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鈴木 正年; 川端 祐司; 工藤 三好*; 坂本 正誠; 大西 信秋; 高橋 秀武; 須川 豊*; 新野 信行*; 畑山 君男*; 嶋貫 昭雄*; et al.
JAERI-M 90-079, 44 Pages, 1990/05
JRR-3改造計画の一環として中性子導管を設置した。設置された中性子導管は、総延長230mで、我が国最長のものである。導管を構成するすべての設備・機器は国産でまかなわれ、鏡管の製作精度および据付精度は既設の外国の設備と比肩できるものである。本レポートは、中性子導管の設計から製作・据付に至る技術的問題に対して行なった実験・考察等を報告するものである。
川端 祐司; 鈴木 正年; 坂本 正誠; 原見 太幹; 高橋 秀武; 大西 信秋
Journal of Nuclear Science and Technology, 27(5), p.406 - 415, 1990/05
原研の改造3号炉に大規模中性子導管群の設置が予定されている。計画された中性子導管の効率を評価するために、エレクトロン・リニアックからの熱中性子を用い、中性子導管の中性子通過実験を行った。実機を1/10で模擬した幅2mm、長さ1.8mの中性子導管を用い、いくつかの設置誤差がある場合と設置誤差が無い場合の中性子通過特性を実験的に調べた。さらに中性子導管特性評価プログラム「NEUGT」による計算結果を中性子実験によって評価し、設置誤差がある場合にも「NEUGT」が有効であることを示した。これらの結果から、改造3号炉に計画されている中性子導管の性能は、中性子利用実験に用いるに十分な性能を持つと評価された。
熊井 敏夫; 工藤 三好*; 坂本 正誠; 圷 長; 高橋 秀武
JAERI-M 89-114, 32 Pages, 1989/09
本報告は、JRR-3に設置する冷中性子源装置の最適な運転条件を検討するためにおこなった二重管式閉ループサーモサイフォンの熱流力実験について述べたものである。実験ではコンデンサ、サイフォン管、蒸発器等から成るガラス製の装置にフロン113を充填して流体の流動状況を調べ、サイフォン回路の圧力変化、熱輸送限界、蒸発の貯液量、ボイド率等を測定した。実験の結果、充填液量はサイフォン流体の脈動やドライアウトの発生に対して重要な調製要素であり、また蒸発器内の貯液量及びボイド率にも影響を与えることが分かった。これらのことから、サイフォン流体として水素を使用する冷中性子源装置の運転においても充填液量を調製することによって脈動やドライアウトのない安定な運転ができ、また蒸発器内の貯液量及びボイド率も良好な冷中性子を発生させ得る様に調整できることが明らかになった。
熊井 敏夫; 篠津 和夫*; 坂本 正誠; 高橋 秀武
JAERI-M 87-006, 19 Pages, 1987/02
本報告は、JRR-3改造炉に設置される冷中性子源装置で、核加熱等による水素系はの入熱を除去するサ-モサイフォンの熱輸送特性を把握する為に行なったサ-モサイフォン実験について述べたものである。本稿ではガラス製の実験装置を用いた、実験・観察に基づくフロン113流体の流動状況、フラッデング現象及びコンデンサにおける凝縮状況について述べた。さらにフラッデング臨界入力については、単管の場合はWallisの相関式で C=0.9とした時の値に合致している事、二重管の場合は、単管の場合より約200W大きくなることを述べた。
川端 祐司; 鈴木 正年; 工藤 三好*; 高橋 秀武; 坂本 正誠
Proceedings of 12th Linear Accelerator Meeting in Japan, p.113 - 116, 1987/00
JRR-3改造炉に設置する中性子導管の設計に資するため、実機の1/10スケールの中性子導管を原研のLINACに設置し、実機が十分な性能を持ち得ることの実証及び中性子導管の設計評価のために開発された中性子導管特性解析コード「NEUGT」の検証を目的として特性を測定した。
