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鹿倉 栄*; 中江 延男*; 古田土 和雄; 大木 慎一*
PNC TN8410 88-024, 109 Pages, 1988/04
(目的) JRR-2炉を用いてLWR用混合酸化物燃料を照射し,本解析において熱的ふるまいとして中心溶融,燃料組織変化や焼きしまり挙動を評価し,解析コードの信頼性を確認する。 (方法) 照射試験データを入力として,燃料挙動解析コードCEDAR-2Thermal(準定常計算)を使用し,燃料組織変化,燃料温度分布,燃焼度を計算し,照射後試験結果と比較評価する。 (結果) 燃料挙動解析コードによる計算結果は,燃料中心温度が25672698であり,燃料中心溶融をおこしていないことは一致している。 燃料組織変化は,照射後試験結果と解析結果と比較すると中心空孔径が最大で約4倍照射後試験結果が大きい。柱状晶・等軸晶領域では計算結果が約60%の範囲で大きい。 焼きしまりについては,6つのモデルを本試験に適用し評価した。 (結論) 中心温度は,実験結果と解析結果ともに溶融温度以下で一致したが,組織変化は,柱状晶・等軸晶領域評価で約60%の範囲で計算結果が大きくなった。また焼きしまりについては,今回の実験にて,ベストフィットモデルを見い出すことは難しいと考えられる。