Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
金井 豊*; 奥山 康子*; 瀬尾 俊弘; 坂巻 幸雄*
Geochemical Journal, 32(6), p.351 - 366, 1998/12
被引用回数:10 パーセンタイル:25.92(Geochemistry & Geophysics)東濃ウラン鉱床を胚胎する層準の規定にある花崗岩起起源の風化推積物を採取し、そのウラン系列核種について、粒度分析と分別溶解法を適用して検討した。ウランは細粒部分に濃集しており、雲母量と相関が見られた。分別溶解法によって得られた溶出ウラン量は、全ウラン量の半分以上を占め、特に酢酸ナトリウム/酢酸(pH5.0)のフラクションと塩酸ヒドロキシルアミン/硝酸のフラクションで多く抽出しており炭酸塩や鉄水和物が重要であることを示唆した。イオン交換態のウランのうU-234/U-238放射能は1よりも大きく、周りの地下水の放射能が1より大きいことと調和的であった。珪酸塩部分の放射能比は粗粒試料で大きくなっており、反跳によるinjection効果が優勢で、逆に細粒試料では反跳によるejection効果が優勢であることが判明した。炭酸塩フラクションや鉄酸化物フラクション、有機・酸化物フラクションでは1より小さ