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内田 正明; 大坪 直昭*
JAERI 1293, 82 Pages, 1984/11
本報告は冷却材喪失事故(LOCA)を中心とする軽水炉事故時における燃料挙動を解析するコードFRETAーBに開発に関する最終報告である。LOCA時に予想される被覆管に大きなふくれとそれによる流路閉塞の可能性を扱うため、FRETAーBにはバンドルの一部を構成する複数の燃料棒の挙動を、それらの間の相互作用を含めて同時解析する機能をもたせた。このため計算時間と記憶容量の抑制に注意を払った。、FRETAーBは燃料棒の変形とならんで、冷却材への伝熱を重点項目としている。最終バージョンだは、再冠水進行下の挙動も経験的モデルにより解析する機能を加えた。本報告は、FRETAーBの解析モデルを概説すると共に、入力マニュアルを付録として含んでいる。
鈴木 元衛; 大坪 直昭*
JAERI-M 82-111, 65 Pages, 1982/09
軽水炉の冷却材喪失事故における燃料棒のジルカロイ被覆管の局所的変形を予測するコードBALBURを開発し評価した。コードのモデルは、ふくれ変形を薄肉円筒上の節点の半径方向変位として模擬している。実測値(直接通電破裂テスト)との比較、パラメーターの値を変えた計算等を検討し、以下の結論を得た。(1)物性値の数値上のfittingにより予測値は実測値に近づくが、物理的考察に基いた修正もなお必要である。(2)円周方向温度差の、歪の非軸対称的増大におよぼす効果は非常に大きい。(3)破裂criteriaには、変形の局所的条件を含ませる必要がある。
内田 正明; 中村 仁一; 大坪 直昭*
JAERI-M 9495, 79 Pages, 1981/05
事故時の軽水炉燃料バンドル挙動解析のため、2次元コードFRETA-Bを開発した。本コードは燃料各部の温度、被覆管の酸化、プレナム・ガスの圧力と流れ、および燃料棒の変形を計算する。2次元化は横断面方向に行い、1つの燃料バンドルまたはその小部分を軸方向数ヶ所における互いに独立な横断面によって代表させる。多くのサブモデルは、燃料棒を周方向に分割するセクターを独立に扱うが、輻射伝熱のサブモデルにおいてはすべての燃料棒およびセクターを同時に扱っている。また、被覆管のバルーニングとコラプスについては燃料棒毎に2次元的な扱いをしている。本報告は計算モデルを記述するとともに、入力方法の手引を記載している。
内田 正明; 原山 泰雄; 大坪 直昭*
JAERI-M 8482, 56 Pages, 1979/10
事故時または過渡時における軽水炉燃料挙動解析プログラムFREG-3Tを開発した。このプログラムは定常運転時のギャップ熱伝達率評価プログラムFREG-3を基礎とし、これに過渡温度計算機能および事故時の解析に必要な燃料棒表面熱伝達モデル、高温物性データ等を付加したものである。このプログラムは出力、冷却材条件の入力値に従い、単一燃料棒の温度、内圧および変形分布を計算する。モデルは主として大口径破断の冷却水喪失事故の条件を念頭に置いて構成した。実用的な事故解析コードへの第一歩として、未だ計算範囲は限られているが、通常運転出力ランプ中の燃料中心温度、炉外ジルカロイ管ふくれ実権、炉内LOCA実験等について計算と実験データの比較を行い、一応満足すべき一致をみた。
早田 邦久; 和田 善之*; 大坪 直昭*
JAERI-M 7695, 30 Pages, 1978/05
LOFT協定に基づいて入手したLOFT実験データ並びに、RELAP4J、RELAP4Mod5、ALARM-P1の計算結果を、任意の組み合わせで、重複プロット、演算可能なプログラムを作成した。このプログラムを使用することにより、計算結果とデ一夕の比較、計算結果相互の比較が容易に行なえる。
原山 泰雄; 泉 文男; 藤田 操; 石橋 明弘*; 大坪 直昭*
JAERI-M 6742, 127 Pages, 1976/10
この報告書は、プログラムFREG-3のプログラム概要と使用手引である。FREG-3を使用する場合に必要な入力の書式および出力形式について説明している。FREG-3は、燃料棒内の温度分布およびそれに基づく蓄積熱量の計算を行う。この計算は、通常運転状態下の温度分布の安全性評価を行うものであるが、燃料棒の照射履歴に従って温度分布を求めることができる。プログラムに必要な物性値およびモデルは組込みあるいは入力形式のオプションになっており、これらオプションはkey wordによって切換が可能になっている。