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松田 雅昌; 大山 研司*; 吉居 俊輔*; 野尻 浩之*; Frings, P.*; Duc, F.*; Vignolle, B.*; Rikken, G. L. J. A.*; Regnault, L.-P.*; Lee, S.-H.*; et al.
Physical Review Letters, 104(4), p.047201_1 - 047201_4, 2010/01
被引用回数:28 パーセンタイル:77.3(Physics, Multidisciplinary)Using an elastic neutron scattering technique under a pulsed magnetic field up to 30 T, we determined the magnetic structure in the half-magnetization plateau phase in the spinel CdCrO. The magnetic structure has a cubic 432 symmetry, which is the same as that observed in HgCrO. This suggests that despite their different zero-field ground states a universal field induced spin-lattice coupling mechanism is at work in the Cr-based spinels.
岡本 淳*; 藤森 伸一; 岡根 哲夫; 藤森 淳*; Abbate, M.*; 吉居 俊輔*; 佐藤 正俊*
Physical Review B, 73(3), p.035127_1 - 035127_6, 2006/01
被引用回数:2 パーセンタイル:12.58(Materials Science, Multidisciplinary)絶縁体SmRuOにおいてフィリング制御(SmCaRuO)とバンド幅制御(SmBiRuO)による金属絶縁体転移が電子構造に及ぼす影響を光電子分光と軟X線吸収分光を用いて系統的に比較した。Fermi準位近傍の状態密度は双方とも抵抗の変化に応じた変化を示したが、Ru 4バンド全体ではフィリング制御ではリジッドバンド的なシフトが観測されたのに対し、バンド幅制御ではスペクトル強度の移行が観測された。内殻準位の化学ポテンシャルのシフトにおいては、フィリング制御では正孔のドープに対応した単調なシフトが見られたのに対し、バンド幅制御ではRu 3準位以外は単調な変化を示さなかった。
岩崎 剛之*; 関山 明*; 山崎 篤志*; 岡崎 誠*; 角野 宏治*; 宇都宮 裕*; 今田 真*; 斎藤 祐児; 室 隆桂之*; 松下 智裕*; et al.
Physical Review B, 65(19), p.195109_1 - 195109_9, 2002/05
被引用回数:24 パーセンタイル:71.84(Materials Science, Multidisciplinary)低い近藤温度を持つCeMX (M=Pt, Pd; X=P, As, Sb)の Ce 3d-4f共鳴光電子分光を高いエネルギー分解能にて行い、Ce 4d-4f共鳴光電子分光の結果と比較を行った。実験結果は、低い近藤温度の物質においても表面とバルク電子状態が大きく異なることを示した。Ce 4f成分の寄与のない価電子帯スペクトルは、同じ構造をもつLaMXのバンド計算を用いて説明できた。実験で得られたCe 4f成分は、不純物アンダーソンに基づいたNCA(noncrossing approximation)計算によってよく再現でき、表面とバルクのCe 4f電子状態の違いを説明するのにもっと重要な要因がCe 4f準位シフトであることがわかった。さらに、CeMXのCe 4f状は、p-d反結合状態と優先的に混成することがわかった。
松田 雅昌; 大山 研司*; 吉居 俊輔*; 野尻 浩之*; 植田 浩明*; 上田 寛*; Regnault, L.-P.*; Vignole, B.*; Duc, F.*; Frings, P.*; et al.
no journal, ,
スピネル型磁性体ACrO(A:非磁性元素Zn, Cd, Hg)では、1/2磁化プラトー状態が広い磁場領域で観測されており、スピン-格子相互作用に起因すると理論的に予測されている。これまでに、HgCrOにおいて1/2磁化プラトー状態(10T)での中性子回折及びX線回折実験が行われており、磁気構造,結晶構造ともに32の対称性を持つことが明らかになった。これは、スピン-格子相互作用により結晶歪みが磁気構造を安定化させていることを意味する。この機構がHgCrOに特有なのかACrOに共通しているかを調べるためには、他の物質での実験が必要であるが、候補物質のCdCrOでは28Tであり、実験は困難であった。われわれは、最近開発されたパルス磁石を用いて、30Tまでの磁場中で中性子回折実験を行った。その結果、磁気構造が32の対称性を持つことを示した。このように、ACrOにおける磁場誘起のスピン-格子相互作用には、Aサイト元素によらず共通の機構が働いていることを実験的に明らかにした。
松田 雅昌; 大山 研司*; 吉居 俊輔*; 野尻 浩之*; 植田 浩明*; 上田 寛*; Regnault, L.-P.*; Vignole, B.*; Duc, F.*; Frings, P.*; et al.
no journal, ,
強いフラストレート磁性を示すスピネル磁性体CrO(:非磁性元素Zn, Cd, Hg)では1/2磁化プラトー状態が広い磁場領域で観測されており、スピン-格子相互作用に起因すると理論的に予測されている。これまでに、HgCrOにおいて1/2磁化プラトー状態(10T)での中性子回折及びX線回折実験が行われており、磁気構造,結晶構造ともにP432の対称性を持つことがわかっている。これは、スピン-格子相互作用により結晶歪みが磁気構造を安定化させていることを意味する。この機構がHgCrOに特有なのかCrOに共通しているかを調べるためには、他の物質での実験が必要であるが、候補物質のCdCrOでは28Tであり、従来の手法を用いての実験は困難であった。われわれは、最近開発された中性子散乱実験用パルス磁石を用いて、30Tまでの磁場中で中性子回折実験を行った。その結果、で(1,1,0)磁気ブラッグ反射が出現し、(2,2,0)磁気ブラッグ反射は観測されないことを明らかにした。
松田 雅昌; 大山 研司*; 吉居 俊輔*; 野尻 浩之*; Frings, P.*; Duc, F.*; Vignole, B.*; Rikken, G. L. J. A.*; Regnault, L.-P.*; Lee, S.-H.*; et al.
no journal, ,
Using an elastic neutron scattering technique under a pulsed magnetic field up to 30 T, we determined the magnetic structure in the half-magnetization plateau phase in the spinel CdCrO. The magnetic structure has a cubic 432 symmetry, which is the same as that observed in HgCrO. This suggests that despite their different zero-field ground states a universal field induced spin-lattice coupling mechanism is at work in the Cr-based spinels.