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作田 孝; 湊 和生; 森田 泰治; 西座 雅弘; 吾勝 永子
JAERI-Review 95-018, 77 Pages, 1995/10
1994年8月に発表した第22~25回核燃料取扱主任者試験問題解答例集に続く第2報として、第26回および第27回分の解答例をまとめたものである。前報と同じように、各解答例に簡単な解説または参考文献を付記した。なお今回は、法令関係の解答例も含まれている。
吾勝 永子
JAERI-Review 95-007, 80 Pages, 1995/06
1976年から1994年までの間に原子炉研修部門で実施された、化学関連の研修生実験について報告する。実験には溶媒抽出、イオン交換のように、一般課程の研修生全員に対して実施したもののほかに、一般課程および原子炉工学専門課程で選択実験として行った海水中Csの測定、Rbの半減期測定がある。それぞれ実習の開発、実施状況と結果について述べた。また一般過程の燃焼率測定実験では,改善と実施状況についてまとめてある。
内田 正明; 吾勝 永子; 荒井 康夫; 湊 和生; 末武 雅晴; 高田 和夫; 井川 勝市
JAERI-Review 94-001, 94 Pages, 1994/08
核燃料取扱主任者試験問題(第22回~第25回)の解答例集である。各解答例には簡単な説明または参考書を付した。なお、法令関連の解答例は含まれていない。
吾勝 永子
JAERI-M 93-142, 31 Pages, 1993/07
日本原子力研究所原子力総合研修センター原子炉研修部門で開催している原子力入門講座における、ある実習開発の報告である。実習の目的は、放射能(N)の理解である。天然カリウム含有試料の線スペクトル測定を行い計算中に既知試料の放射能や検出効率などを計算する。研修生のアンケートによると、本講座の研修生は年令や学歴について多種多様であり、本実習についての予備知識をもたない者が多かったが、かなりの理解が得られた。さらに放射線管理区域を使う必要がない実習であり、有益なものと考えられる。
本島 健次*; 蓼沼 克嘉*; 吉田 善行; 武石 秀世; 吾勝 永子
Analytica Chimica Acta, 183, p.217 - 223, 1986/00
被引用回数:20 パーセンタイル:71.46(Chemistry, Analytical)ルテニウムを含む試料溶液にセリウム(IV)を添加し、ルテニウム(VII)-四酸化物を生成すると、ルテニウムの原子吸光法における感度が60倍程度上昇することを見出した。本法による検量線は、ルテニウム濃度0.05-5g mlで直線となる。開発した方法を安定なルテニウム錯体の定量に適用するために、過酸化水素による試料前処理法も検討した。
吾勝 永子
JAERI-M 84-082, 59 Pages, 1984/05
原子炉研究所では、原子力プラントおよびその関連企業などに働く社会人を対象に、各種の研修コースを実施している。本報でとりあげた研修コースは、いずれも3週間程度の短期講座である。各研修コースに参加した研修生に対してアンケート調査を行うのが通例であるが、著者は標題にある2つの講座についてアンケートを実施してきた。本報では、今後のアンケート項目を決めるための資料を得たので報告する。
吾勝 永子
JAERI-M 82-169, 137 Pages, 1982/12
原子炉研修所では、原子炉の運転と、それに伴って派生する各種の業務について、いろいろな研修コースを設けている。前報では、諸外国の例を参考に、各研修コースに含まれている化学関係の授業について、その授業内容を再検討、整理し、授業内容項目の一案を提出した。さらにその案の初めの部分である「原子炉化学の基礎」の詳細も示した。本報はこれに続くもので、授業内容項目案の第2の部分、すなわち核分裂生成物の化学、アクチノイドの化学、および原子炉材料の放射化生成物の化学の詳細である。
吾勝 永子
