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論文

Non-adiabatic transition in C$$_{2}$$H$$_{5}$$OH$$^{+}$$ on a light-dressed potential energy surface by ultrashort pump-and-probe laser pulses

矢澤 洋紀*; 塩山 正真*; 橋本 博*; 神成 文彦*; 板倉 隆二; 山内 薫*

Applied Physics B, 98(2-3), p.275 - 282, 2010/02

 被引用回数:5 パーセンタイル:28.75(Optics)

ポンプ-プローブ励起スキームを用いてエタノールイオンの光ドレストポテンシャル曲面(LDPES)上における振動波束ダイナミクスについて調べた。パルス幅や波長といったパラメターに依存して波束ダイナミクスが変化するかに着目した。波長800nmの場合、C-O解離に繋がる励起状態への非断熱遷移は、プローブ光が180fsの遅延時間の時に促進される。一方、C-C結合切断については抑制される。したがって、このタイミングでのLDPES変形は、もともとC-C切断の方向に進んでいた波束の進行方向をC-O方向へと変えたと考えられる。プローブ光の波長を400nmにすると進行方向を変えることに繋がる非断熱遷移はより効率的になるが、遅延時間については、180fsが最もよい条件であった。

論文

Controlling the dissociative ionization of ethanol with 800 and 400 nm two-color femtosecond laser pulses

矢澤 洋紀*; 塩山 正真*; 須田 慶隆*; 山中 美緒*; 神成 文彦*; 板倉 隆二; 山内 薫*

Journal of Chemical Physics, 127(12), p.124312_1 - 124312_5, 2007/09

 被引用回数:10 パーセンタイル:34.1(Chemistry, Physical)

エタノール分子の時間的に重なった2色の高強度レーザーパルスを照射し、解離性イオン化過程を調べた。C-C結合解離に対するC-O結合解離の比は、2つのパルスの遅延時間の関数として変化し、伸張された400nmのパルスとフーリエ限界近くの800nmパルスを重ねたときに、本来、マイナーなチャンネルであるC-O結合解離の収量が大きく増加することが示された。

口頭

Selective bond breaking of ethanol in intense laser fields

板倉 隆二; 山内 薫*; 矢澤 洋紀*; 塩山 正真*; 神成 文彦*

no journal, , 

近年のレーザー技術は強レーザー場を用いて化学反応の制御を可能としつつある。本研究では、パルス波形を、系統的にデザインし、それに対するエタノールの選択的化学結合の分岐比、ここでは、C-O結合切断のC-C結合切断に対する分岐比の応答を調べた。その結果、800nmの中心波長,26nmのスペクトル幅をもつレーザーパルスを用いる限り、反応分岐比を決めている要因は、レーザー場の全体的な時間幅であることが明らかになった。C-O切断を有利にするためには、1ps程度もしくはそれより長いレーザーパルスを用いることが望まれる。さらに、学習アルゴリズムを用いた最適化制御を行ったところ、C-O切断の分岐比を増やすためには、全体的な時間幅が1ピコ秒程度あれば、時間波形のなかで100fsオーダーの細かい変化があっても、分岐比には影響がないことが明らかになった。

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