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吉本 雅浩*; 藤田 真奈美; 橋本 直; 早川 修平; 市川 裕大; 市川 真也; 今井 憲一*; 七村 拓野; 成木 恵; 佐甲 博之; et al.
Progress of Theoretical and Experimental Physics (Internet), 2021(7), p.073D02_1 - 073D02_19, 2021/07
被引用回数:13 パーセンタイル:81.3(Physics, Multidisciplinary)Bound-systems of - are studied via capture at rest followed by emission of a twin single- hypernucleus in the emulsion detectors. Two events forming extremely deep bound states were obtained by analysis of a hybrid method in the E07 experiment at J-PARC and reanalysis of the E373 experiment at KEK-PS. The decay mode of one event was assigned as +++. Since there are no excited states for daughter particles, the binding energy of the hyperon, , in nucleus was uniquely determined to be 6.27 0.27 MeV. Another - system via the decay + + brings a value, 8.00 0.77 MeV or 4.96 0.77 MeV, where the two possible values of correspond to the ground and the excited states of the daughter nucleus, respectively. Because the values are larger than those of the previously reported events (KISO and IBUKI), which are both interpreted as the nuclear state of the - system, these new events give the first indication of the nuclear state of the hypernucleus, .
吉田 純也; 大橋 正樹*; 後藤 良輔*; 長瀬 雄一*; 村井 李奈*; May, S.*; Aye, M. M. T.*; 金原 慎二*; 吉本 雅浩*; 仲澤 和馬*
no journal, ,
J-PARC E07実験は、2016年6月に1st physics run、2017年4月から6月に2nd physics runとしてK-ビームの照射を行い、準備した全ての原子核乾板モジュールに飛跡情報を蓄積した。現在、顕微鏡下でのダブルストレンジネス核を探索する解析作業を継続中である。本講演ではその解析状況について、質、速度、進捗、今後の展望について議論する。
吉田 純也; 江川 弘行; 早川 修平; 笠置 歩*; 西村 森*; Nyaw, A. N. L.*; 吉本 雅浩*; 仲澤 和馬*
no journal, ,
J-PARC E07は、写真乾板を用いてダブルハイパー核事象を過去最大の統計量(過去の10倍、検出数100例、そのうち核種同定事象を10例程度。)で検出する実験である。多様なダブルハイパー核の質量測定によって、 相互作用、 相互作用といったバリオン間相互作用に関する実験データを得る。E07は、2017年7月までに計画通りのK-粒子ビーム照射を、また2018年2月までに写真乾板の現像を全て終え、現在は写真乾板を光学顕微鏡下で解析中である。本講演では解析の現状、検出された事象の分類, 検出効率, 進捗速度と今後の展望について述べる。2019年1月現在、全118モジュール、1300枚の厚型乾板のうち、およそ5割強を解析した。検出されたダブルハイパー核事象候補は合計22例となった。
吉田 純也; 早川 修平; 江川 弘行*; 吉本 雅浩*; 笠置 歩*; Lin, P. M.*; Nyaw, A. N. L.*; 仲澤 和馬*
no journal, ,
J-PARC E07は、写真乾板を用いてダブルハイパー核事象を過去の10倍の統計量で検出する実験である。多様なダブルハイパー核の質量測定によって、相互作用、N相互作用に関する実験データを得る。2019年7月現在、我々は、全118モジュール、1300枚の厚型乾板のうち、およそ8割弱を解析した。検出されたダブルハイパー核事象候補は合計30例弱となった。こうしたデータの蓄積により、ダブルハイパー核事象の核種の割合を統計的に議論することも可能となってきた。いっぽう、解析した乾板枚数に対して、得られた事象数は、実験で計画した量の半分程度である。その原因は、乾板モジュールの平面性の悪い箇所で、SSDの位置と角度の予測が外れていたことにある。この理由で第1周目では非検出だった事象を検出するべく、-粒子に限らずSSDで検出された陽子などの飛跡を乾板へ繋ぎ、乾板の個々の場所ごとに補正する。
吉田 純也; 早川 修平; 江川 弘行*; 吉本 雅浩*; 笠置 歩*; Lin, P. M.*; Nyaw, A. N. L.*; 仲澤 和馬*
no journal, ,
J-PARC E07は、写真乾板を用いてダブルハイパー核事象を過去最大の統計量で検出する実験である。多様なダブルハイパー核の質量測定によって、バリオン間相互作用、特に相互作用、相互作用に関する実験データを得る。本実験の解析のうち主となる工程は、光学顕微鏡を用いた写真乾板中の粒子の追跡作業である。2020年3月までに、我々は全乾板のうち、解析可能なものについては解析を完了する見込みである。いっぽう、一周目の探索で得られた事象数は実験で計画した量の4割程度で、今後は二周目の探索で残りの事象を検出する。一周目での粒子の非検出の原因は、最上流乾板の平面性の悪かった箇所で、粒子の入射した位置と角度の予測が探索範囲外に外れていた事にあると考えられている。そこで、SSDで検出された飛跡を粒子に限らずに最上流乾板で探索し、個々の場所ごとで凹凸を補正し、適切な場所をスキャンするという解析を進めている。