検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 20 件中 1件目~20件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

報告書

平成27年度核燃料サイクル工学研究所放出管理業務報告書(排水)

中野 政尚; 藤田 博喜; 河野 恭彦; 永岡 美佳; 井上 和美; 吉井 秀樹*; 大谷 和義*; 檜山 佳典*; 菊地 政昭*; 坂内 信行*; et al.

JAEA-Review 2017-001, 115 Pages, 2017/03

JAEA-Review-2017-001.pdf:3.57MB

本報告書は、原子力規制関係法令を受けた「再処理施設保安規定」、「核燃料物質使用施設保安規定」、「放射線障害予防規程」、「放射線保安規則」及び「茨城県等との原子力施設周辺の安全確保及び環境保全に関する協定書」、「水質汚濁防止法」並びに「茨城県条例」に基づき、平成27年4月1日から平成28年3月31日までの期間に日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所から環境へ放出した放射性排水の放出管理結果をとりまとめたものである。再処理施設、プルトニウム燃料開発施設をはじめとする各施設からの放射性液体廃棄物は、濃度及び放出量ともに保安規定及び協定書等に定められた基準値を十分に下回った。

論文

Cement based encapsulation experiments for low-radioactive liquid waste at Tokai Reprocessing Plant

菅谷 篤志; 田中 憲治; 圷 茂

Proceedings of International Waste Management Symposia 2011 (WM2011) (CD-ROM), 11 Pages, 2011/02

再処理施設から発生する硝酸Naを主成分とした低放射性廃液は、硝酸性窒素の環境基準の観点から廃棄体に含まれる硝酸イオンの低減化が検討されており、廃液中の硝酸イオンを触媒還元法によって分解した後、セメント固化法で廃棄体化する技術の適用を検討している。本件では、硝酸根分解後に発生する炭酸塩廃液を廃棄体化できることを確認するために実施した200リットル規模での試験結果を報告する。

論文

Development of new treatment process for low level radioactive waste at Tokai Reprocessing Plant

堀口 賢一; 菅谷 篤志; 齋藤 恭央; 田中 憲治; 圷 茂; 平田 利明

Proceedings of 2009 International Congress on Advances in Nuclear Power Plants (ICAPP '09) (CD-ROM), p.9411_1 - 9411_9, 2009/05

使用済燃料の再処理により発生する低放射性廃棄物を安全,効率的かつ経済的に処理することを目的に東海再処理施設内に低放射性廃棄物処理技術開発施設(LWTF)が建設され、現在試運転が実施されている。LWTFにおける処理対象廃棄物は、可燃/難燃性固体廃棄物と低放射性廃液である。難燃性固体廃棄物には材料腐食の原因となる塩素を含んでいる。また、低放射性廃液としては、放射能レベル,化学組成の異なる数区分の廃液が発生し、環境汚染の原因となる硝酸根やセメント固化処理法の妨害物質となる炭酸塩,リン酸などを含んでいる。この施設では可燃/難燃性固体廃棄物に対しては高減容が期待できる焼却処理法を採用し、液体廃棄物の新しい処理法として最終処分費用の大幅な低減化が期待できる核種分離技術を採用した。また、低放射性廃液に大量に含まれる硝酸根の触媒-還元による硝酸根分解法と、廃棄物の高充填を可能としたセメント固化法の開発に取り組んでいる。この技術開発の成果は、近い将来LWTFに導入する予定である。

論文

High-energy, high-contrast, multiterawatt laser pulses by optical parametric chirped-pulse amplification

桐山 博光; 森 道昭; 中井 善基; 山本 洋一*; 田上 学*; 圷 敦; 下村 拓也*; 近藤 修司; 金沢 修平; 大道 博行; et al.

