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石寺 孝充; 林 雅則*; 助川 誠裕*
no journal, ,
地層処分において、圧縮ベントナイトから発生する可能性のあるモンモリロナイトコロイドは、放射性核種の移行挙動に大きな影響を及ぼす可能性がある現象である。放射性核種のコロイドに対する分配係数は、コロイドを形成していないモンモリロナイトに対する分配係数より推定できると考えられる。本研究では、モンモリロナイトコロイドの酸滴定を行い、モンモリロナイトコロイドとコロイドを形成していないモンモリロナイト間での収着サイト密度について比較検討を行った。その結果、共存Na濃度が低い条件で作製したモンモリロナイトコロイドの収着サイト密度は、コロイドを形成していないモンモリロナイトと同等であった。
中田 弘太郎*; 石寺 孝充; 黒澤 精一*; 林 雅則*; 別部 光里*; 助川 誠裕*
no journal, ,
Np(V)のベントナイトコロイドに対する収着の不可逆性を調べるため、透析法を用いた収着・脱離試験を実施した。収着試験後に実施した逐次脱離試験においては、Npのベントナイトコロイドへの分配係数が脱離回数に伴って増加したことから、Npの一部はベントナイトコロイドに不可逆的に収着する可能性が示唆された。
中田 弘太郎*; 石寺 孝充; 黒澤 精一*; 林 雅則*; 別部 光里*; 助川 誠裕*
no journal, ,
ベントナイトコロイドに収着したAm(III)に対して、逐次脱離試験を実施した。6回の脱離試験を繰り返した後も4.510mol/gのAmがコロイドに留まったことから、この量のAmがベントナイトコロイドに対して不可逆的に収着している可能性が高いと考えられた。