検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 9 件中 1件目~9件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

報告書

「常陽」運転管理支援システムの更新

大川 敏克; 会田 剛; 村上 隆典; 伊東 秀明; 青木 裕; 大戸 敏弘

JNC TN9410 2004-006, 36 Pages, 2004/03

JNC-TN9410-2004-006.pdf:1.2MB

高速実験炉「常陽」では、プラントの安定かつ安全な運転と将来のFBRプラントの運転信頼性の向上に寄与することを目的として、プラント全体の運転管理業務を支援する運転管理支援システム(JOYOPlant Operation Management Expert Tool:以下JOYPET) を開発している。旧システムは昭和63年より設計・製作を開始し、平成3年から平成14年度まで運用されていたが、ハードウェアの代替機種及び交換部品の入手が困難になったことから、平成14年度に新システムの設計・製作を行い平成15年度より運用を開始した。新システムの旧システムとの違いは、ホスト計算機と端末計算機のみの運用・処理から、所内LAN(ローカルエリアネットワーク)を利用したweb方式とし、各担当者から原子炉の運転管理に必要な書類の一元管理を可能とし、各部署の担当者が直接作成・閲覧できるようにしたところである。本報告書では、本新システムの設計・製作を行い、システムの内容及びその運用実績について報告するものである。

論文

高速実験炉「常陽」の高度化計画(MK-III計画)と今後の展望 4.運転技術の高度化 5.1総合機能試験

伊東 秀明; 則次 明広; 鈴木 寿章; 山崎 学; 大川 敏克

サイクル機構技報, (21), p.77 - 97, 2004/00

高速実験炉「常陽」の高度化計画(MK-III計画)に向けて実施してきた、各種運転技術の高度化について述べるとともに、MK-III総合機能試験結果について報告する。

報告書

格納容器雰囲気調整系のフロン対策(その1)

井上 設生; 長井 秋則; 坂井 茂; 今井 勝友; 大川 敏克

PNC TN9440 96-009, 102 Pages, 1996/04

PNC-TN9440-96-009.pdf:3.18MB

高速実験炉「常陽」格納容器雰囲気調整系のフレオン冷媒設備は、CFC-11を冷媒に用いた180$$^{circ}C$$冷凍トンの容量を有する2台のフレオン冷凍機にて格納容器床下で発生した除去している。しかし使用冷媒CFC-11オゾン層を破壊する性質を持っていることから、第4回モントリオール議定書締約国会会(平成4年11月)の採択事項により特定フロンに指定され、1995年に生産中止となった。このため、代替フロンを用いた冷凍機への移行が必要となり系統に適合する代替フロンの選定及び改造方策を検討した。以下に主な検討結果を示す。1代替冷媒として、現冷凍機の能力確保、経済性、成立性を考慮した結果、HFC-134Aが最も適していると判断した。2改造方策については、冷凍機・冷媒ポンプ構造、空調機他の付属設備改造範囲、耐震性等を中心に今後実施していく必要がある。

口頭

「常陽」廃液固化設備JWTFの運転保守経験

吉原 静也; 大川 敏克; 井上 設生

no journal, , 

高速実験炉「常陽」廃棄物処理建家(JWTF)は、「常陽」等で発生した放射性廃液を受け入れ、最終処理を行う廃棄物管理施設への移送基準を満たすよう、廃液の放射性物質濃度の低減を図る施設として、平成7年2月にホットインした。JWTFでは、これまで大きなトラブルもなく、順調な運転を続けてきたが、近年廃液固化処理設備において不具合が発生しており、これらの状況と対応を、併せて蒸発濃縮処理及び固化処理の運転実績をまとめたものである。

口頭

H23.3.11東北太平洋沖地震における「常陽」プラント対応

軽部 浩二; 会田 剛; 大川 敏克

no journal, , 

施設定期検査中の高速実験炉「常陽」は、東北太平洋沖地震により受電所が被災し、外部電源喪失が発生した。直ちに非常用ディーゼル発電機(以下D/G)が2台自動起動し、非常系電源が給電された。受電所が仮復旧するまでの8日間はD/Gによる給電を継続し、この間D/Gの燃料と冷却水確保の緊急措置を行い、過去に例のない長期的な負荷連続運転を経験した。本件は「常陽」のプラント状態変化やD/G運転継続のための燃料,冷却水確保等の対応について報告する。地震発生後、1次系2次系の主要な機器は、正常に機能したことから、プラントを安定した状態に維持することができた。D/Gの燃料は、負荷抑制による燃料消費量の削減を図るとともに、商社,関連施設,地元業者の協力によりD/Gの長期運転を賄える燃料を確保することができた。また冷却水については自衛消防隊の協力により、防火水槽等の貯留水を利用することで必要な量を確保することができた。これら一連のプラント対応経験から、巨大地震発生と長期停電時に対する今後の課題を抽出することができた。

