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論文

地下水の流動経路における原位置の酸化還元緩衝能力の評価; 特に硫酸還元緩衝能力について

井岡 聖一郎; 岩月 輝希; 天野 由記; 古江 良治*

日本水文科学会誌, 37(1), p.3 - 8, 2007/02

地層処分の安全評価の観点に立つと、地下水の流動により放射性核種が輸送される地下水の流動経路において酸化還元緩衝能力の評価を原位置で実施することが重要である。本研究では、地下水の主要な流動経路としての役割を果たしている基盤花崗岩の不整合面上部の礫岩層(土岐夾炭累層)を研究対象として、原位置における酸化還元緩衝能力(硫酸還元速度)の評価を実施した。本研究の結果、原位置における礫岩層の酸化還元緩衝能力は、評価開始初期の9か月は認められたが、その後の約15か月間は、ほとんど認められなかった。この理由として、微生物の代謝活性を持続させる有機物などの栄養源が消費され、特定の微生物にとって生育環境が適さなくなった可能性がある。したがって、有機物を豊富に含む岩相が地下水の流動経路近傍に存在していても地下水の流動経路における酸化還元緩衝能力は、長期間持続しない場合があると考えられる。

論文

深層ボーリング孔を用いた岩盤中の地下水の採取方法; 地下水の酸化還元状態の把握のために

井岡 聖一郎; 古江 良治*; 岩月 輝希

日本水文科学会誌, 36(4), p.181 - 190, 2006/11

地下深部環境の利用や水資源の需要増大に伴い岩盤中の地下水の水文学的,地球化学的挙動を解明することを目的とした研究の必要性が高まっている。本研究では、地球化学的観点から地下深部岩盤中における酸化還元状態を明らかにするために必要な地下水採取方法を提示することを目的として、ボーリング孔から調査までの手順について検討を行った。地下深部岩盤中における真の酸化還元状態に近い地下水を採取するためには、深層ボーリング孔掘削時にその掘削孔が鉛直下方の動水勾配を有し、さらに顕著な掘削水の逸水が認められる場合には、調査対象深度ごとに採水区間を他深度から隔離し地下水の採取を行いながら、最終的にボーリング孔の予定深度まで掘削を実施する必要がある。一方、鉛直下方の動水勾配を有しながら、掘削水の逸水がほとんど認められない深層ボーリング孔の場合には、裸孔状態が数十日間続いたとしても多区間パッカーを設置後、地下水を排水することにより地下深部岩盤中における酸化還元状態に近い地下水を採取することができることを示した。

論文

Hydrochemical baseline condition of groundwater at the Mizunami underground research laboratory (MIU)

岩月 輝希; 古江 良治; 彌榮 英樹; 井岡 聖一郎; 水野 崇

Applied Geochemistry, 20(12), p.2283 - 2302, 2005/12

 被引用回数:54 パーセンタイル:71.78(Geochemistry & Geophysics)

瑞浪超深地層研究所の建設に先立ち、周辺の地下水の地球化学特性について、建設による擾乱が起こる前の初期条件を把握するために調査研究を行った。その結果、地下水の水質分布,形成機構,滞留時間,地球化学的に推測される地下水流動状態などについて概念モデルを構築することができた。

報告書

MSB-2号孔・MSB-4号孔における地下水水質観測(2003年1月$$sim$$2004年3月)

古江 良治; 岩月 輝希; 水野 崇

JNC TN7450 2004-002, 120 Pages, 2005/01

JNC-TN7450-2004-002.pdf:5.95MB
JNC-TN7450-2004-002(errata).pdf:0.08MB

MSB-2号孔およびMSB-4号孔に設置されたMPシステムを用いて地下水の採水・分析した結果を取りまとめたものである。採水した地下水試料の化学分析により、数ヶ月にわたる地下水水質の変動幅と、地下水水質の初期状態に関わる地球化学モデルの構築に必要なデータセットを取得することができた。

報告書

広域地下水流動研究における地下水の地球化学特性の調査結果(DH-15号孔)

彌榮 英樹; 岩月 輝希; 古江 良治; 水野 崇; 井岡 聖一郎

JNC TN7400 2004-006, 64 Pages, 2004/10

JNC-TN7400-2004-006.pdf:9.26MB
JNC-TN7400-2004-006(errata).pdf:0.08MB

本報告書は,DH-15号孔で実施した地下水の地球化学特性に関する調査結果をまとめたものである。調査では,土岐夾炭累層と土岐花崗岩中に分布するNa-Cl型の地下水に関して,未調査の領域であった標高約-800mslまでの深度のデータを取得し,各化学成分の深度プロファイルを検討した。その結果,Na,Ca,Cl,Br等の成分は深度とともにその濃度が増加するという特徴があり,既往の調査によって判明している地下水の地球化学的特徴が未調査の深度の領域でも同様であることを検証した。

