検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

高温超伝導発見20周年記念シンポジウムに出席しての印象記

新井 正敏; 安藤 陽一*; 大柳 宏之*; 上村 洸*; 高重 正明*; 前野 悦輝*

固体物理, 41(8), p.529 - 539, 2006/08

高温超伝導発見20周年記念シンポジウムにおいてなされた有益な議論の成果を我が国の高温超伝導研究者や高温超伝導に強い関心を持っている一般の研究者や大学院生に伝えるために会議報告として「固体物理」で紹介する。私がこの会議で最も注目したのはCornell大学のDavis博士による非弾性STMによる51meVのフォノンと電子との相互作用を直接観測したことである。これはそのほかの観測事実をより明瞭な形で示したものであり、非常に驚くべき結果である。酸化物高温超伝導物質が発見されてから20年間に実験技術の飛躍的向上がなされてきた。超難問である酸化物高温超伝導機構解明までにあと数歩まで近づいたといってよい。

論文

Extended X-ray absorption fine structure study on liquid selenium under pressure

片山 芳則*; 辻 和彦*; 大柳 宏之*; 下村 理*

Journal of Non-Crystalline Solids, 232-234(Part2), p.93 - 98, 1998/00

結晶及び液体セレンのK端のX線吸収を、高エネルギー物理学研究所・放射光実験施設のBL13C実験ステーションに設置したマルチアンビル型プレスを用いて、1023K、7.4GPaまでの高温高圧下で測定した。特に液体セレンのEXAFSスペクトルを4.4、5.8、7.4GPaで測定することに成功した。常圧ではセレンのEXAFS振動は融解に際してほとんど変化しないが、高圧下では振動が顕著に減少することが見いだされた。これは液体セレンの構造が圧力とともに大きく変化することを意味している。セレン原子が2配位結合をしており、結合に長短2種類があると仮定して解析を行ったところ、(1)短い結合の長さは結晶の結合長より短い、(2)長い結合の距離の分布は短いものより大きい、(3)短い結合の割合は圧力とともに減少する、などの結果が得られた。これらの結果を結晶構造の圧力変化と関連づけて議論する。

2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1