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報告書

月吉断層を対象にした水理試験特性調査

栗原 正治*; 山口 昌司*; 名取 二郎*; 濱野 幸治*; 丸山 亮*; 森林 成生*

JNC TJ7440 2002-009, 1156 Pages, 2001/11

JNC-TJ7440-2002-009.pdf:49.61MB

岐阜県瑞浪市明世町月吉の核燃料サイクル開発機構東濃地科学センター 正馬様用地内で実施される「超深地層研究所計画」の一環として、同用地内の地質環境特性を把握するため、掘削長790.10mの傾斜井MIU-4号孔(方位: N25度E、傾斜角: 30度)を掘削し、各種の調査を実施した。調査は掘削深度685mabh(meter along borehole)までが「正馬様用地における試錐調査(MIU-4号孔)」、掘削深度685mabh以下は「月吉断層を対象にした水理特性調査」と、二つの調査に分けて実施された。本報告書では、「月吉断層を対象にした水理特性調査」の結果を第I部に、「正馬様用地に置ける試錐調査(MIU-4号孔)」を含むMIU-4号孔全体の調査結果を第II部にそれぞれ記述している。MIU-4号孔で実施した主な調査項目は次の通りである。 (1)掘削水分析、(2)岩芯の採取・記載、(3)岩芯室内試験、 (4)物理検層(一般検層およびフローメータ検層)、(5)ボアホールテレビ計測、(6)水理試験および地下水採取・分析 これらの調査の結果から以下のことが明らかになった。・MIU-4号孔に認められる岩相は、大きく93.050mabh以深に産する土岐花崗岩類と、それを不整合に覆う瑞浪層群に分けられる。瑞浪層群は、下位の土岐夾炭類層とそれを不整合で被う明世累層に分けられる。非整合面は、50.036mabhである。土岐花崗岩は、大きく中粒$$sim$$粗粒黒雲母花崗岩と細粒優白質黒雲母花崗岩に二分される。月吉断層は668.500$$sim$$688.500mabh間に発達する。月吉断層を境にして土岐花崗岩の岩相が、細粒優白質黒雲母花崗岩から中粒$$sim$$粗粒黒雲母花崗岩に変化していることから、この断層を境にして大きな変位があるものと考えられる。また、断層の上盤587.590mabhから月吉断層にかけて、断層活動に伴って形成されたと考えられる割れ目帯が発達する。・フローメータ検層の結果によると、深度12$$sim$$22mabh間、深度133$$sim$$143mabh間、深度313$$sim$$322mabh間、深度607$$sim$$664mabh間で比較的大きな孔内流速の変化が認められた。・12ヵ所で実施した水理試験の結果によると、孔内の透水性は深度区画314.95$$sim$$316.95mabhで最も高く、その透水係数は10$$^{-5}$$ $$sim$$ 10$$^{-6}$$m/secであった。

報告書

正馬様様用地における試錐調査(MIU-4号孔)

栗原 正治*; 山口 昌司*; 名取 二郎*; 濱野 幸治*; 丸山 亮*; 森林 成生*

JNC TJ7440 2002-008, 696 Pages, 2001/08

JNC-TJ7440-2002-008.pdf:31.64MB

岐阜県瑞浪市明世町月吉の核燃料サイクル開発機構東濃地科学センター正馬様用地内で実施される「超深地層研究所計画」の一環として、同用地内の地質環境特性を把握するため、掘削長685mの傾斜井MIU-4号孔(方位: N25度E、傾斜角: 30度)を掘削した。本報告書は、同孔で実施した各種の調査結果をまとめたものである。実施した主な調査項目は次の通りである。(1)掘削水分析、(2)岩芯の採取・記載、(3)岩芯室内試験、(4)物理検層(一般検層およびフローメータ検層)、(5)ボアホールテレビ計測、(6)水理試験および地下水採取・分析。これらの調査の結果から以下のことが明らかになった。MIU-4号孔に認められる岩相は、大きく93.050mabh以深に産する土岐花崗岩類と、それを不整合に覆う瑞浪層群に分けられる。瑞浪層群は、下位の土岐夾炭類層とそれを非整合で被う明世累層に分けられる。非整合面は、50.036mabhである。土岐花崗岩は、大きく中粒$$sim$$粗粒黒雲母花崗岩と細粒優白質黒雲母花崗岩に二分される。月吉断層は668.500$$sim$$685.000mabh(孔底)間に発達する。月吉断層を境にして土岐花崗岩の岩相が、細粒優白質黒雲母花崗岩から中粒$$sim$$粗粒黒雲母花崗岩に変化していることから、この断層を境にして大きな変位があるものと考えられる。また、断層の上盤587.590mabhから月吉断層にかけて、断層活動に伴って形成されたと考えられる割れ目帯が発達する。 ・フローメータ検層の結果によると、深度12.10$$sim$$22.40mabh間、深度133.70$$sim$$140.30mabh間、深度313.80$$sim$$322.00mabh間、深度629.70mabh付近、深度644.60$$sim$$647.11mabh間で顕著な孔内流束の変化が認められた。 ・7ヵ所で実施した水理試験の結果によると、孔内の透水性は深度区間314.95$$sim$$316.95mabhで最も高く、その透水性は10$$^{-5}$$ $$sim$$ 10$$^{-6}$$m/secであった。その他の区間の透水係数は10$$^{-7}$$ $$sim$$ 10$$^{-11}$$m/secの範囲にある。地下水の採取は4深度で行われた。分析の結果、採取された地下水はpHが高く、Na-HCO$$_{3}$$型の地下水に分類された。

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