報告書

試錐孔を利用した地下水の地球化学特性調査手法と品質管理

古江 良治; 岩月 輝希; 水野 崇; 彌榮 英樹

JNC TN7520 2003-001, 74 Pages, 2003/11

JNC-TN7520-2003-001.pdf:1.71MB

東濃地科学センターでこれまでに行ってきた、試錐孔を利用した地下水の地球化学特性の調査に関して、地下水の地球化学データの取得方法についてまとめた。

報告書

Data Book on Groundwater Chemistry in the Tono Area

古江 良治; 岩月 輝希; 水野 崇; 彌榮 英樹

JNC TN7450 2003-001, 103 Pages, 2003/08

JNC-TN7450-2003-001.pdf:4.63MB

このデータ集は、Iwatsuki et al(2001)によるデータ集にMIU-4、DH-2、DH-3、MSB-2およびMSB-4の5箇所の試錐孔から得られた地下水と三階・早川(1970)による温泉データを加え、2003年4月までに15年以上に渡って得られた東濃地域の地下水、表層水、天水の地球化学特性データ約350試料分についてまとめたものである。これらのデータは、ウラン探鉱、東濃鉱山およびその周辺領域における地下水の地球化学的研究、広域地下水流動研究、正馬様および瑞浪超深地層研究所用地における地下水の地球化学研究など様々な研究目的で蓄積されたため、データの全てが同一の方法により試料採取及び分析されたものでない。そのため、試料採取から分析までのデータ取得に関する品質にはばらつきがある。本データ集では、データを用いて様々な目的の解析を行う過程でデータの再確認が行えるように、各データについて、引用元、試料採取地点、各試料の採取方法および分析方法を示した。

報告書

Synthesis of the Shallow Borehole Investigations at the MIU Construction Site

熊崎 直樹; 池田 幸喜; 後藤 淳一; 向井 圭; 岩月 輝希; 古江 良治

JNC TN7400 2003-005, 112 Pages, 2003/08

JNC-TN7400-2003-005.pdf:9.72MB

浅層試錐調査は、反射法探査およびDH-2号孔での再調査とともに、地表からの調査の最初の計画として実施され、研究所用地浅部の被覆堆積岩および基盤花崗岩の風化部において、「間隙水圧の長期モニタリングを実施すること」「地下水流動場の初期(研究坑道掘削前の)状態を把握すること」「不連続構造の地質学的・水理学的特性を把握すること」「地下水および岩石の化学的特性を把握すること」を主な目的とした。2002年4月から10月の間に、研究所用地内の4箇所において、地表から堆積岩層および花崗岩上部までの掘削、採取した岩芯の地質学的調査、水理試験、地下水の採水および分析を実施した。また、各孔においてMPシステムを挿入し、水理モニタリングを開始した。これら調査の結果、堆積岩層および花崗岩上部に関する地質学的および水理学的特性、ならびに地下水の地球化学的特性に関する新たな知見が得られ、適用・導入したJNCの品質管理方法の有効性を確認することができた。また、今後の(特に堆積岩層における)試錐調査に反映すべき調査の項目や手法などを抽出した。

特許

多区間水質連続モニタリング装置

岩月 輝希; 古江 良治

小川 賢*

特願 2005-033027  公開特許公報  特許公報

【課題】ボーリング孔内に設定した複数の地下水採水区間を対象として、溶存ガスの脱ガスを抑制しながら地下水を採水し物理化学的状態の測定を連続的に行う。 【解決手段】筒状ケーシング20に複数の遮水用パッカー22を間隔をおいて配設すると共に遮水用パッカーで仕切られる各採水区間と連通する採水配管26を組み込んだ孔内多区間採水部12をボーリング孔10内に挿入する。各採水配管に坑道配管切替部14を接続し、坑道配管切替部によって任意の一つの採水区間の地下水を物理化学的状態測定部16に導く。物理化学的状態測定部に組み込んだ定圧制御弁によって地下水中の溶存ガスの脱ガスを抑制しながらPHや酸化還元電位などを連続測定する。

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