Optics Letters, 32(16), p.2315 - 2317, 2007/08

 被引用回数:49 パーセンタイル:87.61(Optics)

小型で高信頼性,高出力,高コントラスト動作が可能な非平行光パラメトリックチャープパルス増幅器(OPCPA)の開発を行った。広スペクトル帯域チタンサファイアレーザー発振器からの出力光をシード光とし、このシード光を回折格子を用いたパルス拡張器によりパルス幅を伸張し、タイプI位相整合のBBO-OPCPAに入射した。OPCPAにより、0.1nJのシード光を10Hzの繰り返し動作で10億倍以上の高い利得で122mJにまで増幅した。最後にパルス圧縮を行うことにより、19fsのパルス幅を得た。ピークパワーで3.2TW、平均出力で0.62Wを得た。また、ピコ秒の時間領域において、8桁以上の高いコントラストを達成した。

報告書

平成8年度東海事業所研究開発等成果報告会資料集(安全管理)

辻村 憲雄; 堀内 信治; 中野 政尚; 清水 義雄; 吉田 忠義; 米澤 理加; 小圷 直樹

PNC TN8410 98-023, 133 Pages, 1997/02

PNC-TN8410-98-023.pdf:3.35MB

本資料集は、平成8年度東海事業所研究開発等成果報告会開催計画に基づき、平成9年2月12日に開催した「安全管理」分野の報告会に係わる資料をとりまとめたものである。今回は、「安全管理」分野の報告(8件)の他に、東京大学工学部システム量子工学科、中澤正治教授に「放射線屋の夢と希望-放射線計測に関する最先端技術-]と題して特別講演をお願いした。なお、本資料集は関係者に配布、周知するとともに、今後の安全研究の推進・実施に反映させることを期待するものである。また、このうちの一部は、日本保健物理学会研究発表会での発表内容を含むものである。

報告書

動燃再処理工場の放出モニタリング

飛田 和則; 圷 憲; 吉崎 裕一; 宮河 直人

PNC TN8450 95-002, 84 Pages, 1995/02

PNC-TN8450-95-002.pdf:2.69MB

動燃再処理工場は、1977年にホット試験を開始し、1980年に使用前検査合格証を受けて以来、1994年12月まで約780トンの使用済み燃料を処理している。運転開始直後は酸回収蒸発缶の交換等の初期トラブルがあったが、近年は順調に稼働している。また、廃液蒸発処理施設の追加設置等により放出量の低減化も図られている。本資料では、動燃再処理工場における使用済み燃料の処理量や大気放出された気体廃棄物、海洋放出された液体廃棄物等の推移を中心にまとめるとともに、一般公衆の線量当量への寄与などについての検討を行った。

報告書

環境放射能安全研究成果報告書(昭和61年度-平成2年度)

住谷 秀一; 新谷 貞夫; 篠原 邦彦; 圷 憲; 飛田 和則; 圓尾 好宏; 渡辺 均

PNC TN8410 92-022, 63 Pages, 1992/02

PNC-TN8410-92-022.pdf:1.89MB

東海事業所安全管理部環境安全課では、再処理施設周辺環境中における各種放射能の挙動及びその影響を把握し、施設周辺住民の健康の確保、環境の保全等安全の確認に関する技術及び知見を一層充実する観点から、環境放射能安全研究を実施してきている。本報告書は、昭和61年度から平成2年度に当課において実施した環境放射能安全研究のうち、10テーマの成果を取りまとめたものである。

報告書

$$alpha$$$$beta$$放射能測定の品質管理に係る調査報告; 全$$alpha$$$$beta$$放射能測定装置の特性調査

樋熊 孝信; 圷 憲*; 武藤 重男; 吉田 健一

PNC TN842 85-05, 45 Pages, 1985/12

PNC-TN842-85-05.pdf:1.57MB

作業環境中の表面汚染密度及び空気中放射性物質濃度の測定、評価に使用している全$$alpha$$$$beta$$放射能測定装置について、その性能を調査し、放射能測定の品質管理(QC)を図る。 再処理施設内の放射線管理において、作業環境中の表面汚染密度及び空気中放射性物質濃度の管理は、作業者の外部及び内部被ばくの低減化を図るための重要な項目である。これらの管理における試料の測定は、2種類の全$$alpha$$$$beta$$放射能測定装置を用いて実施している。これらの測定装置は高い測定精度が要求される。 このため、放射能測定に関する品質管理(QC)の一環として今回は、装置に絞りそれらの性能の調査を行い、その装置の使用方法等について提言という形でまとめた。

