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論文

シンポジウム「核燃料サイクル・バックエンドの科学; その研究教育の在り方」と故安俊弘教授の足跡

中山 真一; 奥村 雅彦*; 長崎 晋也*; 榎田 洋一*; 梅木 博之*; 高瀬 博康*; 川崎 大介*; 長谷川 秀一*; 古田 一雄*

原子力バックエンド研究(CD-ROM), 23(2), p.131 - 148, 2016/12

平成28年6月25日に東京大学にて、核燃料サイクル・バックエンドに関する研究を支えるためのシンポジウム「核燃料サイクル・バックエンドの科学 -その研究教育の在り方-」が開催された。限られた参加者による限られた時間内のシンポジウムであったが、この分野に身を置いてきた参加者による闊達な意見交換がなされ、今後の議論につながる意見を共有できた。このシンポジウムの内容を報告するとともに、本シンポジウムの企画者のひとりであり、シンポジウム直前に亡くなられたカリフォルニア大学バークレー校の安俊弘(Joonhong Ahn)教授に対する追悼の意を表し、本紙面を借りてその功績を紹介する。

論文

An Inference method of team situation awareness based on mutual awareness

Shu, Y.; 古田 一雄*

Cognition, Technology & Work, 7(4), p.272 - 287, 2005/11

チーム状況認識(TSA)は、チームの意思決定過程内中間ステップの一つであり、原子力発電所,航空,航海などの数多くの応用分野において、人間と機械の間協調行動にとって重要な指標である。本論では、原子力発電所などのプロセスプラント運転チーム行動をモデル化したヒューマンモデルの構築を行い、多数VDUデバイスで構成され、チームによって運用されるようなプラント監視操作システムを対象として、運転チームの情報共有,相互信念を含めたヒューマンマシンインタフェース評価手法を開発した。この研究は、まず個人状況認識(SA)と相互信念に還元可能なチーム状況認識(TSA)の新概念を提案した。この新しいTSAの枠組みの上にチーム-機械協調活動におけるTSA推論の手法を開発し、シミュレーションによって人間のTSA構築能力について検討した。さらに、TSAに関しては、状態認識における推論や、認知、そして相互の反応性といった要素が共同作業において不可欠な要素であると考え、健全性と完全性といった2つの視点から、TSAの適切性の評価手法を確立できた。これにより外部環境情報を用いる有効性を確認した。

論文

Experimental method for assessment of team situation awareness

Shu, Y.; Goh, T.*; 古田 一雄*

Proceedings of Cognitive System Engineering in Process Control (CSEPC 2004), p.140 - 147, 2004/11

チーム状況認識(TSA)は、チームの意志決定過程内の中間ステップの一つであり、発電プラント,航空,緊急センター等、多くの運転・運営分野における人間・人工物相互作用のパフォーマンスの評価に広く用いられている。しかしながら、TSAを測定する明解で一般的に受け入れられ、かつ客観的な方法は未だ存在しない。われわれはこれまでに、状況全体を個人の状況認識と相互信念に還元することのできるように、TSAをモデル化した。これに続いて、本研究では、TSAを把握する方法を開発するとともに、TSAの形成に寄与するさまざまな干渉について研究した。質問分析及びプロトコル分析を用いて、状況と過程全体についてTSAを測した。その結果、本研究で提案した測定方法は、TSAの測定に有用であることが示された。

論文

Enhancing team situation awareness of plant operators through team-level mutual awareness inference

Shu, Y.; 中島 憲宏; 古田 一雄*

Proceedings of 8th World Multi-Conference on Systemics, Cybernetics and Informatics (SCI 2004), p.184 - 185, 2004/07

共同作業効率の信頼性を向上させるためには、共同作業状態の認識率を向上させることが重大な要因となっている。 本論では、人間の共同作業と構造物の間を効果的に包含する方法や、共同作業時の相互理解の達成方法について、報告する。TSAに関しては、状態認識における推論や、認知、そして相互の反応性といった要素が共同作業において不可欠な要素であると考え、共同作業者の相互の信頼関係の健全性と完全性といった2つの視点から共同作業状態の認識の適切性を導出する方式を確立した。本方式を シミュレーションにより確認した結果、共同作業者の内部の知識に依存して効果的な共同作業状態の認識を確立できることが確認できた。これにより外部環境情報を用いる有効性を確認した。