Nuclear Technology, 59, p.532 - 539, 1982/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)原子力発電所では水ガス管理や廃棄物処理等において化学工業の寄与は大きい。このため原子炉研修所のカリキュラムにも化学系の授業が入れられている。ところが原子炉研修所の研修生は電気工学,機械工学を学んだ人が大部分であって、化学とはなじみにくい傾向がある。このような研修生に化学を教える場合には、予想される値をまえもって計算するなどの「word experiment」につづいて化学実験を行なうことが、ひとつの有効なアプローチと考えられる。この報告では、Ceの娘核種Prの溶媒抽出による化学分離と分離した試料の放射能測定という実験に、上記の方法を適用することを検討した。
吾勝 永子
JAERI-M 9827, 72 Pages, 1981/12
原子炉研修所では、原子炉の運転とそれに伴って派生する各種の業務に対して研修コースを設けている。その中の化学関係の授業内容について、諸外国の例を参考にして、原子炉研修所における化学系授業項目の一案を提出した。さらに原子炉化学の基礎の部分について詳細を示し、その基礎とした考え方をのべた。原子炉研修所の場合、化学系専攻ではなく、工学系の研修生が多いこと、および原子力発電プラント関係の研修生が中心であることを考慮して、投業項目案を考えた。最後に、原子炉化学の基礎の授業経験を、アンケートの結果を含め、述べた。
吾勝 永子
Radioisotopes, 30(12), p.647 - 648, 1981/00
Rbの半減期は多くの研究者により測定され、中には液体シンチレーション法の測定例もある。しかしルビジウム塩をシンチレータにとかすため、octoateを作るなどの方法をとっている。その後、水溶性測定試料を有機シンチレータにとかすためのカクテルが開発され、溶解が容易になった。一方、効率とレーサー法が絶対測定に有用であることが示された。そこで本報では、RbCl水溶液を用い、半減期測定をこころみた。その結果は(5.560.025)10年であった。
吾勝 永子
JAERI-M 9159, 19 Pages, 1980/11
ルテニウムは化学的性質のため化学的挙動が複雑なことで知られている。そしてこのことが使用済燃料の再処理や廃棄物処理においてルテニウムが問題になる原因となっている。照射ウランを硝酸にとかすと発生する酸化窒素や亜硝酸のために、ルテニウム(F、P)はニトロシルルテニウムとなる。ニトロシルルテニウムをとり上げた研究は多いが、そのうちニトロ錯体に関連のあるものを中心に、著者のテトラニトロニトロシルルテニウム化合物を扱った研究をとおして得られた経験を含めてデータを整理し、今後のニトロシルルテニウムの研究に役立つよう、まとめた。
吾勝 永子; 米澤 仲四郎; 本島 健次*
Annals of Nuclear Energy, 6(7-8), p.399 - 404, 1979/00
被引用回数:5Ruでラベルしたテトラニトロニトロシルルテニウムナトリウムを合成し、その性質と活性炭への吸着をしらべた。テトラニトロニトロシルルテニウムはヤシガラ活性炭、ツルミコールHC-30(8-28メツシユ)によく吸着される。ゼフィラミンまたはメチレンブルーのような有機陽イオンを加えるとさらによく吸着されるようになる。ドデシルベンゼンスルホン酸やエマルゲン220を加えると、逆に吸着量が減少するが、ゼフィラミンが共存すると吸着量がいくらか改善される。吸着されたルテニウムを水で脱着するのはむつかしい。
吾勝 永子
JAERI-M 7873, 78 Pages, 1978/09
核分裂生成物に含まれるおもな元素の化学をまとめた。とりあげた元素はクリプトン、キセノン、ルビジウム、セシウム、銀、ストロンチウム、バリウム、カドミウム、希土類元素、ジルコニウム、ニオブ、アンチモン、モリブデン、テルル、テクネチウム、臭素、ヨウ素、ルテニウム、ロジウムおよびパラジウムである。それぞれの元素とその酸化物の化学、溶液化学をかんたんにとりまとめた。また各元素とその酸化物の物理的性質などをまとめた表、核分裂生成物中の核種とその半減期、核分裂収率などの表、許容濃度の表など原子力関係の資料を含めた。
吾勝 永子
JAERI-M 7168, 45 Pages, 1977/07
諸元素のイオン交換挙動データを集め周期表の形の図で示した。図は30ありイオン交換樹脂のほか無桟イオン交換体、活性炭、シリカゲルのデータ系も含めた。
吾勝 永子; 荒殿 保幸
Analytica Chimica Acta, 84(2), p.347 - 353, 1976/02