報告書

再処理施設周辺環境放射線監視年報 1984年(1月$$sim$$12月)

岩井 誠; 圷 憲*; 石田 順一郎; 黒須 五郎; 岡 努*; 須藤 雅之*; 林 直美*; 浅野 智宏

PNC TN844 85-07, 145 Pages, 1985/02

PNC-TN844-85-07.pdf:4.71MB

東海事業所における1984年1月$$sim$$12月の環境放射線モニタリング結果を年報としてとりまとめる。この報告書は,再処理施設の周辺地域において,1984年1月から12月までの期間に,動燃事業団東海事業所で行なった環境放射線モニタリングの結果をとりまとめたものである。 再処理施設周辺の環境放射線モニタリングは,「動燃事業団東海事業所再処理施設保安規程,第5編環境監視」に従い実施されている。本報告には,保安規定に定められた環境放射能および放射線監視項目について,その測定結果を主として掲載した。

報告書

動力炉・核燃料開発事業団東海事業所標準分析作業法; 放出管理編

岩井 誠; 圷 憲*; 宇津 重次*; 細野 輝雄*; 清水 武彦*; 林 直美*; 吉崎 裕一*; 圓尾 好宏

PNC TN852 84-06, 379 Pages, 1984/03

PNC-TN852-84-06.pdf:11.08MB

東海事業所から環境へ放出される排水および排気中に含まれる放射性物質等および公害規制物理の分析法を,本事業所標準分析作業法-放出管理編としてマニアル化した。公害規制物質の分析法はJIS・K-0102に準拠した。 このマニアルは,本事業所標準分析作業放出管理編,PNCT852-79-10(1979年4月)改訂版(第3版)である。改訂に際し,試料の前処理作業および薬品の安全な取扱い方法に主眼を置いた。さらに分析作業中の一般的な安全に関する注意事項についても充実させた。

報告書

再処理施設周辺環境放射線監視年報 1983年(1月$$sim$$12月)

浅野 智宏; 岩井 誠; 野村 保*; 圷 憲*; 下川 雄嗣*; 黒須 五郎; 須藤 雅之*; 石田 順一郎

PNC TN844 84-03, 140 Pages, 1984/02

PNC-TN844-84-03.pdf:5.14MB

この報告書は,再処理施設の周辺地域において,1983年1月から12月までの期間に,動燃事業団東海事業所で行なった環境放射線モニタリングの結果をとりまとめたものである。再処理施設周辺の環境放射線モニタリングは,「動燃事業団東海事業所再処理施設保安規定,第V編環境監視」に従い実施されている。本報告には,保安規定に定められた環境放射能および放射線監視項目についてその測定結果が主として掲載されている。

報告書

再処理工場周辺環境放射線監視年報 1982年(1月$$sim$$12月)

三浦 信; 大和 愛司*; 圷 憲*; 野村 保*; 黒須 五郎; 須藤 雅之*; 篠原 邦彦*; 神 和美*

PNC TN844 83-03, 144 Pages, 1983/02

PNC-TN844-83-03.pdf:5.33MB

東海事業所における1982年1月$$sim$$12月の環境モニタリング結果を年報としてとりまとめる。この報告書は,再処理工場の周辺地域において,1982年1月から12月までの期間に,動燃事業団東海事業所で行なった環境放射線モニタリングの結果をとりまとめたものである。再処理工場周辺の環境放射線モニタリングは,「動燃事業団東海事業所再処理工場保安規定,第IV編環境監視」に従い実施されている。本報告には,保安規定に定められた環境放射能および放射線監視項目についてその測定結果が主として掲載されている。

報告書

再処理工場周辺環境放射線監視年報 1981年(1月$$sim$$12月)