論文

第5回確率論的安全評価と管理に関する国際会議

古田 一雄*; 松岡 猛*; 渡邉 憲夫; 古橋 和己*; 谷口 武俊*

日本原子力学会誌, 43(3), p.221 - 223, 2001/03

2000年11月25日から12月1日にかけて、大阪において、第5回確率論的安全評価と管理に関する国際会議が開催された。この会議は、原子力だけでなく、化学,土木・建築,エネルギー,環境,輸送などの分野を対象に、確率論的手法に基づくリスク評価と、その結果をシステム管理,規制,合意形成などの社会的意志決定に反映するための手法,技術,経験等に関する情報交換を行うことを目的に、2年ごとに開催されている。今回は32カ国から433名(日本209名,海外224名)が参加し、4つのプレナリーセッションと108の技術セッションにおいて活発な発表と討論が行われた。論文発表は337件で、その内訳は、原子力120件,手法及びソフトウェア83件,輸送38件,土木・建築36件,エネルギー24件,化学14件,環境14件,医療サービス6件,金融1件であった。本報では原子力に関連が深いと思われる分野を中心に会議の概要を紹介する。

報告書

運転員のプラント知識モデルの可視化に関する研究(共同研究報告書)

菅野 太郎*; 吉川 信治; 古田 一雄*

JNC TY9400 99-004, 36 Pages, 1999/03

JNC-TY9400-99-004.pdf:2.27MB

原子力プラントは非常に複雑な上にその運転に対して極端に高い安全性を要求される。運転員の教育訓練過程に起こりうる全てのシナリオを含むことが不可能であるため、運転員が想定外事象に対するナレッジベース(KB)行動を可能にするようなプラントへの理解を醸成することが望ましい。このような理解を支援するためのソフトウェア構築技術の開発を目的として、運転員のプラント知識モデルの研究を進めている。本報告では運転員知識モデルとして、構成、因果、目標、状態の4空間で構成される包括的運転員知識モデルを提案した。この知識モデルの妥当性を検証するとともに、計算機上にモデル化した運転員の知識モデル、およびこれを用いたKB行動における思考プロセスを視覚的に表示することによって、プラント理解支援システムを試作し、KB行動能力向上のための教育訓練支援法としての可能性を検討した。

報告書

運転員のプラント知識共有形態の研究

内川 貴幸*; 小澤 健二; 吉川 信治; 古田 一雄*

PNC TY1602 97-001, 36 Pages, 1997/04

PNC-TY1602-97-001.pdf:1.09MB

集団問題解決においては、集団の成員が所有する認知資源をいかに統合し、協調的に働く一つの認知システムを構築するかが、円滑なる集団行動を実現するための鍵となる。この統合を達成するための最も重要な手段が、発話によるコミュニケーションである。そこで、発話の認知システム統合に果たす本質的役割に着目し、発話生成の意図・目的を発話の原形として分類する手法を提案した。つぎに提案した発話分析の有効性を確かめるために、温水供給プラントDURESSを用いた2人チームによる簡単な認知実験を行った。実験の結果、集団作業成績と知識モデル共有、知識モデル操作のために行われた発話割合との間に関係が見られ、原形による分類法が集団過程の機構に接近する上で有用な情報をもたらしうることが示唆された。また、発話の表現型、原形分類に基づくコミュニケーション・モデルを、運転員認知行動シミュレーション・システム(OCCS)に組み込んで、同じくDURESSの運転を課題とした計算機シミュレーションを実施した。その結果、知識の所有形態とコミュニケーション戦略が作業効率に与える影響を示すことができ、集団過程の機構を解明する手段として役立つことを確認した。

報告書

運転員のプラントに関する知識構造の研究

古田 一雄*; 吉川 信治*; 古濱 寛*; 小澤 健二*

PNC TY1602 95-001, 80 Pages, 1996/04

PNC-TY1602-95-001.pdf:6.42MB

本報告書は、原子力プラントの運転員が、異常診断や対応操作に係わる意思決定を正しく行うために、その担当するプラントをどのように理解しているかについて考察を加え、知識の基本構造について推定し、その知識基本構造を計算機上で模擬した簡易プラントを用いた被験者実験で検証した結果について論ずる。この研究の目的は、運転員が、異常診断や対応操作に係わる正しい意思決定に適した形でプラントに対する理解を形成していく過程を計算機を用いて支援する方策を開発することにある。この研究を通じて、プラントを、a)プロセスパラメータ間の変化伝播を記述した定性因果ネットワーク、b)上位の機能が、下位の複数の機能に支持される、という関係を層状に重ねた機能階層レイヤー、及びc)この両者を関連付けるリンク、の3者で記述することにより、兆候からの原因の同定、並びに所要の変化を生じるための操作手順の生成が可能な形で人間に教示できることが明らかになった。

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