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野田 健治; 有田 真之*; 石井 慶信; 坂 公恭*; 井村 徹*; 黒田 光太郎*; 渡辺 斉
Journal of Nuclear Materials, 141-143, p.353 - 356, 1986/00
被引用回数:12 パーセンタイル:77.27(Materials Science, Multidisciplinary)核融合炉環境におけるLiO(トリチウム増殖材)の健全性を評価するためLiOの高温における機械的性質を単結晶試片を用い、圧縮試験及び圧縮クリープ試験により調べた。圧縮試験では560K以上で塑性変形することが観察された。その可塑性は温度と共に大きくなり、780Kでは塑性歪が3%以上に達した。変形後、試料表面に630K以下では粗大なすべり線が観察されたが、630K以上では微細になった。さらに、そのすべり線の解析より、560~780Kの温度範囲ですべり系が{100}100であることがわかった。590~930Kにて圧縮クリープ試験を行った。試験開始時に於けるクリープ変形の歪速度は大きいが、時間と共に急速に減少し、その後変形は停止した。変形停止までのクリープ歪は温度及び付加応力と共に増大し、試験温度930K及び付加応力5.6Kg/mmでは21%にも達した。また、歪速度の減少は温度が高い程急速であった。