浅野 智宏; 三浦 信; 大和 愛司*; 圷 憲*; 成田 脩; 野村 保*; 黒須 五郎; 須藤 雅之*

PNC TN844 82-03, 147 Pages, 1982/03

PNC-TN844-82-03.pdf:5.23MB

この報告書は,再処理工場の周辺地域において,1981年1月から12月までの期間に,動燃事業団東海事業所で行った環境放射線モニタリングの結果をとりまとめたものである。再処理工場周辺の環境放射線モニタリングは,「動燃事業団東海事業所再処理工場保安規定,第IV編環境監視」に従い実施されている。本報告には,保安規定に定められた環境放射能および放射線監視項目についてその測定結果が主として掲載されている。

報告書

再処理施設低レベル放射性廃液放出に伴なう海洋拡散調査

岩崎 皓二*; 福田 整司*; 平山 昭生*; 北原 義久*; 岸本 洋一郎; 大和 愛司; 倉林 美積*; 吉村 征二; 黒須 五郎; 圷 憲; et al.

PNC TN841 78-69VOL1, 127 Pages, 1978/12

PNC-TN841-78-69VOL1.pdf:9.43MB

動力炉・核燃料開発事業団(以下事業団と略す)東海事業所再処理施設のホット試験は1977年9月より開始された。このホット試験期間中の1977年11月末より翌1978年6月までの約7ケ月の間,再処理施設からの低レベル放射性廃液の放出に伴なう放出口周本海域における廃液の拡散について調査を実施した。廃液は,1.8Km沖合までパイプラインにより運ばれ,海面下約16mの海中放出管ノズルから鉛直上方に向け放出される。調査は,ノズル放出による廃液の海表面に達するまでの希釈およびそれに続く海水による拡散状況を確認する目的で実施された。このため,廃液の放出時あるいは放出後の適当な時期に海水を採取し,全ベータ放射能,トリチウム,および137Csの濃度を測定した。その結果,トリチウム測定値によると放出口から海面に達するまでに,廃液は約1/1200に希釈され,また潮流に乗って流れ,流下350mの地点では約1/5000に希釈されることがわかった。さらに放出口を中心とした海域における海水中のトリチウム濃度は放出終了後ある程度の期間は,一時的に上昇するが,その後時間の経過とともに希釈され,バックグランドレベルの変動範囲内におさまる過程がこの調査を通して把握された。

報告書

動力炉・核燃料開発事業団東海事業所標準分析作業法; 周辺環境管理編

木下 睦*; 大和 愛司*; 倉林 美積*; 野村 保*; 今態 義一*; 圷 憲*; 江尻 英夫*; 宮川 直人*

PNC TN852 75-08, 205 Pages, 1975/03

PNC-TN852-75-08.pdf:5.3MB

東海事業所周辺環境管理を行なう上で必要な海洋、陸上、大気を含めた環境試料の採取法,前処理法,化学分析法、および測定法について東海事業所標準分析作業法の基準に従ってマニュアル化した。このマニュアルは、環境試料分析法(I)(1972年8月N841-72-29)に記載されたものの一部を改訂し、さらに新たに開発された方法ならびに試料採取法および前処理法についても記したものである。

報告書

環境試料分析法(I)

佐藤 均*; 長沢 規矩夫*; 大峰 守*; 圷 憲*; 大和 愛司*; 今熊 義一*; 上田 和隆*; 山田 一夫*

PNC TN841 72-29, 103 Pages, 1972/08

PNC-TN841-72-29.pdf:2.29MB

この報告では,おもに環境管理上重要な海洋環境試料を中心としたストロンチウムやセシウム等のF.P.元素およびプルトニウム等の核燃料元素について,化学的手法により定量する分析法を確立することを目的に検討した。その結果,海水,海底土および海産物等について各種F.P.元素を共沈法,溶媒抽出法およびイオン交換法で精製した後,低バックグラウンド放射能測定装置,低バックグラウンドアルファ線スペクトル解析器および原子吸光分析計により定量する方法を確立した。本方法は従来の化学分析法に比較して繁雑な操作が少なく簡単で迅速に分析できる。