被引用回数:7再処理廃液中の核分裂生成物には放射性核種ばかりではなく安定核種も含まれている。それらの安定核種から成る元素の中には利用できると考えられているものもある。本報ではこれら元素のうち収率の最も大きいジルコニウムをとりあげ、シリカゲル~硝酸系による分離法を検討した。カラムにつめたシリカゲルを用い又M硝酸から吸着.10M硝酸による脱着によって核分裂生成物から選択的にジルコニウムを分離できることが分った。シリカゲル吸着では有機イオン交換樹脂とくらべて交換容量が小さい。しかし耐放射線性および耐硝酸性の点から充分実用になると考えられる。
吾勝 永子; 渡部 宏道*
Analytica Chimica Acta, 93, p.317 - 322, 1976/00
被引用回数:1イオン交換は原子炉冷却水やボイラー用水などの鈍化にひろく用いられている。しかし中性~アルカリ性におけるイオン交換のデータは特殊な場合を除き、報告例がない。そこで本報ではポーラス型陰イオン交換の樹脂のひとつ、ダイヤイオンPA306を用い、0.1~2.0M NaCl、0.1~2.0M NaCO、0.05~1.0M NaSOを水相として36元素のイオン交換挙動を放射化学的手法でしらべた。得られた分配比を周期表の形の図にまとめた。
大西 寛; 関根 敬一; 石森 富太郎; 吾勝 永子; 本島 健次; 山本 忠史; 上野 馨
新実験化学講座,9, p.88 - 100, 1976/00
ガリウム、インジウム、タリウムの分析法で必要度の高いと思われる確実な分析法だけを選んでやや具体的に記述した。
吾勝 永子; 富沢 利*; 荒殿 保幸
Journal of Nuclear Science and Technology, 11(12), p.571 - 574, 1974/12
被引用回数:7核分裂によって生じるアンチモンは、核分裂収率が低く短寿命の核種が多い。そのうちSbのみは半減期が長く(2.7年)一年以上経過した核分裂生成物中ガンマ線を放出する核種では放射能の割合が多い方の成分となる。このため環境におけるSbの定量など、核分裂生成物中Sbの分離が多数報告されている。しかし硝酸系で分離した例は報告がない。著者らはシリカゲル-硝酸系におけるアンチモンの選択的かつ定量的な吸着を見出し、これをJPDR-1使用済燃料中Sbの分離に適用した。分離したSbは精製後担体と共に〔Co(en)Cl〕SbCl沈殿とし、ガンマ線スペクトル測定を行い定量した。1972年6月1日において(1.70.19)10mCi/gUであった。他方計算値は1.410mCi/gUであった。この差はUの核分裂におけるSbの核分裂収率の値として熱中性子による値を計算に用いたためで、エピサーマル領域の中性子が寄与しているためと考えられる。
荒殿 保幸; 吾勝 永子
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 36(5), p.1141 - 1146, 1974/05
被引用回数:12リン酸トリブチルを有機相とし、45Cで融解状態にした硝酸カルシウム四水塩を、無機相とした液-液抽出系における、いくつかのアクチニドおよび核分裂生成物の挙動を、放射化学的に調べた。さらに、分配比データを解析し、有機相における抽出された元素の溶媒和の状態を、希釈法によりグラフを用いて求めた。その結果、溶媒和化合物は水溶液-、あるいは無水融解塩-リン酸トリブチル抽出系における、それと同じであることが分った。したがって、水和物融解塩-リン酸トリブチル系においてしばしば見られる高い分配比は、無機相に帰因するとみられる。
吾勝 永子; 荒殿 保幸
Radiochem.Radioanal.Lett, 19(3), p.179 - 186, 1974/03
JRR-1およびJPDR-1使用済燃料中のジルコニウム安定核種を分離し、その同位体組成を解析した。その結果JRR-1使用済燃料中から得たジルコニウムは天然のジルコニウムとUの熱中性子による核分裂生成物ジルコニウムとの混合物であることが分った。JPDR-1使用済燃料から得たジルコニウムはおなじような混合物であるが、核分裂生成物ジルコニウムはUの熱中性子による核分裂だけでなくエピサーマル領域の中性子による核分裂、およびPu、Uの核分裂の寄与が考えられる組成を示した。なお各使用済燃料はJRR-1、1957~68年、JPDR-1、1963~69年に使われたもので、分離は1973年に行った。