鈴木 正年; 川端 祐司; 高橋 秀武; 坂本 正誠
JAERI-M 86-037, 21 Pages, 1986/03
本稿は中性子導管の最も重要な要素である金属鏡面の中性子反射率について実機に採用するものと同等仕様のニッケル蒸着ガラスを用いて測定した結果をまとめたものである。また、炉心近傍の核的・熱的に厳しい条件下にある水平実験孔内に設置する中性子導管について、ニッケル蒸着ガラスに代わる鏡面として、金属ニッケルを研磨した中性子導管が採用できるか否かを知る為 3段階の表面粗度をもつ鏡面についても反射率の測定を行った。測定の結果、ニッケル蒸着ガラスについては今回の供試体程度の表面状態であれば中性子導管としての性能を発揮できることが確認出来た。3段階の表面粗度をもつニッケル板については、表面状態の優劣が反射率の優劣に依存していること、供試体中、最良のニッケル板でも導管には不適であるとのデ-タを得た。
鈴木 正年; 高橋 秀武; 金田 義郎; 市原 正弘; 熊井 敏夫; 大友 昭敏; 篠津 和夫; 坂本 正誠; 宮本 和千代*
JAERI-M 85-003, 14 Pages, 1985/02
改造3号炉に設置を計画している中性子導管に使用する、ガラス板にニッケルを蒸着した鏡面のガンマ線照射効果を、目視観察、平滑度測定、X線回折で調べた。空気中の照射では10rad照射で表面に座点があらわれ、10radではX線回折像にニッケル以外の回折像が見られる。一方真空、ヘリウム雰囲気中では10rad照射でも大きな影響はみられない。
坂本 正誠
JAERI-M 84-134, 12 Pages, 1984/07
原研電子リニャックにより、超イオン伝達体PbFについて室温と460Cで飛行時間中性子回折を測定した。ほたる石構造であるPbFで、Fイオンの一部が最近接の体心空孔に位置を変える模型を使い、測定結果を最小=乗法で解析した。その結Fイオンの移動する割合は室温で9.3%で460Cで25.4%の値を得た。
坂本 正誠
JAERI-M 84-121, 17 Pages, 1984/07
液体四塩化炭素について原研リニャックによるパルス中性子を使って測定した飛行時間法中性子回折像を、液体四塩化炭素の分子構造模型から予想される散乱関数式と最小ニ乗法によるフィッティングによる解析を行った。結果として炭素と塩素、塩素相互の原子間距離として来々1,742A、2,816Aの値を得た。
坂本 正誠; 千原 順三; 角谷 浩享*; 関谷 全*; 後藤 頼男; 井上 和彦; 栗山 一男*; 依田 修
JAERI-M 8417, 360 Pages, 1979/09
この文献集は熱中性子散乱と、それに関連する疑縮系の動力学性質についての測定、計算、論評や基礎的研究についての文献を集めたものである。今回は第6版で1978年までに集めた3,326件の文献を含んでいる。収集文献は計算機により物質別に分類されており、熱中性子散乱断面積の評価と、物質の研究に広く役立っている。
本橋 治彦; 坂本 正誠
JAERI-M 7581, 31 Pages, 1978/03
固体及び液体による中性子回折の研究を行うために、パルス中性子源として原研リニアックを使用し、TOF型中性子分光器を設置した。ここでは装置の概要と特性について述べる。モデレータの工夫により、観測された中性子の波長範囲は0.4であり、時間分解能(t/t)=510の値を得ることに成功した。この値はNi多結晶体及びhiF単結晶の中性子回折図形から得た。
坂本 正誠; 千原 順三; 中原 康明; 角谷 浩享*; 関谷 全*; 後藤 頼男
JAERI-M 6857, 287 Pages, 1976/12
この文献集は熱中性子散乱と、それに関連する凝縮系の動力学的性質についての測定、計算、論評や基礎的研究についての文献を集めたものである。今回は第5版で1975年末までに収集した約2700件の文献を収めている。収集文献は計算機により物質別に分類されており、熱中性子散乱断面積の評価と、物性の研究に広く役立っている。
浅田 洋*; 戸谷 富之*; 本橋 治彦; 坂本 正誠; 濱口 由和
