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平田 雄一*; 大西 明*; 奈良 寧*; 城戸 俊彦; 丸山 敏毅; 大塚 直彦*; 仁井田 浩二*; 高田 弘; 千葉 敏
Nuclear Physics A, 707(1-2), p.193 - 212, 2002/08
被引用回数:10 パーセンタイル:51.12(Physics, Nuclear)12GeV陽子が金ターゲットに入射して生成される中間質量フラグメント(IMF)生成の解析を、輸送モデル(JAM/MF)と新たに開発した非平衡パーコレーションモデルを用いて解析した。このモデルにより、IMFの質量分布だけでなく、IMFの生成が20fm/程度の短時間内に起こるとするとIMFの側方ピークが説明できることがわかった。このような短時間内では、残留核の非加熱部分はドーナツ型の形状を有し、それがその後クーロン反発により崩壊することで側方ピークとなる。
城戸 俊彦*; 丸山 敏毅; 仁井田 浩二*; 千葉 敏
Nuclear Physics A, 663-664, p.877c - 880c, 2000/01
被引用回数:28 パーセンタイル:78.91(Physics, Nuclear)無限核物質の構造を、われわれグループが開発した手法を用いて研究する。系の大局的密度と陽子含有率及び温度を入力し、系の平衡状態を作り、その核物質を特徴づける量としてのエネルギー、核子配位、クラスター分布について解析を行う。極低密度核物質中では、種々の有限原子核が存在するが、その核種個数の分布は温度依存性をもち、低温度ではFe付近の質量をもつクラスターが多く、逆に温度上昇にともなって、軽いクラスターの存在比が高くなることを定量的に確かめることができた。