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口頭

イオンビーム照射によって得られた葉緑素欠乏ダイズ系統における種子成分の変化

土屋 真弓*; 河西 めぐみ*; 阿部 純*; 金澤 章*; 野澤 樹; 長谷 純宏; 鳴海 一成

no journal, , 

ダイズにおいて、イオンビーム照射により突然変異を誘発するための条件検討を行い、最適化された条件で照射した植物体の自殖後代の集団を作出してきた。本発表では、この集団中の葉緑素欠乏突然変異を示す系統において見いだされた、種子成分の変化について報告する。葉緑素欠乏突然変異を示す個体を育成して採種し、M3及びM4世代の完熟種子に含まれる成分として、イソフラボン,タンパク質,脂肪酸,デンプンの含量を高速液体クロマトグラフィー,ガスクロマトグラフィー、並びに吸光度測定により分析した。その結果、分析に用いた4系統の種子すべてにおいて、タンパク質の含有率が増加していた。これらの系統は、種子における成分組成の制御機構の解析に利用可能であると考えられる。今後、遺伝解析を行うことにより、葉緑素欠乏並びに種子成分の変化をもたらした遺伝機構を明らかにできるものと期待できる。

口頭

開花時期の異なるダイズ系統間におけるイオンビーム照射による変異の比較

土屋 真弓*; 阿部 純*; 金澤 章*; 野澤 樹*; 長谷 純宏; 鳴海 一成*

no journal, , 

ダイズは食料としてはもとより、油の原料や飼料等として重要な作物である。しかしながら、既存の突然変異系統が限られており、ダイズに関する遺伝学および育種学の研究を推進する上での制約となっている。我々はダイズにおいて、イオンビーム照射により突然変異を誘発するための条件検討を行い、最適化された条件で照射した植物体の自殖後代の集団を作出してきた。本発表では、開花時期の異なる2つの系統において得られた変異体の比較に関して報告する。カリユタカは、農林2号に比べて開花時期が早く、この実験を行った札幌においては、両者には20日ほどの開花日の差がある。カリユタカのM2集団においては、農林2号において検出されたのと同様、葉緑素欠乏変異を示す個体が検出された。また、農林2号の場合よりも多数の早生変異体が検出された。しかしながら、それらの野生型との開花期の差はいずれも数日以内であった。それに対して、農林2号においては、開花期に関する変異体は野生型に比べて1-2週間と大幅に異なるもののみ得られている。ダイズの開花時期を決定する遺伝子として、これまでに9つの遺伝子が同定されている。現時点では、これらの遺伝子座における対立遺伝子の組み合わせが両系統間で異なり、そのことに起因して、イオンビーム照射により生じうる開花時期の変化の幅が異なる可能性があるものと考えている。

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