤 博康*; 木村 英雄
no journal, ,
地層処分の長期的な安全評価におけるデータ不確実性を明らかにする目的の一環として、人工バリア及び天然バリア中の拡散係数に関するデータの変動幅及びその影響因子を検討した結果、拡散係数に影響を及ぼす可能性のある因子として、バリア材の密度,間隙率,核種の化学形,間隙水の化学組成などが挙げられた。また、人工バリア中の拡散係数については、モンモリロナイトゲル密度で整理することによって、ある程度系統的に取り扱うことが可能であることが確認された。一方、天然バリア中の拡散係数については、pH、及びイオン強度という核種の化学形を規定する溶液化学的性質の影響を受けて変動する可能性が示唆された。
大江 俊昭*; 長崎 晋也*; 木村 英雄; 武田 聖司; 関岡 靖司; 加藤 博康*; 赤堀 邦晃*
no journal, ,
収着分配係数のデータベースに内在するデータの変動について、ベントナイトに対するCsの挙動を対象とし、収着モデルを利用して欠損データの推測を行い、変動要因を分析した。その結果、イオン交換反応が卓越すると予想されるCsの分配係数に着目し、共存イオン濃度,初期Cs濃度,砂混合の有無、などの試験条件の相違がベントナイトに対する分配係数のばらつきの要因であることを明らかにした。また、表面錯体反応とイオン交換反応を同時に考慮したモデル解析から、実測結果にかかわる変動は、イオン交換反応に競合するNa濃度の変動が最も大きな要因であることを明らかにした。