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多目的高温ガス実験炉設計室
JAERI-M 84-210, 221 Pages, 1984/12
本書は、昭和59年3月に終了した最新の設計である詳細設計(II)に基づいて、多目的高温ガス実験炉の設備設計を「原子炉設置許可申請書 添付書類ハ」の形式にまとめたものである。詳細設計(II)は、原子炉熱出力50MW、原子炉出口冷却材温度950C等を基本条件とするプラント全体設計であり、安全性の妥当性も安全解析によって確認されている。本設計のプラント系統・安全計画に関しては、安全設計の方針、安全設計上の要求とその適合のための設計方針、耐震設計並びにプラント配置としてまとめる。さらに、実験炉を構成する系統・設備については、設計の方針、主要仕様、主要設備の順に記述する。
多目的高温ガス実験炉設計室
JAERI-M 84-172, 290 Pages, 1984/09
多目的高温ガス実験炉の設備設計は、44年度に開始し、これまでに試設計、予備設計、概念設計、システム総合設計、詳細設計(I)および詳細設計(II)を行っている。今後は、詳細設計(II)をベースに、高温ガス炉の固有の安全特性を積極的に活用して、実験炉の合理化システムの検討を開始するところである。ところで、最新の実験炉の設計である詳細設計(II)においては、57年6月に策定された「原子力開発利用長期計画」を受けて、実験炉の早期実現のために原子炉出力冷却材温度を950Cとしている。本書は、原子炉出口冷却材温度を1000Cとした最後の多目的高温ガス実験炉の全体設計であるシステム総合設計をベースに、詳細設計(I)までの成果を取り入れて、「原子炉設置許可申請書 添付書類ハ」の形式にまとめたものである。