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池田 貴儀; 大島 健志; 權田 真幸; 長屋 俊; 早川 美彩; 峯尾 幸信; 米澤 稔; 板橋 慶造
Proceedings of 15th International Conference on Grey Literature (GL-15), p.41 - 47, 2014/03
2011年3月に起きた福島第一原子力発電所事故(「3.11事故」)を受け、国,研究機関,東京電力等から、図書や論文といった文献情報、モニタリング情報や被ばく線量データといったWeb情報等、さまざまな情報が発信されている。原子力機構図書館は、これらの3.11事故に関連する情報を収集し、3.11事故参考文献情報として発信している。しかし、これらの情報の多くは、商業ルートにのらないため灰色文献となるものが多い。さらにWeb情報については、アクセスが恒久的に保存されないことや、書誌コントロールの欠如等、課題も多くある。そこで、原子力機構図書館では、3.11事故のWeb情報に関連した灰色文献の流通性向上を目的に、東京電力の「写真・動画集」のWeb情報(約4,000件)、経済産業省「報道資料」のWeb情報(3,000件)、2012年9月と2013年3月に開催された日本原子力学会の二つの会議を対象に、メタデータ作成を行った。
池田 貴儀; 大島 健志; 權田 真幸; 長屋 俊; 早川 美彩; 峯尾 幸信; 米澤 稔; 板橋 慶造
The Grey Journal; An International Journal on Grey Literature, 10(1), p.7 - 13, 2014/00
福島第一原子力発電所事故(「3.11事故」)を契機に、政府関係機関や東京電力等による報告書、プレスリリース、モニタリングデータといった、様々な情報がインターネット上から発信されている。インターネット情報は有用な情報を含んでいるにも関わらず、散逸や消失するといったアクセス面での課題を持っていることから、灰色文献の一種とされる。JAEA図書館では、政府関係機関や東京電力が発信するインターネット情報について、書誌情報を体系的に整理し、恒久的なアクセスを保証することで、情報の散逸や消失を防ぐだけではなく、灰色文献のアクセス向上にも貢献できると考えている。恒久的にインターネット情報を保存する仕組みとして国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)との連携、情報を整理し発信する仕組みとして、標準化したメタデータの目録規則及び主題分類の検討及びDSpaceを活用した3.11事故アーカイブシステムの開発を行った。現在、36,000件のインターネット情報について、メタデータの作成が完了した。今後は、関連機関との連携強化を図るとともに、3.11事故アーカイブに搭載するメタデータの拡大を図っていくことが必要である。
大島 健志
Isotope News, (660), p.18 - 19, 2009/04
国際原子力機関(IAEA)は、世界各国の原子力関連文献情報を収録するデータベースである国際原子力情報システム(INIS:International Nuclear Information System,イニス)のオープンアクセス・パイロットプロジェクトを2008年10月から開始した。日本も2008年12月から、本プロジェクトへの参加が認められ、日本国内からはユーザー登録を行うことにより、無料でインターネット版INISデータベースを利用できるようになった。本稿では、INISデータベースとパイロットプロジェクトの概要について紹介している。
石川 正; 羽原 正; 大島 健志
情報の科学と技術, 54(3), p.126 - 132, 2004/03
日本原子力研究所図書館は、図書館ホームページから冊子体で所蔵している外国雑誌のうち300誌を電子ジャーナルとしても提供し3年が経過した。この間、冊子体の貸出及び文献複写による利用は減少する一方、電子ジャーナルの利用は大幅に増加した。主要な電子ジャーナル3誌の利用動向の変化を貸出件数,文献複写件数,アクセス回数,ダウンロード件数などに基づいて分析した結果を報告する。また、出版社が提供する電子ジャーナルの利用データの重要性,不正ダウンロードへの対応,冊子体の電子化による図書館業務への影響などの外国雑誌提供にかかわる課題についても報告する。
大島 健志; 長屋 俊; 米澤 稔; 深澤 剛靖
no journal, ,
日本原子力研究開発機構では、原子力関連会議口頭発表情報の英文索引データベースであるNSIJ-OP(Nuclear Science Information of Japan - Oral Presentation)を作成している。これは原子力関連の各学協会の協力のもとに、それぞれの年会,大会,研究発表会などにおける口頭発表情報を収録したものであり、日本の原子力分野において、現在どこの機関で、誰が、どのような研究開発活動を行っているかという最新の研究課題情報を、おもに国外に迅速に報知することを目的としている。本報告では、NSIJ-OPの概要,これまでの経緯及びデータ作成作業における問題点とその対応等について述べるとともに、2007年1月から公開を開始したWeb版NSIJ-OPについても紹介する。
大島 健志; 長屋 俊; 米澤 稔
no journal, ,
日本原子力学会「2005年春の年会」で行われた口頭発表を対象に、発表後の文献としての刊行状況を明らかにするため、アンケートによる追跡調査を行い、過去2回(1969年及び1987年)の調査結果との比較を行った。口頭発表が文献として刊行されていた割合は67.3%(69年)68.2%(87年)54.5%(08年)と減少し、現在投稿中あるいは今後投稿予定のものは7.0%10.2%19.6%と増加していた。一方で、文献として刊行されず、今後もその予定がない口頭発表の割合は23.2%19.3%19.6%とほとんど変化はなかった。過去2回の調査結果に比べ、発表から3年以上が経過しても文献として刊行されていない口頭発表の割合が増加しているが、これは投稿中・投稿予定のものが増加したためであり、潜在的に文献として刊行される口頭発表の割合は、前回の調査時点から大きく変化していないと考えられる。一方で、口頭発表後にその内容が文献として刊行されるまでに、以前より多くの時間がかかるようになっていることがわかった。