Journal of Chemical Physics, 63(9), p.4078 - 4079, 1975/09
被引用回数:15白金表面に吸着した水素のダイナミックスを中性子非弾性散乱により測定した。吸着水素の振動エネルギーは50MeVにあらわれる鋭いピークと、白金の格子振動に重なっている15MeV以下の複雑な構造を持ったピークの二種類からできている。50MeVのピークは水素が表面に平行に振動するモードによるものであると予想される。
坂本 正誠; 正木 典夫; 本橋 治彦; 土井 健治; 栗山 将; 依田 修; 田村 直幸; 小田島 晟*
JAERI-M 5933, 7 Pages, 1974/12
中性子の非弾性散乱で配向したポリオキシメチレン結晶中での水素の振動数分布の軸方向に垂直な成分Gperpと平行な成分Gparaを測定した。両者の強度比は北川、宮沢の計算と定理的に合っており、又スペクトルに出ているいくつかのピークも計算したスペクトルと大体合せることができる。
坂本 正誠; 飯泉 仁; 正木 典夫; 本橋 治彦; 皆川 宣明; 土井 健治; 栗山 将; 依田 修; 田村 直幸; 小田島 晟*
Journal of Polymer Science; Polymer Letters Edition, 11(6), p.377 - 381, 1973/06
繊維状ポリテトラフルロエチレン(PTFE)試料で、遷移軸方向にそろったC軸にそって音響波縦波のフォノンの分散関係の測定を中性子分光で行った。測定は約25Cと-80Cで行った。PTFEは19Cで相転移があるが、測定結果は転移温度の上のフォノンの振動数が、低温でのフォノンの振動数より高いことを示している。この結果は、Hannon,Boerio,KOenigの計算結果とは一致せず、彼らの仮定に反して転移温度上下で力の定数や、1部の構造上のパラメーターが変化していることを示唆するものと考えられる。
濱口 由和; 坂本 正誠; 本橋 治彦; 浅田 洋*; 小寺 琢郎*; 戸谷 富之*
JAERI-M 5266, 22 Pages, 1973/05
ニッケル微粉末表面に吸着した水素の熱運動を飛行時間法による中性子分光器で研究した。その結果から、水素原子の拡散運動は少く、金属原子との弱い結合力による16、28、32、MeV位のエネルギーで局在振動していることが明らかとなった。
坂本 正誠; 飯泉 仁; 本橋 治彦
JAERI-M 5033, 14 Pages, 1972/10
KHF、(NH)SO、ポリエチレンにより非弾性的に散乱された中性子のエネルギー分布を、JRR-3に設置した中性子回折装置に、ベリリウム・フィルターと組合せたカウンターをつけ、高い振動レベルによる散乱中性子まで測定した。測定は室温で行い、エネルギー変換量で250MeV位まで測定し、それぞれの物質の格子振動、分布振動の振動スペク卜ルに対応する散乱中性子スペクトルが求められた。
坂本 正誠; 飯泉 仁; 正木 典夫; 本橋 治彦; 皆川 宣明; 土井 健治; 栗山 将; 依田 修; 田村 直幸; 小田島 晟*
Reports on Progress in Polymer Physics in Japan, 15, p.141 - 144, 1972/00
1軸配向したポリテトラフルロエチレンの繊維状の試料を使い、中性子の干渉性非弾性散乱の測定を行い、配向した方向に沿って原子が振動する格子振動の縦波音響波分技の分散関係を測定した。
坂本 正誠; 千原 順三
JAERI-M 4666, 17 Pages, 1971/12
熱中性子散乱文献集(第3版、1971)JAERI-4043の補足版で、1971年6月から10月までに新たに集められた文献150件を分類、編集したものである。集められた文献は熱中性子散乱断面積の評価に必要なもので、断面積の測定、計算の外、固体、液体、分子の動力学に関するものも含まれている。
坂本 正誠; 土井 健治; 飯泉 仁; 正木 典夫; 本橋 治彦
Reports on Progress in Polymer Physics in Japan, 14, p.167 - 170, 1971/00
抄録なし