口頭

東海再処理施設における低放射性廃液の処理技術開発,6; 夾雑物を含むスラリ廃液及びリン酸廃液のセメント固化技術開発

菅谷 篤志; 堀口 賢一; 田中 憲治; 圷 茂; 山口 貴志*

no journal, , 

東海再処理施設から発生する低放射性廃液には、セメント固化に影響を及ぼす恐れのある化学種が、主成分又は夾雑物として含まれている。本件では、硝酸塩ナトリウムを主成分とするスラリ廃液中に含まれる夾雑物の影響及びリン酸廃液中に含まれるリン酸二水素ナトリウムの影響を確認するために実施した200$$ell$$規模での混練試験結果を報告する。

口頭

東海再処理施設における低放射性廃液の処理技術開発,7; リン酸マグネシウム固化法によるリン酸廃液の固化試験

堀口 賢一; 菅谷 篤志; 田中 憲治; 圷 茂

no journal, , 

廃溶媒を処理する際に発生するリン酸廃液は、リン酸二水素ナトリウム(以下、NaH$$_{2}$$PO$$_{4}$$とする)を主成分とするpH4程度の酸性廃液である。当該廃液をセメント固化する場合、リン酸塩がセメント水和反応を阻害するため硬化不良の原因となる。そのためNaH$$_{2}$$PO$$_{4}$$充填率が低いことが問題であった。そこで、セメント系材料を使用せず、かつ廃棄物であるリン酸イオンを固化剤として利用できるリン酸マグネシウム固化方法を検討した。本報告では、ビーカー規模の固化試験結果及び固化体物性について報告する。

口頭

東海再処理施設における低放射性廃液の処理技術開発,8; 硝酸根分解用触媒の実用化に向けた検討

高野 雅人; 菅谷 篤志; 田中 憲治; 圷 茂; 江上 日加里*

no journal, , 

東海再処理施設から発生する低放射性の硝酸塩廃液を対象に、廃棄体の埋設処分における硝酸性窒素の環境規制の観点から、固化処理前に硝酸イオンを分解する技術の適用性を検討している。これまでに、400g/L硝酸ナトリウム溶液を模擬廃液として、触媒法により触媒と還元剤を用いたビーカー規模の試験を行い、硝酸ナトリウムを水酸化ナトリウム又は炭酸ナトリウムへほぼ全量転換できる操作条件(触媒・還元剤の添加量,還元剤供給流量,操作温度)の取得と触媒の寿命評価を行った。今回、触媒の長寿命化を目的として触媒劣化を緩和させる操作条件(還元剤供給流量,操作温度,硝酸ナトリウム濃度)の選定を行ったので報告する。

口頭

Development of new treatment process for low level radioactive waste at Tokai Reprocessing Plant

菅谷 篤志; 堀口 賢一; 齋藤 恭央; 田中 憲治; 圷 茂; 平田 利明

no journal, , 

低放射性廃棄物処理技術開発施設(LWTF)は、再処理施設より発生する低放射性廃棄物を安全かつ効率よく経済的に処理することを目的に建設され、2006年より試運転を実施している。LWTFにおける処理対象廃棄物は、可燃/難燃性固体廃棄物と低放射性廃液である。難燃物を焼却する際の課題は金属の腐食を引き起こす塩素ガスの発生であり、腐食対策として耐腐食性素材及びウォータージャケットを焼却炉に採用した。液体廃棄物を処理する新しい方法として最終処分費用の大幅な低減化が期待できる核種分離技術を採用した。また、廃液中に含まれる環境汚染の原因となる硝酸根を処分できるように硝酸根分解法及び液体廃棄物のセメント固化技術開発に取り組んでいる。この技術開発の成果は、近い将来LWTFに導入する予定である。

20 件中 1件目~20件目を表示
  • 1