口頭

ナトリウム冷却型高速炉の原子炉容器内観察・補修技術の開発,9-2; 旧炉心上部機構ジャッキアップ試験

鈴木 信弘; 伊藤 裕道; 佐々木 純; 大川 敏克; 川原 啓孝; 小林 哲彦; 坂尾 龍太*; 村田 長太郎*; 田中 淳也*; 松坂 康智*; et al.

no journal, , 

高速実験炉「常陽」における炉心上部機構(UCS)の交換作業は、世界的にも例の少ない大型炉内構造物の補修作業である。UCSは、交換することを前提に設計されたものではなく、これまでに交換した実績も有していない。そのため、旧UCS引抜に際しては、(1)旧UCSと案内スリーブのギャップに存在する蒸着ナトリウムのせん断により生じる抵抗、(2)旧UCSと案内スリーブの干渉・接触により生じる抵抗により、機器の変形等が生じるリスクが懸念された。「常陽」では、UCS交換作業を確実に推進するため、その開始に先立って、精密な荷重管理・水平度管理を行うために開発したジャッキアップ治具を用いた旧UCSジャッキアップ試験を実施し、旧UCS引抜に係るデータを取得することで、これらのリスクを排除し、UCS交換作業を確実に推進できる見込みを得た。

口頭

「常陽」における燃料交換機能の復旧作業状況,3-2; 炉心上部機構の交換

宇敷 洋; 伊藤 裕道; 奥田 英二; 鈴木 信弘; 佐々木 純; 大田 克; 川原 啓孝; 高松 操; 長井 秋則; 大川 敏克

no journal, , 

高速実験炉「常陽」では、平成19年に「計測線付実験装置との干渉による回転プラグ燃料交換機能の一部阻害」が発生し、原子炉容器内において、(1)計測線付実験装置(以下、MARICO-2(MAterial testing RIg with temperature COntrol 2nd))試料部が炉内ラック内の移送用ポットから突出した状態で変形していること、(2)MARICO-2試料部と炉心上部機構(以下、UCS(Upper Core Structure))の接触により、UCS下面に設置されている整流板等が変形していることが確認された。当該燃料交換機能復旧作業の一環として、「常陽」では、平成26年5月よりUCS交換作業を開始し、同年12月に終了した。高放射線・高温環境のSFRにおける原子炉容器内補修(観察を含む)には、軽水炉にはない技術開発が必要であり、その技術レベルを高め、供用期間中の運転・保守に反映することはSFRの信頼性の向上に寄与することができる。SFRにおけるUCSの交換実績は世界でも数少なく、30年以上使用した原子炉容器内の大型構造物の交換作業の完遂により蓄積された経験・知見は、「常陽」のみならず、SFRにおける原子炉容器内観察・補修技術開発に大きく資するものと期待される。

口頭

高速実験炉「常陽」における原子炉容器内補修技術の開発と実践;「常陽」の燃料交換機能の復旧に関する全体概要

芦田 貴志; 高松 操; 伊東 秀明; 大川 敏克; 吉原 静也

no journal, , 

高速実験炉「常陽」では、2007年に原子炉容器内で計測線付実験装置(MARICO-2)の試料部切り離し不良を検知できないまま回転プラグを運転したため、同試料部が燃料貯蔵ラック内で突き出た状態で折れ曲がるとともに炉心上部機構(UCS)の下部が損傷するトラブルが発生し、燃料交換機能が一部阻害された状態となった。「常陽」の燃料交換機能を復旧するためには、損傷したUCSの交換及び変形したMARICO-2試料部の回収が必要であり、2014年度にこれらの作業を行い、燃料交換機能の復旧を行っている。本件は、「常陽」燃料交換機能の復旧の全体概要を示すものであり、復旧のために開発したナトリウム冷却型高速炉特有の環境(高温、高放射線及びカバーガスバウンダリの維持)下での炉内補修技術に関して報告する。

口頭

配管熱変位測定装置及び1次主循環ポンプ現象記録装置等による早期異常検知

會澤 健二; 井関 淳; 大川 敏克; 会田 剛; 鎌田 英久

no journal, , 

高速実験炉「常陽」のプラントを安全・安定に運転していくには、設備・機器の異常を早期に検知して対応することが重要である。「常陽」のプラント異常を検知する装置として、1次主循環ポンプ現象記録装置、配管熱変位測定装置、可搬式簡易赤外線サーモグラフィなどがある。本件は、プラントの異常を早期検知する装置について報告する。1次主循環ポンプ現象記録装置においては、1次主循環ポンプの制御状態及び運転状態の挙動が詳細に把握でき、異常時の原因究明が容易にできるようになった。配管熱変位測定装置においては、測定データから配管支持装置に固着がなく、各部の熱変位が許容値内であることから、構造物(配管)が健全であることが確認できている。可搬式簡易赤外線サーモグラフィにおいては、火災現場やナトリウム漏洩時の室内に煙が充満した環境下における現場監視に有効であることが分かった。「常陽」は現在、長期停止状態にあるが、これらの装置により、原子炉運転時はもちろん、原子炉停止時もプラントの早期異常検知を可能としている。

9 件中 1件目~9件目を表示
  • 1