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飯田 浩正; 喜多村 和憲*; 湊 章男*; 坂本 寛己*; 山本 孝*; 関 泰; 迫 淳
JAERI-M 9250, 19 Pages, 1980/12
国際協力トカマク(INTOR)のトリチウム増殖ブランケットの一候補として、鉛を中性子増倍材として用いたブランケットの熱・構造設計を行った。その結果チューブインシェルタイプのブランケットは有力である事が分った。すなわち、鉛領域の構造材・冷却材の体積率は、鉛の中性子増倍効果を損わない程度に小さくできる。また鉛をブランケットの前方に置く事によって、プラズマ位置不安定性制御のために必要なシェル効果も期待できる。
飯田 浩正; 湊 章男*; 坂本 寛己*; 迫 淳
JAERI-M 8944, 31 Pages, 1980/07
ポロイダルダイバータの工学的設計は、高熱流束による熱応力の発生、イオンスパッタリングによるerosion、プラズマディスラプションに伴う強い電磁力の発生、などの問題を含んでいる。これらの問題解法のための対策を検討提案した。
迫 淳; 東稔 達三; 関 泰; 飯田 浩正; 大和 春海*; 真木 紘一*; 伊尾木 公裕*; 山本 孝*; 湊 章男*; 坂本 寛己*; et al.
JAERI-M 8503, 64 Pages, 1979/10
現在IAEA主催による次期トカマク型核融合炉(INTOR)の国際共同設計の建設を目ざしたワークショップにおいて、炉概念及び設計の指針の作成作業が進められている。このレポートでは、INTORの設計条件に基づいて設計を行い、その指針パラメータの妥当性をトリチウムブランケットの設置の可能性について検討した結果を報告する。日本が不純物制御と灰の排気の観点から提案した2つの炉概念、即ち、ポロイダル・ダイバータ付の場合とダイバータなしの場合について予備設計を行い、その結果次のことが明らかになった。1)INTORの設計条件のなかには工学上かなり厳しく余裕のないものもあるが、設計条件を満す炉概念は不可能でない。2)トリチウム増殖比に関してはHe冷却によるLiOブランケットの採用によって、ダイバータなしで0.5以上、ダイバータ付の場合で0.4を得ることが可能である。
平岡 徹; 田島 輝彦; 杉原 正芳; 笠井 雅夫*; 新谷 吉郎*; 坂本 寛己*
JAERI-M 8198, 94 Pages, 1979/04
炉心工学試験装置の概念検討を行なった。この装置はJT-60の次の装置として、実験炉に先立って建設されるものである。その物理的目標は自己点火条件を検証する事である。一方この装置は将来の核融合炉に必要な全ての技術を備えたものである。従って超電導磁石、遠隔操作技術、遮へい、ブランケット試験モジュール、トリチウム取扱い技術の確立等が必須となる。この概念検討では、予備設計に先立ち、一つの構造体として成立し得るかどうかに重点を置いて検討を行なった。